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高校生・既卒生必見!武田塾徳島校流★過去問ノートの作り方!【徳島駅前の塾】

徳島の皆さんこんにちは!

 

徳島駅前徒歩1分!

日本初"授業をしない塾"武田塾徳島校です!

 

本日は、過去問ノートの作り方

についてのお話。

 

過去問ノート2 武田塾 徳島 塾 予備校 東進 TEC

今日もどうぞごゆっくり!

 

過去問ノートの役割とは

過去問ノートの役割は、自分だけのオリジナル情報が集約されていることです。

ただ、過去問の一部をコピーしてノートに貼って問題を解いただけでは役立つ過去問ノートにはなりません。

この情報の中でも、自分が行ってきた過去問演習の履歴を集約することが大切です。

受験直前期などに見返すことで、

過去の傾向はどのようなものだったか、

自分がミスしやすかったのはどこか、

それらを一目で思い出せることが最大の利点です。

過去問ノートを作る上で押さえておきたいポイントはこの3つ!

・自分の間違えた部分が分かること
・正解・解説が自分の言葉で書かれていること
・解答時に感じた事をコメントしておくこと

この点に注意して作ってみて下さい。

 

 

過去問ノートの作り方

主な手順は次の通りです。

【手順】

①科目別にノートを用意する。

②過去問から問題をコピーしてノートに貼る。
見開き2ページ分で大問1つを見直す。
分かった事を追加し、書き込みむので余白はゆったりとることが大切です。

余白こそ過去問ノートの命なのです!


左側・・・上段→問題を貼る 下段→自分の解答を書く
右側・・・上段→正しい解答・解説 下段→反省点などのコメント

問題を貼るも詰め詰めで貼らないように、ゆとりをもたせて貼りましょう。

そして、自分の解答に“赤ペン”を入れつつ、途中計算や公式・別解・関連事項・派生語など新しく知った知識を余白に追加していきます。

もちろん、高校の先生や塾の先生に教わった事も書き込んでいきましょう。

時々、先生に過去問ノートをみてもらうのもいいでしょう。

場合によっては、理解不足を補填する“あいがた~い情報”を余白に先生が書き込んでくれるかもしれませんね。

③過去問とリンクさせるように付箋をつける。

過去問ノートには、何年度の問題か、どの問題集の何ページの問題かなど何処からコピーしたのか見出しをつけ、すぐ探せるようにしておきます。

併せて、“三角関数”など出題分野名を記入しておくとスピーディーに見直しができます。

 

“あれれ~? おかしいぞ~?”と思って解きなおした時は、どの参考書から確認したかもメモしておくと良いでしょう。

余裕があれば、模試で解いた問題や、志望校の傾向に近い問題も同じように過去問ノートに追加して下さい。

自分の苦手な問題ばかりが“ぎゅっ”と詰まった超コンパクトで高性能な“過去問ノート”が完成します!

過去問ノート3 武田塾 徳島 塾 予備校 東進 TEC
(見本)

 

教科ごとの過去問ノート作成のポイントについて

教科ごとに過去問ノートの作り方について説明していきます。

 

【英語】

文法問題はその問題・解答・解説を書いて終わるのではなく

自分が持っている文法問題集のどこにその分野があるかページ数を必ず記入しましょう。

理解が不十分な単元である可能性が高いので、徹底的に復習をする必要があります。

 

長文問題は、問題文をコピーして貼り、構造が分かりにくかった文については構造分析を行います。

一文ずつ和訳する必要はありません。

間違えた部分について、和訳だったら自分の解答が模範解答に比べてどう劣っているか、注意すべきポイントはどこだったのかを記入します。

特に内容一致問題は、文中のどこに根拠があるかをマークします。

そして、間違えた場合はどこがNGであるか必ず理由を記載して下さい。

正解の選択肢だけを確認するのではなく、必ず誤りの選択肢についてもなぜ不正解なのかを根拠と一緒に述べられるまで完璧に理解しましょう。

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次に挙げる事は特にお薦めです!

