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【理系志望の受験生必見!】理系大学の国立・私立って何が違うの?

みなさんこんにちは!武田塾取手校です。

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新しい年度が始まり、受験生になった新高校3年生は本格的に自分の志望校をどこにするか考え始める時期になってきたと思います。

しかし、今は大学といっても様々なところがあって、志望大学をどこにするか決めるにしてもいろいろな判断軸があると思います。

そこで今回は理系志望の受験生に向けて、理系の大学の国立と私立の違いを紹介したいと思います!

 

理系の大学を選ぶときに注目すべき軸は主に3つあります。

1つ目は学費、2つ目は研究設備の充実度、3つ目は就職・大学院進学率です。

学費 

学費は、親に出してもらうにしても自分で出すにしても、安く済むに越したことはありません。

特に、理系の場合は実験をしたり専門的な授業を多く行う関係上、文系の学部に比べて学費が高くなります。

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大学は最低でも4年間通いますので、4年間の間にコロナ渦やそのほかの影響で家庭の財政事情が悪化する可能性は十分にあり得ます。

そのときに大学に行き続けられるかどうかはほとんどの場合、学費の高さが関係します。

そこで、以下に主な理系学部がある大学の年間の学費を見てみると、私立大学は国立大学のおよそ3倍の学費がかかることが分かります。

奨学金を借りて大学に行こうと思っている人などは、なるべく国立大学にいったほうが良いことがわかるでしょう。国立大学なら4年間の合計でも私立大学の一年よりすこし多いくらいで済みます。

東京工業大学 入学金28.2万 授業料63.54万

筑波大学 入学金28.2万 授業料53.58万

千葉大学 入学金28.2万 授業料64.29万

早稲田大学 創造理工 入学金20万 合計174万

東京理科大学 理工学部 入学金30万 授業料103万 施設利用費33万 合計166万

芝浦工業大学 入学28万 合計179万 

研究設備

理系で大学に行く場合、必ず4年生で研究室に配属されて何か研究をし、卒業論文を書いて卒業することになりますが、その研究室でしっかりやりたいことが出来るのかは、その研究室がどれだけお金を持っているかに大きく影響を受けます!

研究室での一年間は自らの理系としての専門性や実験・シミュレーションのスキルを身につけるうえでとてつもなく重要な時間ですが、研究設備が充実していないと十分なスキルを身に着けられず、就職などにおいても大きな影響がでる可能性があります!

したがって、大学を選ぶときは研究設備が充実しているかどうかも大きな判断材料になります!

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この研究設備の充実度を測る上で一つの指標になるのが科研費”です。

政府が毎年全国の研究者から公募を募る形で、研究資金の援助を行っており、その援助金が科研費です。

研究室の研究費の大部分が科研費によって賄われているため、科研費を多くもらっている大学にいけば、良い環境で研究が出来る確率が上がります!

以下に2020年度の大学の科研費ランキングトップ20に入っている一部大学を示します。

トップ20はほとんどが国立大学ですが、早慶や理科大もランクインしています。

ランキングから分かる通り、私立大学ならば早慶理などの難関私立にいけば十分な研究設備があると言えますし、国立大学なら旧帝大学でなくても多くの大学で十分な科研費が得られてると言えると思います。

オープンキャンパスなどが対面で再開した場合は、実際に研究室を見学できることが多いと思うので、実際に研究室に行ってどんな設備があるのかを見に行くのが一番ですが、今回紹介した科研費の視点から大学を見るのもオススメです。

2020年度科研費ランキングtop20

東大225億

筑波41億

千葉24億

慶應36億

早稲田29億

理科大11億

就職・大学院進学

最後に、大学を卒業したあとの進路の違いについてです。

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理系の場合は、文系に比べて大学院進学を選択肢に入れる人の割合が多くなりますが、就職か院進学かの大学内での割合が国立と私立では少し異なります。

学費の影響もありますが、国立大学の場合は比較的院に進学する割合が私立に比べて高くなります。

そのため、院進学をするつもりで大学にはいったときに国立の方が同じ進路をとる人が多く、院進学に関する情報を集めやすくなります。

大学受験と異なり、大学院に関する情報はなかなか集めづらいため、院進学を考える場合は国立の方がハードルが低くなります。

また、私立大学でも内部進学で院進学ができる大学は院進学をする人が多くなるので、内部進学の有無を調べると良いでしょう。

一方で、学部卒で就職しようと考えている場合は特に国立と私立で大きな違いはないです。

理系の場合は就職の場合も学校推薦があると聞くことがあると思いますが、近年では機械・電気電子系を除く学科ではだんだんと学校推薦の割合が減っていて、自力で就職するのが基本になってきています。

そのため、院進学を希望する場合は少し考えて大学を選ぶといいでしょう。

ここまで3つの軸で理系大学の国立と私立の違いについて述べましたが、この軸以外にもみなさんそれぞれにとって大切な大学選びの軸があると思います。

自分が尊敬する教授がいるところが言いであるとか、興味のある研究をしている研究室がある大学であるなどが一つの例です。

自分にとって納得のいく大学を今のうちにしっかり調べて、充実した大学生活を送れるようにしてみてください!

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