こんにちは、武田塾取手校です。
今回は、文理選択についてです。
高校1年生時点で何気なく雰囲気で文理選択して、後々後悔する生徒が例年多数存在します。
人生を左右してしまう本当に大事な決断の時でもあるため、正しく考える基準をアドバイスします!!
高田先生の失敗談
高田先生は武田塾に通いながら現役で京大経済学部に合格しましたが、中学生の頃の将来の夢は天文学者であったため、高校入学の段階では理系コースに進学しました。
クラスに一人頭の良い友達がいて、ある朝学校に行くと『Newton』を読んでいたそうで、その友達が高田先生に「高田は天文学者になりたいって言っていたよな、今月の『Newton』読んだ?天体特集だぞ」と言ってきたそうです。
それを聞いた負けず嫌いの高田先生は、その友達の意識の高さにこいつには勝てないと思い理系を諦めたそうです。そこで改めて自分が将来何になりたいか、武田塾の塾長に相談したり、色々と考えた結果、tv関連や広告代理店の将来像を描き、第一志望を文系の京都大学経済学部に決めました。
考える時のコツですが、将来のことを真剣に考えて1番ワクワクする仕事を選ぶのが良いです。
友達が沢山いるから理系にしようとか、数学が苦手だから文系に行こうといった選び方はやめるべきです。
自分の将来は友達に頼れることではありませんし、現状がどうであれ正しい勉強法を続けていれば成績は上がるため、自分が心からやりたい事がある方を選ぶべきです。
そして真剣に考えるには、徹底的にその夢について調べ上げる必要があります。
納得できるまで調べ上げるには十分な時間が必要ですから、進路選択締め切りの少なくとも1ヵ月前には動き出した方が良いです。
理系→文系就職〇/文系→理系就職△
真剣に考えているけどなかなか将来の進路が決まらないという方も大勢いると思います。
一般的には、将来できる職業の幅が広いのは理系と言われています。
理系から文系職に就くことはできても、文系から理系職に就くことは難しいです。
例えば商社やコンサルなど文系の花形と思われていた職業ですが、今は実際には理系卒しかも理系の院卒の採用者の方が多いです。
理由としては、一つは社会的に理数能力の必要性が高まっていることが挙げられます。
もう一つの理由として、理系は文系よりも割としっかり研究活動をしないと卒業できない大学の仕組みにあります。文系の多くが研究活動が始まる4年生になる前の、3年生の春には就職を済ませてしまっています。
逆に理系は現状半数以上が院進学を前提にしているため、
研究活動を通して現状の課題を見つける→自分で研究テーマを定める→いろいろなアプローチで取り組む→結果を受けて改良を加えていく
というサイクルで成果を出す訓練を就職が決まる修士1年生の春までの2年間びっちりと詰めます。
文系に進んだ方が2ランク上の大学に進める⁈
理系の方が就職の幅が広いという利点がある一方、現行の入試制度では大学受験の負担は文系と理系で大きく違っていて、理系に進むには覚悟が必要になってきます。
旧帝大レベルの2次試験でも文系なら3科目で済むところも多くありますが、理系はほとんどが4科目です。
また数学は数Ⅲまであり、理科2科目も相当難易度が高いです。
そのため、文系にすれば理系よりも偏差値が大学に進める可能性が上がるとも言われています。
まとめ
なんとなくクラスの雰囲気的に理系ではなく、文理選択は将来を考えて慎重に選びましょう。
また、間違えたと思っても文転、理転のチャンスはいくらでもあります。
文理選択や進路などでも心配なことがあれば、ぜひ武田塾取手校まで気軽にご相談ください。
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