徳島市の皆さんこんにちは!
武田塾徳島校の景山です!
本日はここであえて
勉強法のお話。
全教科使える秘伝の勉強法なのですが
意外にもこれを実践できている人は少ない!
というよりも間違った方法のまま
ずっと続けている人がとても多い!
というわけで今日は、勉強法について
宿題への取り組み方、とりわけ丸付けに
注目してお話していこうと思います。
皆さん今日もごゆっくり!
究極の勉強法~丸付けのやり方~
徳島校が開校して2年弱、
のべ200人ほどの生徒さんに
無料受験相談にお越しくださいました。
※画像は2019年のものです。
当たり前のことですが、いちばん
多く聞かれるものが「勉強法」
「英語の長文が読めるようになるには~」
「数学の取り組み方がわからない~」
「単語の覚え方を教えてほしい~」
このように、各教科や分野を指定して
勉強のやり方を聞いてこられる方が多いのです。
しかし彼らのなかのほとんどは
全教科に共通する「勉強法」
その中でもとりわけ
「丸付け、問題を解いたあとの取り組み」
が正しくできていないのです。
これは、各教科や各テキスト以前の問題です。
今日はそんな、全教科に共通する勉強法を
丸付けという観点からお話していきます。
問題を解いたあと、何をする?
「まず、普段どうやって勉強してる?
例えばこのページの問題を解いて、答えのページを見る。
ここまではみんなすると思うんだけど、そのあとどうしてる?」
私が受験相談で勉強法の質問を受けたとき
まず確認する質問が上記のものです。
この質問をすると、だいたいの方が
以下のパターンに当てはまります。
- 答えを見て、答えを赤字で写して終了。
- 答えを見て、解説を読んで終了。
- 答えを見て、マルバツだけをつけて終了。
この記事を読まれている皆さんも
この①~③にあてはまるのではないでしょうか?
しかしこれだと、成長が全くありません。
そもそも、なぜ問題を解くのか?
ここでまず、問題を解く意味をもう一度おさらいします。
皆さんがなぜ問題を解いているのか?
逆に難しい質問だと思いますが、それは
「いままで解けなかった問題を解けるようにするため」
なのです。
今の実力では解けない問題だが
日々の自習で取り組むことによって
今後その問題が出てきたときに解けるようにする
これに尽きます。
これを繰り返すことで、できる問題が増え
どんな問題が来ても大丈夫!という状態に
できるだけ近づけていくのが勉強なのです。
ここで、上でお話した丸付け方法
①~③についてもう一度考えてみましょう。
これらすべてに対して私が思うのは
「じゃあ数日後同じ問題(間違えた問題)をいきなり解けと言われたら、解けるようになっている?」
ということです。
答えは恐らく“No”だと思います。
これらはすべて、問題を解いて解答解説を見たあと
自分の頭で考え、自分の手で解きなおす
という作業を行っていません。
言ってしまえば、ここでやったことは
「自分の頭の中にある知識を、できるorできないに分類しただけ」
に過ぎないのです。
先ほどお話したように、勉強の本質は
自分ができない問題をできるようにすることです。
そのため、分類した「できない」問題を
「できる」のほうに持っていく作業が必須です。
しかし①~③で勉強を終えてしまう人は
「これはできる!これはできない!これもできない!終了!」
ということだけしかしていないんですね。
というわけで、
「じゃあ丸付け後に何をすべきか?」
というお話をここからはしていきますね。
できない問題をできるようにする勉強法
できない問題をできるようにするためには
①解く
②理解する
③解きなおす
この3ステップが重要です。
①解く
まずは問題を解いていきます。
解く際にはいつも通り解いてもらえれば結構ですが
・自信をもって答えられたのか、それともカンになってしまったのか
・自分がどこまでわかって、どこからがわからないのか(数学など)
の2点を意識するようにしてください。
今後の復習効率をあげるためです。
このあと、いつもどおり解答解説を見て
丸付けを行ってください。
②理解する
ここからの作業は、皆さん
されていないかたも多いかもしれません。
まずはその問題が次解けるようになるために
間違えた問題について「理解」します。
具体的には
・解説ページを読み込む
・別テキスト(講義系)で調べる
の2つで行っていきます。
講義系テキストについては、
このブログで何度かとりあげていますので
ご存じの方も多いかもしれません。
問題は少ないが、知識が網羅されている
読み物系のテキストのことを指します。
英語ならEvergreen
数学なら初めから始めるシリーズなどです。
これらを参照しながら、解答を理解していきます。
ここから先は意識の問題になりますが
理解するステップに取り組む際は
★なぜその答え(その立式)になるのか、自分の口で説明できるようにする
★なぜ他の答えがダメなのか(記号選択問題)も説明できるようにする
この2点を厳しく徹底して行ってください。
自分が先生になったと仮定して
初学の人に教えられるレベルまでいって初めて
「理解」といえるのです。
③解き直す
最後に、少し時間を空けたあとに
先ほど理解した問題を何も見ずに
もう一度解き直してください。
こうすることにより、自分が
「解けない問題を解けるようになっている」
ことを確認していくのです。
解き直しを行わないと、②で理解した問題が
本当にできるようになっているかを
確認することができません。
もしかすると「理解したふり」になっていて
実際は解けるようになっていないかもしれませんからね。
ここで解き直しにより
解けるようになっていることを確認して初めて
レベルアップできたといえます。
この時点でできなければ②に戻り
②、③を何度も繰り返してください。
その日の範囲において、③の作業が
全て終了して初めて、勉強終了です。
今日はここまで!
いかがでしたでしょうか?
ここまでをまとめると
★勉強とは「いままで解けなかった問題を解けるようにすること」
★丸付けだけで終わると、今まで解けなかった問題が解けるようにはなっていない
★解けるようにするには、①解く②理解する③解き直すの3ステップを徹底すること
といえます。
どんな教科においても、今日のお話が根底にあり
その上に各教科、各テキストの勉強法があるのです。
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