こんにちは!武田塾戸塚校 校舎長の近藤です。
いやー多いですね!文系で化学が苦手な子!
というか、文系生の99.8%は化学が苦手では!?
と思えるくらいの化学苦手率!!!
しかし、国公立志望の場合、理科科目をどうするかは重要な課題になります。
今日は、ぶっちゃけた話まで含めて、
「化学基礎が苦手!!でも文系で国立目指したい!」
という人向けの記事を書いていきます。
武田塾には戸塚区、港南区、泉区、南区、栄区をはじめ横浜市周辺の地域から沢山の受験生が通塾しています。
東京大学・筑波大学・横浜国立大学・千葉大学・首都大学東京・埼玉大学
東京工業大学・一橋大学・東京外国語大学・お茶の水女子大学・横浜市立大学・東京農工大学・東京学芸大学・電気通信大学・東京海洋大学などの国公立大学をはじめ、
早稲田大学・慶應義塾大学・東京理科大学・上智大学といった難関私立大学や、MARCH(明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)に逆転合格したい受験生を応援する大学受験逆転合格専門塾です。
①いきなり「ぶっちゃけ」から!苦手ならやらなきゃいーじゃん!!
今日はいきなり今回のオチです。
もうね、化学が苦手な文系生をたくさん見てきて、私は言いたい!
やらなきゃいーじゃん!!!!
文系の国立志望生って、数学も苦手であることがほとんど。
私自身が理転したときもそうでしたが、まず数学を仕上げるだけで1年かかります。
その合間合間に化学をやって……という勉強は文系生にはムリ!とくに現役生はムリ!!!
でも化学って、体系的な理解がすごく重要な科目。
ある程度早めのスパンで一周させて用語暗記→用語を見直しながら計算演習→実践演習……
というスパンをだいたい2~3か月くらいで回せると、化学基礎は成績が伸ばせるイメージです。
でも、化学基礎の範囲をこの短期間で1周+計算演習までできる文系生は、あまりいません。
だったら、やめちゃいましょう!!
本当に嫌いな相手とは、向き合わなくてもなんとかなる!
これは大人になってからも通じる処世術ですからね!!( *´艸`)
②化学基礎を「切る」ならオススメ科目はコレ!!
圧倒的に地学基礎です。
化学基礎に悩むすべての受験生に言いたい。
地学基礎に科目変更しなさい。
超簡単です。こちらの動画をご覧ください↓
独学で2か月で仕上げれる科目なんて、受験科目は多くあれど、地学基礎と漢文しかありません。
まだ「ちょっと不安だな~~」と思うアナタ!
書店に行って「きめる!センター地学基礎」と「地学基礎の必修整理ノート」を開いてみてください。
「これならいけるかもわからん」という考えにきっと変わります。
少なくとも「化学よりはいけるわ」と思えるはず!!!
そんなわけで、文系の理科基礎科目は地学がどう考えても最強!!
地学への科目変更は今からでもぜんぜん間に合います。
また、まだ時間のある高2生で、生物に苦手意識がないのならば、基礎2科目をやめて生物1科目に絞るのもアリ。
化学は基礎知識+計算なのに対し、生物は基礎知識+問題文の読解で解く問題が多く、文系寄りだからです。
「化学とは絶対に仲良くなれない……」と悩むくらいなら。
科目、変えちゃいましょう!!
③それでも化学で点数を取りたいなら
ここからは「それでも科目変更は怖い」「なんだかんだ化学でずっとやってきたから…」という人向け。
それでも化学の点数を伸ばしたいなら、以下3冊がオススメ。
どれも武田塾標準ルート、もしくは標準ルートの代わりに使うテキストです。
①化学基礎の必修整理ノート
化学は体系的な理解が必要と前述しましたが、文系の化学は用語暗記から入るのが圧倒的にオススメ!!
まずは「定期テスト対策」は飛ばして用語の穴埋めを徹底的に!!
1周目は1か月で終了しましょう。
2周目で確認しつつ「定期テスト対策」をじっくり解きます。
②鎌田の理論化学の講義
化学の専門(「化学基礎」でなく「化学」)まで解説されているテキストなので「やりすぎ」と思うかもですが…
(あくまで該当範囲を参照するに留めましょう)
このテキストのいいところは、覚えなくてはいけない化学のエッセンスが簡潔に説明されていること!
特に、化学基礎でほとんどの生徒がサッパリワカラン!となる酸化還元反応式の作り方の説明はこの参考書の説明がベストです。
理解のための参考書としては「宇宙一わかりやすい」シリーズもオススメですが、こちらを使わないといけないくらい苦手なら地学にしたら?
というのが今回の記事のテーマなので、省きます。
③化学計算の考え方・解き方
化学基礎パートのみを使用します。
文系生の化学基礎戦略は、基礎の用語暗記(酸化還元と電池の反応式を覚えることを含む)とモル計算ができれば終了。
これだけの材料+問題演習で、35/50点くらいを狙いに行くのがコスパ的にもやりやすい戦略となります。
(繰り返しますが、これ以上の点数を取りに行くなら、科目を変えるべきです)
この計算部分をフォローしてくれるのがこのテキスト!
同じく武田塾推奨の「ゼロから始める化学計算」に比べると問題量は少ないですが、1問1問に解説がついています。
必修整理ノートの2周目以降や問題演習での覚え忘れをフォローしつつ、計算練習ができるのがこのテキストの特徴。
戸塚校の生徒でも、理系生で授業で化学をやっている場合、化学基礎はこの1冊で済ませてしまった子もいます。
それなりに難易度があり、解説が厚いので、用語→本番形式の間を埋める計算素材としてオススメです。
優先順位を考えよう!
みなさんはこれまで学校で、「理想的な受験生の姿」を教え込まれてきたことと思います。
しかし、受験、特に国公立受験は、取るべきところで確実に点を取り、取れないところは適度に捨てないと間に合いません。
国公立生にとって大切なのは、まず私立でも使う二次3科目!
次いで最も穴になりやすい数学と、社会第2科目。
理科の優先度はどうしても最後に回されがちです。
科目変更を「逃げ」だととらえず、残りの時間から逆算して、合格のために必要なことは大胆に選択していきましょう。
※学校の先生は独学への科目変更に100%反対します!!
こういう「裏ワザ」の相談は、受験専門の学習塾へ!
そんなわけで、今日のテーマは「文系選択者の化学学習法(学習しないことも含む!)」でした。
戸塚校にもつい最近、地学選択者が入塾してくれました。
残り時間でど~~~~してもなんとかしたい!という方は、ぜひご相談ください。
困ったら「受験相談」へ!
武田塾では個別管理特訓を基本に、それぞれの生徒さんに合った学習管理をしています。
武田塾の受験相談では、受験に関するあらゆる相談を受け付けています。
受験はやった分だけ成果が出るけど、「決められたとおりにやる」ことがすごく難しいものでもあります。
「私は勉強できないから……」
と、あきらめてしまう前に!
一度相談してみてください!
あなたにとって必要な学習が何なのか、一緒に考えていきましょう!
受験のことはもちろん、まだ受験学年でない生徒さんの今後の学習計画・受験校のこと、「●年生になったら成績が落ちた……」など、
どんなお話でも構いません!まずは気軽にご相談ください!
(ご来訪の際は、あらかじめお電話くださるとスムーズです)
MAIL:totsuka@takeda.tv
そんなわけで、今日の記事はここまでです!
ここまで読んでくれてありがとうございました!また来てください