こんにちは!講師の富永です!
今回は英検の勉強法をご紹介します!
最近は四技能入試が一般的になり、ますます英語の外部試験の重要度が増してきています。
そこで、今回は英検に特化し、単語、読解、英作文、リスニングの4点から、勉強法をお伝えしたいと思います!
単語
英検のどの級でも最初に立ちはだかるのは単語です。
各級で設問数は異なりますが、筆記試験の設問数の内、大部分を占めることとなります。
そのため、対策に抜かりがあってはいけませんよね。
単語に関しては、多くの方が受験するであろう二級と準一級にフォーカスして対策をお伝えします。
二級
二級の場合、皆さんがお持ちであろう単語帳でカバーできる難易度となります。
だいたい2000語ほど載っている単語帳であれば、まず間違いなく出題範囲をカバーできます。
新しく英検に特化した単語帳などにむやみに手を広げず、まずは手持ちの単語帳を完璧になるまで繰り返しましょう。そして定期的に過去問に取り組み、知識が定着しているか、実践の中で確認していきましょう。
準一級
準一級の場合、皆さんがもっている単語帳、例えばシステム英単語などではカバーできない範囲が出てきます。
そのため、高得点を狙いたいなら、パス単(旺文社)を使用することをおススメします。
しかし、新しい単語帳に手を広げる前に確認してほしいことがあります。
それは、今持っている参考書に掲載されている単語は、完璧に覚えていますか?
現時点で持っている単語帳が完璧に出来ていないのに、より難易度が上の新しい単語帳を一から覚え始め、完璧に暗記出来るかと言えば、出来ないと思います。
まずは持っている単語帳を完璧にすることを心がけましょう。
その後に、新しい難易度の高い単語帳にも手を付けるのが得策だと思います。
ちなみに、私はシステム英単語のみでも合格することが出来ましたので、難しい単語帳に手を広げる前に、まずは基本的な単語に抜け漏れがないか確認しましょう。
長文
まずは時間がかかってもじっくり理解しながら読み切る
長文に関しては、とにかく過去問に取り組みましょう。
まずは時間がかかっても良いので、その英文がどんなことを言いたいのか、じっくり理解しながら読み切ることが大切です。
最初は難易度が高く、時間がかかると思います。
その時は難しいと思う長文の日本語訳を先に読み、内容を理解してから再挑戦するのも良い方法です。
次は制限時間内に問題を解ききる
徐々に難易度に慣れてきたら、次は制限時間内に問題を解ききる練習をしましょう。
全体の設問数などを考慮して、大問一つにつきどのくらいの時間をかけるか、時間配分を決定しましょう。
一気にすべての長文の問題を時間内に読み切るのは難しいので、まずは一題ずつ、例えば一つの長文問題を8分で解く、という時間配分をしたなら、8分間時間を計りながらその問題を解いてみましょう。
このようにして、一題一題自分の決めた制限時間内に読み切れるようになったら、最後に全ての長文問題を通して制限時間内に解けるように、読むスピードを速めていきましょう。
作文
構成メモを作る
次に作文についてです。英検の試験は大きく、Reading、Listening、Writingの三つのセクションに分かれます。
英検の試験では、これら全てのセクションそれぞれで必要な点数を取らなければ合格出来ない仕組みになっています。つまり、作文は大問一つで、英検の合否を担う大きな配点を占めています。
しかし、英検の英作文のように、まとまった文章を英語で書く機会は少ないのではないでしょうか。
そこで、合格のためにはしっかりと英作文対策の時間を取らなければなりません。
では、実際にどのように対策すればよいか、私の経験を紹介します。
私が英作文を描くときにまずしたことは、構成メモを作ることです。
題が分かれば、それに賛成か反対か、もしくはどんな意見を持っているのかを、箇条書きに、論理的にメモをしていきます。
素早く書きたいので、日本語で書いていました。
具体的なメモの内容は、
①賛成か反対か
②その理由三つ
③その理由を支持するための例や根拠を各2文ずつ
④まとめ
です。
いきなり英語で書き始めるのではなく、まずは日本語で作文全体の構成を考えましょう。
構成メモが完成してからようやく、実際の作文に取り掛かりましょう。
ディスコースマーカー
そこで気を付けたいのは、ディスコースマーカーを意識的に使うことです。
ディスコースマーカーとは、However, but, on the other hand, while, First, Second, as a result,などの、議論を展開させる働きをする言葉のことです。
日本語とは違い、英語の文章では簡潔に、論理を誰が読んでも分かりやすく書かれている文章が評価されます。
そうした論理をまとめるには、このディスコースマーカーを正しく使うことが鉄則です。
リスニング
最後にリスニングについてです。
共通テストでもリスニングが得点の半分を占めるようになりましたが、正直どう対策したら分からないという方が多いのではないでしょうか。
リスニングの対策法で私が実践していたものは
①まずは自力で聞く
②スクリプトを見ながら聞いて、自分が聞き取れなかったところを確認
③スクリプトを音源のようにすらすら読めるようになるまで音読
④何も見ないでもう一度挑戦
のサイクルをずっと回し続けていました。
これを続けることで、聞き取れなかった箇所が聞き取れるようになるようになり、聞き取れなかった箇所が減っていくことで、リスニング力がどんどん磨かれていきました。
以上が語彙、長文、英作文、リスニングの対策法となります。
少しでも参考になったら幸いです!
英検の勉強、頑張ってください!
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