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武田塾徳山校です!
今回のテーマは新教科の「情報」についてです!
情報化・グローバル化が進展するこれからの時代の流れを踏まえ、2022年4月から高等学校では情報科目「情報Ⅰ」が必履修科目となっています!共通テストにおいても、2025年1月よりプログラミングを含む「情報」が新教科として出題される予定となっています!
新課程に対応する2025年からの大学入試にはどのような影響があるのでしょうか !チェックしていきましょう!
どんなところが変わったのか?
まず入試での出題範囲は情報Ⅰのみで、記述問題はなく全問がマークシート方式です!
配点は100点・試験時間は60分になります!
国立大学では原則必須になり、公立大学や私立大学では一部の大学のみ実施されます!
ちなみにプログラミング言語は共通テストオリジナルで「DNCL」という言語が使用されます!
次は科目がどのように、変更されたのか確認していきましょう!
「現行課程」
社会と情報:プログラミングを学ばない
情報の科学:プログラミングを学ぶ
「新課程」
情報Ⅰ:必修科目(プログラミングを学ぶ)
情報Ⅱ:選択科目(情報Ⅰをより専門的にした内容)
「情報Ⅰ」が必修科目になったことによるこれまでとの大きな違いは、すべての高校生がプログラミングについて学ぶようになったことです!
「情報Ⅰ」を導入した背景としては、文系や理系、大学や専門学校などで深める専門性、将来の職業などを問わず、すべての日本人にパソコンやデジタル・データなどを有効に使いこなせる情報活用能力を身につけさせようという国の方針があります!
近年では、AIをはじめとした高度な情報技術が進展しています!社会の課題を解決するため、今やテクノロジーは欠かせません!そこで新指導要領では、文系・理系を問わず共通に学ぶことが選択されました!
「情報Ⅰ」では、
①情報社会の問題解決(基本的に知識問題)
②コミュニケーションと情報デザイン(基本的に知識問題)
③コンピュータとプログラミング(プログラミング知識を問う問題)
④情報通信ネットワークとデータ(基本的に知識問題、思考力も必要)
の活用の4項目を学びます!
実習としては、プログラミング・情報デザイン・データ分析・シミュレーションなどがあります!
さらに情報と社会の関係や、インターネット上の情報セキュリティーなどについても学びます!
つまり、コンピューターの使い方を覚えるのではなく、コンピューターを使って思考力や問題解決能力を伸ばすことが「情報Ⅰ」の目的なのです!
勉強・対策方法は?
大学入試センターから共通テストの試作問題が公開されているので、まずは一通り見てみましょう!
なぜ全体を見渡す必要があるのかといいますと!例えば、動画や画像は何ビットや何バイトで構成されているかなどデータ量の計算問題がありますが、学校によってはそういった問題が多く出される場合があります、ですが共通テストでは数問であったりします!その規模間や全体のペース配分を掴むことがまずは重要です!
プログラミングの問題も全体を占めるわけではなく、4分の1から多くて3分の1ほどだったりします!
このように定期テストは先生が自由に作成したものが多いので、実際に公式が発表した問題を見て対策をすると良いでしょう!
注意として、共通テストで出題されるプログラミング問題には、オリジナルの日本語対応言語DNCL(共通テスト手順記述標準言語)が使用されます!
高校の情報Ⅰで学習するプログラミング用語はPythonやJavaScriptなど、教科書によって違いがあるので、特定のプログラミング言語に依存しないオリジナルの形式が利用されるというわけです!ですので、事前学習しておくと安心です!
情報は4つの単元で構成されていますが、中でも毛色が違っているのがプログラミングで数学や物理に近くなっています!
知識が問われる他の単元は、どちらかというと社会に近いですイメージです!なので、重要な用語を覚えて理解ができれば3つの分野は解けるということになります!
用語など興味関心を持って一通り知っておくとかなり有利です!文章量が多い問題などは、ある程度の背景知識があると読み進めやすくなります!
情報は軽く勉強して済む科目ではなく、意外と深堀りした問題も多いので、教科書の内容も隅々までまんべんなく対策が必要になります!
まとめ
情報はまだまだ勉強を深めていく余地があり対策としてできることは限られているので、その分、努力と工夫をすれば高得点を狙うことも可能です!
計算力が必要な問題も出題されており、少ない制限時間内に解くスピードも必要です!そのため情報に関する知識やスキルだけではなく、幅広い数学の知識や計算力を養いましょう!
出題の傾向がわかると、学習の対策が取りやすくなります!
最近では情報についての参考書や問題集などが続々と発売されています!それらを活用して、問題に慣れておきましょう!
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