徳島市の皆さんこんにちは!
受験生の皆さんは恐らく、国公立の受験校を決定し
二次試験に向けた勉強をされているかと思います。
これまでは5教科7科目をまんべんなく勉強されていた人も
二次試験は2,3教科、という人が多いのではないでしょうか。
1日の勉強計画をもう一度見直し、2,3教科に集中して
学習に取り組む習慣をつけるとともに
体調管理をしっかりとできる生活リズムを
身につけるようにしてくださればと思います。
武田塾徳島校校舎長の景山です!!!
今日のブログはボーダーの見方についての記事になります。
今日もどうぞごゆっくり!!!
プロが教える!ボーダーラインの見極め方
早速ですが皆さんに質問です。
センター試験の自己採点を終え、国公立二次試験の出願をするにあたり
どんな要素を基準にして出願校を確定していますか?
センターリサーチの判定?
各予備校が発表しているボーダー?
大学の合格者最低点?
恐らく多くの方がこれら3つを主に参考にしながら
受験校を確定しているのではないでしょうか。
しかしこれら3つの要素、どれも重要なのですが
これらだけを基準にするのは、極めて危険です。
これらに加え、他の要素を付け加えて総合的に判断することで
より精度(=合格可能性)の高い受験校選びができるのです。
今日は「自称★受験のプロ」である、わたくし校舎長景山が
受験校決定におけるボーダーラインの見方について
大暴露しちゃおうという、そんな記事になります。
これだけを見ると危険!間違ったデータの見方
ここからはまず、皆さんが当たり前のようにしているも
実は危険なボーダーラインの見方をまず説明していきます。
その前に前提としてお伝えしたいのは
どのデータも受験校決定には大切な要素だということです。
以下でお話しする、ボーダーも、合格者最低点も
受験校決定において見逃してはならない要素に違いありません。
しかし、これ「だけ」を見ると危険ですよということ。
そしてこれ「だけ」を見て判断している人が
実際におられるため、その注意喚起としてここからはお話していきます。
センターリサーチの判定(ボーダー)
センターリサーチの判定やボーダー点数だけを参考に
出願校を決定している方も多いのではないでしょうか。
これは、極めて危険です。
なぜなら、自己採点をもとにしたセンターリサーチを受けて
そこから心理戦が行われるからです。
例えば岡山大学志望でセンターリサーチを出した生徒の
判定がD判定だったとします。
そして第二志望の香川大学がB判定だったとしたら…
彼は香川大学に出願する可能性が十分にありますよね。
しかしセンターリサーチの時点では彼の志望校は岡山大学であり
香川大学第一志望者のランキングには入っていないのです。
つまり、センターリサーチ時点での判定、ボーダーは
1ランク上の実力者たちが下りてくることを考慮していないのです。
見かけ上はC判定でも、状況によっては上のランクの大学志望者が
雪崩のように押し寄せてきて実際はD,E判定…
なんてこともありえるのです。
このように、センターリサーチはそのまま出願者順位に
繋がらない、ということは覚えておきましょう。
そんなわけで、センターリサーチのみを参考に出願校を選択するのは危険ということなのです。
センターの合格者最低点
志望大学の過去の合格者最低点を見て、
それに達しているかを基準にしている人が多くいるようです。
しかしそれも、かなり危険です。
なぜなら、合格者最低点で合格している人は
二次試験で大大大逆転を起こしている、という事実があるからです。
センター試験で合格者最低点を取ったのにもかかわらず
二次試験で逆転合格をしている人の多くはズバリ
本来十分な実力がありながら何らかの理由でセンター試験で実力が発揮できなかった人
だといえます。
実際に
センターと二次の合計合格最低点-センター試験の合格者最低点
をしてみてください。
センター試験で合格者最低点をとっている人は
二次試験で考えられないくらい高い点数を取っている
ことがわかると思います。
また、もう1つの理由として
合格者最低点は年度によって大きくブレがある
ということも覚えておいてください。
昨年度の合格最低点だけを見る人も多いかもしれませんが
過去数年の合格最低点を見れば一目瞭然です。
徳島大学総合科学部の過去3年間合格者センター最低点だけを見ても
2019年:555.7/900
2018年:544.7/900
2017年:515.8/900
このように、約40点の開きがあります。
過去の合格最低点を見て
「この年なら合格しているから大丈夫!」
と自分に言い聞かせるのは、正直かなり甘い考えです。
プロが教える!もっとも参考にすべきデータとその見方
それでは、最も参考にすべきデータはなんでしょうか。
それは、合格者平均点です。
合格者平均点はその名の通り
合格した人がセンター試験で平均して何点とっていたか
を表す数値です。
そしてこの合格者平均点は、合格者最低点と異なり
年度によって大きくブレることがないのです。
また、二次試験での大逆転が前提である合格者最低点に対して
合格者平均点は、二次試験で人並みの点(⇒平均点)
をとれば合格することのできる、一般的な目安となります。
つまり、合格者平均点を指標とすれば
何点なら安全圏なのか
を安心して知ることができるのです。
この合格者平均点を軸の参考データとしながら
センターリサーチによって相対順位やボーダーを確認し
出願校を決定することが、プロの出願方法です。
おまけ:合格者平均点から見る二次試験勉強のススメ
最後に、合格者平均点から見る二次試験勉強のススメ
と題しまして、出願時および二次試験勉強の開始時に
やっておいたほうがいいことをご紹介します。
それは、ごく簡単な計算をするだけです。
近年の合格者平均点(セ+二次合計)-自分のセンター自己採点
これを行ってください。
この計算により導き出される答えは
合格するために自分が二次試験でとるべき点数なのです。
二次試験においては、センター試験と異なり
全問で完答を狙うのではなく部分点を拾う
というやり方で点数を稼いでいくスタイルがあります。
そしてその際には、捨て問を作ることもひとつの作戦としてあり得るのです。
すべての問題に均等に時間をかけるのではなく
確実に完答すべき問題に多くの時間をかけるとともに
解答が難しい問題を解かない、という手法ですね。
では、自分はどれくらい問題を捨てられるのか?
=何点までなら落とせるのか?
=何点をとれば合格できるのか?
これを知っておくことが非常に重要なのです。
そしてこれを手っ取り早く行うことができるのが、上記の数式なわけです。
出願前のご参考および二次試験勉強を行う前に
この計算を行うことが非常に重要です。
今日はここまで!!!
いかがでしたでしょうか?
今日は出願校決定におけるデータの見方についてお話していきました。
このようにデータの見方を間違えてしまっている人が多く、正しい見方をすることによってより確実な出願校選択が可能となります。
そして、いくらデータが万全であっても
合格点をとること、そのために勉強すること、は変わりません。
今できることをすること。
自分に厳しく、最大限の努力をすること。
最後まであきらめず、合格へ向かって頑張っていきましょう!
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