みなさんこんにちは!武田塾取手校です。
今回のテーマは「予備校の落とし穴8選!」です。
春は塾・予備校探しの時期だと思います。
浪人して予備校に通おうとしている人に気を付けるべき落とし穴が8個あるので、参考にして欲しいと思います。
授業を教わるだけでは成績は伸びない
1つ目は「授業を教わるだけでは成績は伸びない」です。
「わかる・やってみる・できる」の3段階が学習にはあります。
予備校で授業を受けることは「わかる」という最初の段階のみです。
これで全部の問題が解けることにはなりません。
「わかる」だけでは不十分なので復習をし、できるようにしていってください。
予備校の授業を受けてその場にいれば「予備校に通った」と定義できるかもしれませんが「成績が伸びる」ということとそれは必ずしも一致しないので注意しましょう!
大事なのは自学自習です。
高校の授業の復習が出来ているなら今の時点での成績はもっといいはずです。
勉強法、復習法を極めるところからスタートしていきましょう!
全て同時並行で進む
2つ目は予備校のカリキュラムは「全て同時並行で進む」です。
例えば英語の場合、月曜の2限に文法の、木曜日の3限に長文読解の授業がある・・・など英文法、長文、英作文、リスニング、共通テスト対策などいろんな授業が同時並行で少しずつ進んでいくのが予備校のカリキュラムです。
ここで気を付けたいのは、習っていない範囲の文法が長文に出てきて非効率になりがち、という面があることです。勉強の順番に問題があるので、学校や予備校の授業だと武田塾がオススメしている勉強法と異なります。
英語の場合は単語→文法→解釈→長文 の順番が最適です。
予備校に通う場合は非効率な部分があることを把握しておいてください。
コースによって限界が決まっている
3つ目は「コースによって限界が決まっている」です。
予備校に申し込むと「○○大学コース」というものに入ります。
その大学を目指す人が全員入って大丈夫かというとそうではありません。
例えば「早慶コース」では春からMARCH・早慶レベルの長文を扱います。
そのレベルについていける人は問題ありません。
しかしついていけない人にそのコースは合いません。
予備校に行くとテキストをコース別にもらいますが、コースによって中身が全く異なります。
基礎的な内容を前半やり、その後急に難関大対策のテキストにジャンプアップすることは困難です。
早慶コースであったら春に偏差値が60だった人が1年間かけて偏差値70を目指すカリキュラムで、偏差値40の人はついていくことが難しいです。
そのような人がついていけるコースは日東駒専コース(偏差値50を目指すコース)です。
しかしこのコースでは早慶志望なら受かりません。
予備校のカリキュラムは1年間に習うことが決まっているので、それでは受からない人の場合は参考書で自学自習をして足りない偏差値分を埋める必要があります。
授業のペースが遅い
4つ目は「授業のペースが遅い」です。
英文法に半年かけるカリキュラムがありますが、授業で1つ1つ丁寧に解説をしているため必要以上に時間がかかってしまっている側面があります。
例えば「大岩のいちばんはじめの英文法」は2週間で、「NextStage」は3週間~1ヶ月で終わらせることができます。また世界史や日本史の通史でも1年間かけていますが、それも参考書で読めば約1ヵ月で終わります。
予備校のペースは遅いのを分かったうえで放課後に参考書を使って独学して欲しいと思います。
自習時間が限られる
5つ目は「自習時間が限られる」です。
予備校の授業時間は朝8時~夕方です。
夕方17時から自習をスタートするなら眠る22時までの約5時間しか予備校生は自習時間が取れません。
予備校に通うと自習時間が短くなり、その時間で授業の予習復習をする必要があります。
そのため自分の必要な参考書に取れる時間が少なくなるで注意してください。
授業を受けている時間は準備段階であり、「成績の伸び」は復習や自学自習をしている時間に表れてきます。
準備に時間を費やし成績を上げる時間を減らすと本末転倒です。
予備校で習うことは高校の2週目
6つ目は「予備校で習うことは高校の2週目」です。
これは一部の人に限られますが、予備校で改めて高校の内容の復習に相当する授業を受ける必要があるか検討すべきです。
8割分かっていて2割のために授業を受けるぐらいなら、自分で参考書をやった方が時間的にも金銭面でも良いです。
不合格の原因はほとんどが暗記不足・基礎力不足
7つ目は「不合格の原因はほとんどが暗記不足・基礎力不足」です。
これは自学自習が出来ていない証拠で、そんな人が予備校に行っても分かった気になって身につかないまま無駄に1年を終えてしまいます。
テキストは板書を写さないと完成しない
8つ目は「テキストは板書を写さないと完成しない」です。
解答解説が揃っていて誤字脱字もない参考書で勉強するほうが効率が良いでしょう。
受かるために必要なことは、自己管理を徹底していかに自学自習の時間を確保できるかです。
予備校に通うことで満足せず、今回上げた10点を踏まえて、今の自分に何が必要かを判断して効率よく勉強していきましょう。
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