こんにちは!講師の富永です!
今回、私が早稲田大学に合格できた
受験生時代の勉強法について書いていきたいと思います!
私は高校2年生の冬に受験勉強を始め
早稲田大学に合格することが出来ました!
当時私が実践していた勉強法で
特に大切だと感じたことをお話ししたいと思います!
大切にした三つのプロセス
今となって自分の受験生活を振り返ると
特に合格のために大切だったことは以下の三つです!
1、目標の設定
2、計画を立てる
3、計画を実行する
私は、この三つのプロセスを何よりも大切にし受験勉強を行っていました。
その結果、現役で合格することが出来ました!
特に大切だと感じるのは「目標の設定」です。
これから、実体験を元に一つずつ解説していきます。
目標の設定
目標達成できない目標の立て方
まず、一つめの「目標の設定」に関してです。
みなさんは目標を立てる時、どのようにその目標を設定していますか?
「目標は?」と尋ねられた時、
「第一志望合格!」
「こんかい模試の点数は50点だった…。合格のためにはあと30点必要だ!
じゃあ、次の模試では80点を目標にして頑張ろう!」
こんな風に、なんとなく第一志望に合格する!であったり
なんとなく次回の模試では何点取れるようになろう!だったり
こんな風に目標を設定してしまっていませんか?
実はこの目標の立て方だと
目標を達成できない可能性が高いです!
「第一志望に合格する!」であったり
「点数を伸ばす!」という目標のいったいどこがいけないのさ!
と反論が出てくるように思えます。
もちろん、このような大きな最終目標や、数値的な目標を設定することは何よりも大切です。
しかし、実際に目標の達成を現実にする
言い換えると「達成できる目標」を設定するということになると
この目標設定の仕方には「甘さ」が感じられます。
なぜかというと、目標を設定するとき
「具体的に何が今の自分の課題であるのか」
「いつまでにその課題を克服しなければいけないのか」
を確認していないからです。
達成できる目標の立て方
具体的に今自分はどんな課題を抱えているから
今後はそれを克服していかなければならない。
そのためには、
自分はどうしていかなければならないのか。
そして、具体的にいつまでにその課題を
克服しなければいけないのか。
ここまで具体的に、かつ客観的に自分の現状を把握し、
今後に向けて何が必要かを考えたうえで
ようやく設定できるのが「達成できる目標」です。
つまり、目標設定で大切なことは
①自分の現状の課題を把握
②いつまでにその課題を解決すべきか
の二点となります。
高校時代の私の実体験
具体的に私の実体験を例にとってみます。
高校三年生の10月の終わり、11月に差し掛かっているとき
模試の結果を見て私は愕然としていました。
今まで一番得意であったはずの古文の得点が急激に下がってしまったのでした。
古文の点数を見て絶望しながら、10月にこの点数だと合格には程遠い…、
とかなり落ち込んでいました。
しかし、ここで私の心は折れず、模試の問題と解説に目を移し
自分が間違えてしまった原因を分析し始めました。
バツ印がついている問題の解説を読み込み
自分が問題を解いているときに考えが及ばなかった内容や
理解できていなかった内容があれば
すべて蛍光ペンでマークしていきました。
そして蛍光ペンで浮き上がった内容を確認してみると
以前まで知っていて、実践していたはずなのに
最近になって忘れてしまっている内容なのだと気が付きました。
ここで、私は自分の現状の課題である
「既習内容の抜け落ち」を発見しました。
目の前のひとつひとつ段階を踏んだ目標を設定する大切さ
受験本番まで残り4か月を切っているこの時期になり
全く知らない内容が大量に残っているわけではなかった…、
と胸をなでおろしたのもつかの間、では受験本番まで残り4か月あるうち
いつまでに自分の「既習内容の抜け落ち」という
課題を克服しなければならないのかを考えだしました。
「2月の受験本番の月には完璧な状態に持っていきたい
かといって1月のセンター試験(当時)の時点でも完璧にしておかなければならない。
12月の時点では9割完成させてとにかく安定して得点が取れるように演習を重ねたい…。」
そう考え、私は「既習内容の抜け落ち」という課題を
11月中に克服する!
という目標を立てました。
もちろん、前も述べたように
「第一志望に合格する!」という大きな最終目標も大切です。
しかし私はその最終目標を現実にするためには
こうした具体的に動き出せるような
目の前のひとつひとつ段階を踏んだ目標を
設定する事のほうが大切なように思えます。
このように、私は
具体的に、どんな課題を、いつまでに克服する
という具体的な目標を設定しました!
ここまで具体的な目標を設定することで
今後自分は何を勉強すればよいのか
どんなペースで勉強しなければいけないのかが明確になり
今後の方向性がはっきりするようになります。
計画を立てる
具体的な学習計画
ここまでに、「目標の設定」についてお話してきましたが
具体的な目標が設定出来たら
次は「計画を立てる」ことが重要になります。
具体的な目標が設定されていれば、計画を立てるのは簡単です。
1週間に何題、一日に何個、というような、
具体的な学習計画を立てましょう!
ここでも、私の経験を使って説明します。
「既習内容の抜け落ち」が課題であるので、やるべき勉強は復習です!
つまり、今まで使っていた参考書の見直しと、解きなおしを行えばよいです。
そこで、私は使っていた古文単語の約300語
解いたことのある古文読解の問題集を2冊を
もう一度一通りやり直すことを11月中に終わらせる。
古文単語帳は、11月中に5周したいから、1週間に何単語、一日に何単語…、という風に
読解問題は全部で20問あって、二周やりたいから1週間で何題…、、、、
という感じで学習計画を立てました!
計画を実行する
あとは強い意志をもって実行に移していくことだけ
最後に、この学習計画を「実行する」という段階になります!
ここは説明するまでもなく、ただただ実行に移すしか方法がありません。
ここで唯一必要なのは、自分で設定した目標のために、
計画を、強い意志をもって実行に移していくことだけです!
私は受験勉強の時、自分で設定した目標と計画だけは絶対にやり抜くことを自分の中のルールにしていたので
必ず計画を守って毎日勉強をしていました!
もしかすると、ここが一番単純で難しいポイントなのかもしれませんが…。
最後に
繰り返しが必要
これが私が実践していた勉強方法です!
このように
1目標を設定
2計画を立てる
3実行する
という工程を何度も何度も繰り返していました。
志望校合格のためにはこうした
段階的な目標を達成していくことの繰り返しが必要です。
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