皆さんこんにちは!
武田塾徳島校です!
今日は私立大学入試の
共通テスト利用についてのお話。
どうぞご覧ください!
共通テスト利用って!?
共通テスト利用入試とは、その名の通り
共通テストの点数を利用して
合否判定が行われる入試のことを指します。
本来、私立大学の一般入試は
共通テストの点数は合否判定に使われず
大学側が実施する個別試験の点数のみで
合否判定が行われる、いわば
一発勝負の入試方式となっています。
ですので、国公立大学と違い
私立大学の一般入試においては
共通テストを受験する必要はありません。
しかし、今回ご紹介する共通テスト利用は
個別試験ではなく共通テストの点数で
合否が判断されるのです。
共通テスト利用のメリット
ここからは、共通テスト利用入試の
メリットとなる特徴をご紹介します。
個別試験受験の必要がない
先述の通り、共通テスト利用入試においては
大学で受ける個別試験が存在しません。
つまり、国公立志望の人がほとんど受験する
共通テストさえ受けておけば、その点数で
私立大学を受験することができるのです。
移動の手間もかかりませんし
貴重な受験期の1日を
私立大学受験に使う必要もなくなります。
出願が比較的楽
共通テスト利用入試は
一般入試に比べ受験料が
安価に設定されていることがあります。
また、これまで説明してきたように
受験はいわば「出すだけ」で完結するので
過去問演習などの対策が必要なく
出願ハードルが低いといえます。
複数大学に出願できる
こちらも、個別試験受験がないおかげで
一般受験で起こりがちな
「受けたい大学の受験日程被り」
が起こることがありません。
つまり、10校出願するのも
100校出願するのも、物理的には
十分可能なのです。
共通テスト利用の注意点
ここからは、共通テスト利用について
注意していただきたい点を
お話していきます。
それは、合格ハードルが
思っているよりかなり高い
ということです。
その理由をお話していきます。
倍率が上がりやすい
これまでお話してきた通り
共通テスト利用入試は
受験ハードルがとても低いです。
ということは、一般入試に比べ
受験してくる人数が増えやすいのです。
また、共通テスト利用入試の定員は
一般入試に比べかなり少ないです。
受験する人数が多く
定員がかなり少ない
ということは倍率が上がりやすく
合格ハードルは一般入試より
高いといえるでしょう。
ライバルが強敵になりやすい
共通テスト利用入試においては
私立一般では登場してこない
国公立志望生がライバルになりえます。
例えば、共通テスト利用で
最も難関である早稲田大学では
東大や京大といった超難関大学の受験生が
出願してきている場合が多く
彼らと戦う必要が出てきます。
国公立志望の強敵に対して
共通テストという、相手の土俵で
勝負を挑むようになってしまうため
分が悪い勝負になりやすいのです。
先出しor後出し
共通テスト利用入試には
出願時期が共通テストより前のものと
後ろのものが存在します。
この2つにおいては、後出しのほうが
合格ラインが上がることが
多いため注意が必要です。
後出しの場合、共通テストの
自己採点を見てから出願できるため
点数がよかったから出そう、と
いう考えで出願ができますが
その条件はみな同じです。
受けることをすでに決めていれば
先出しで出願しておくほうが無難です。
共通テスト利用のすすめ
さいごに、筆者の考える
共通テスト利用の使い方や
考え方についてお話していきます。
共通テスト利用は、抑えに利用
上でお話しした通り、共通テスト利用は
出願ハードルが低い一方で
合格ハードルがかなり高いです。
目安ラインだと
早稲田(慶応は共通テスト利用なし)で9割
MARCH関関同立で8割ほどの
点数が必要であり、高得点です。
共通テスト利用で8割取れる生徒は
MARCH関関同立を一般で受けても
十分合格できる実力なので
一般で受けるより共通テスト利用で
受けるほうが合格が難しいのです。
だから、筆者の考える
共通テスト利用の使い方は
国公立志望者が、滑り止めとして
安全圏の私立大学を抑えるために
受験する、というものです。
私立大学専願の生徒は
共通テスト利用は「受かればラッキー」
程度に考えておき、本番は一般の
個別試験と考えておいたほうがいいと思います。
また、高校の方針で共通テストを
絶対に受けないといけない、などでなければ
私立専願の生徒は共通テスト受験を
しないというのも手です。
本命である一般の勉強と
共通テストの勉強の二刀流を強いられるため
二兎を追う者は一兎をも得ず、に
なってしまう可能性があるからです。
レベルに段階をつけて受ける
共通テスト利用を複数受ける際は
格上・順当・抑え、のように
偏差値や判定に段階をつけながら
受験することをおすすめします。
もちろん受験料はかかってしまいますが
受験に行く必要はないため、
このようにして抑える確実性を
上げていくことがいいでしょう。
また、この合否結果を見て
共通テストの得点率が
なんとなくわかるので
自己採点の正確性がチェックできます。
さいごに
本日は以上となります。
今回は、共通テスト利用入試について
その特徴と、筆者の考えを
お話していきました。
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