長文問題の設問番号付近の余白にチェックボックスを5つ作っておき、1回音読するごとに☑を記入できるようにしておきます。

 

5回ほど音読すると、読みながら自然と頭の中に英文の意味が入ってくるようになり、問題文の理解度が格段に上がってくるはずです

英文を読むスピードを掴んで早く読めるようにもなります。

共通テストでは、記載される単語量は確実に増えているので“早く・正確に”問題文を理解する力は必須とされています。

“時間をかければできたのに・・・”

となるのは、悔しいじゃないですか・・・

自由英作文問題は、必ず自分の解答と模範解答を併記します。

模範解答を見る前に、自分の解答を先生に添削してもらうとさらに良いです。

さらに、模範解答とつきあわせて自分の解答を確認し、どう書けば良かったかなどの反省点を記入します。

過去問の中で、自分のものにしたいと思った表現はリストアップし、次に英作文を書く時に積極的に利用してみましょう。

【国語】

特に古典の過去問ノートはお薦めです。

古典が苦手な人は、1文ずつ丁寧に品詞分解や単語の意味調べを行い、全てを現代語訳しましょう。
漢文なら書き下し文まできちんと記入して下さいね。

古典が苦手な人は、まず初見の文章を読んだ時にその意味が8割理解できるようになることを目標にしましょう。

そのためには、“面倒くさいなぁ”と思うかもしれませんが、8割ほど理解できるまでは必ず細かい文章の分析を行って下さい。

古典が得意だけど、文章の意味は分かったが問題が解けなかったという人は、まず知らない単語だけをピックアップします。

 

その後、間違えた設問についてどこに答えの根拠があったのかを問題文中にマークします。

これを繰り返すとどんな接続詞の後に答えの根拠が正解になるのかが分かりやすくなるからです。

また、記述問題なら模範解答を見ながら加点要素を確認し、それがどの部分に書かれているかをマークしていきます。

 

マークする事で答えの要素をどこから拾ってどのように繋げれば良いかが見えてきます。

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【数学】

数学は、完答できなかった問題だけでなく、完答できたが記述の仕方に欠陥があった問題についても必ず解き直し、過去問ノートを作りましょう。

 

前述の“過去問ノートの作り方”を参考に、ページをレイアウトして下さい。

 

大切な事は、解答を丸写しするのではなく、何も見ないイチから自分の手で再現します。


自分なりに100%の解答を作ったものに、直すべき箇所を赤ペンで修正します。

この赤ペンの部分は、何度も復習したにも拘らず間違えた箇所なので、ノートを見直した時に真っ先に目に入るよう、目立たせる工夫をしましょう。

次に、自分で作った模範解答に、本番で作った自分の解答は何が足りなかったかを書き込みます。

明らかに減点対象となる記述の欠陥は致命的なのでマーカーなどで目立たせましょう。

完答できなかった問題については、どこから解けなかったか、なぜ解けなかったかを自分なりに分析して記入しましょう。

【社会】

社会科目は暗記事項が多いので、度忘れして解けない問題が増えますが、“単なる度忘れ“”と楽観的に捉えず、あやふやな部分はきちんと見直しましょう。

 

社会科目で間違えた問題は、その正誤に関わる情報だけではなく関連情報もノートに書き加えましょう。

また、英語の文法と同様に、自分が1番よく使う参考書や問題集の何ページにその用語関連の情報や問題が載っているか、ページ数を記入して復習のスピードアップを図りましょう。

記述問題は、数学と同じように問題をコピーしたらその下に解答を記入します。

これは、指定語句や記入すべき事柄をどの順番で使用するかを大まかに書いて論述の流れを確認する為です。

その後、本番で自分が作った解答を再現したものと模範解答を併記し、自分の解答に何が足りなかったかを書き加えましょう。

社会科目の論述は、要素を記述する順番も大切です。

例えば、2つの地域の比較問題ならば、前半で1地域について記述して後半でもう片方の地域について記述する方法があります。

また、1つの地域のある要素について書いたら、その直後にもう片方の地域でそれに対応する要素について書く方法もあります。

どちらが適しているかは問題によって異なるので、解答を見ながら“要素の順番”についても分析してみましょう。

【理科】

生物や化学の無機分野のように暗記色が強い科目は、社会同様、間違えた問題だけでなくその関連事項についても調べて詳しく記入しましょう。

物理や化学の有機分野のように計算色が強い科目があります。

 

こちらは、数学のように解答の指針と自分で作った完璧な模範解答を書き、本番の答案で何が足りなかったか、どの部分の記述が鍵であるか、そして解けなかった問題については解けなかったか理由も書き加えます。

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コピーするの面倒くさいっ! やっぱりした方がいい?

過去問ノートに問題をコピーして貼るのは少し面倒くさいかもしれません。

・・・ですが、入試直前にきれいな状態で問題集を保存しておけば、模擬試験のように使用できるので、時間を正確に測り本番をシュミレーションできます。

 

“できた”と思っていた問題が以外にできなかったり、以前解いた時より時間がかかっていたり・・・

以前解いたからこそ新たな“気づき”を発見し、過去問ノートに追記し見直しましょう。

いわば自分だけのミス掲載辞典!

過去問ノートは後で見直した時、どこで間違えていたのか、なぜ間違えていたのかすぐに分かるのが“良い過去問ノート”です。

自分の間違えた部分とその解説だけが載っている辞書作れれば最高ですよね!

間違いを記載する際は、決してかっこつけずにありのままを書いて下さいね。

過去問ノート2 塾 予備校 徳島 武田塾 東進 TEC

コメントは自分の言葉で!

過去問ノートを単なるミス掲載辞典にしてはもったいないです。
自分だけのオリジナリティをどんどん追記して下さい。

作り方のポイントとして、自分の言葉でコメントを残しましょう。
解いている時に感じた事、自分なりの問題を解く時のコツ、自分のミスに対して思う事をコメントします。

ただ感想を書くだけでなく、次につながる反省や改善点を見つけられるとなお良いです。

自分の解答や間違いに対し、“採点官”になったつもりで客観的に見ることはとても大切です。

過去問ノートこそ最強の相棒!

 

過去問ノート  武田塾 徳島 塾 予備校 東進 TEC

こんな便利なグッズも販売されています。

このノートは用途に応じてタイプを選択することができます。

例えば、共通テストの過去問の復習と傾向把握をしようと思ったら、“共通テスト用”、二次対策、私大の過去問の復習と傾向を知ろうと思ったら“個別試験用”と目的に合わせて選ぶことができます。

因みに、それぞれルーズリーフ版もあります。

赤本ノートの魅力①
オモテ面に復習用フォーマットがすでに印刷されている

問題数はどうだったか、時間配分や解く順番はどうだったかなどの振り返りをするとき、復習時に簡単に記入でき、ノートにいちいち書く時間を圧倒的に減らせます。

赤本ノートの魅力②
ウラ面は罫線で自分なりの活用法が生み出せる

表面で簡単な復習をしたのち、裏面で間違えた英・古文単語や日本史の用語を書き出してメモを作成したり、論述問題や小論文・英作文を裏面に書いて添削する使い方もお薦めです。

過去問ノート4 武田塾 徳島 塾 予備校 東進 TEC

また、ルーズリーフを使うのも“あり”です。

ルーズリーフは、ページの入れ替えが簡単なので単元ごとに整理しやすいメリットがあります。

特に単元の種類が多い数学で効果を発揮するでしょう。

こんな方法も“あり”ではないでしょうか?

解き直したものを3種類に分類分けします。

最初に解いたもの→2回目解いたがちょっと自信のないもの→バッチリ自信のあるもの

問題に取り組む度に習得状況によってページを入れ替えていくのです。

この場合、各ファイルに科目ごとの仕切りを入れて下さい。

“自信ありの問題ファイル”がパンパンになるよう頑張っていきましょう!

 

今日はここまで!

いかがでしたでしょうか?

あくまで過去問ノートは受験勉強のツールです。
ノート作りが目的にならないように気を付けましょうね。

良かったらこちらの動画も参考にしてみて下さい。

赤本ノートの使い方!効率的な過去問の分析と対策!!|受験相談SOS vol.1641

今日は、過去問ノートの作り方についてのお話をご紹介しました。

 

武田塾は、フレッシュな大学受験情報とともに、

常に1人1人に合った学習方法をご提案していきたいと思っております。

また、勉強のやり方に着目

普段の学習習慣から変えていくことで

成績を伸ばすという考え方を持っております。

 

各教科、各参考書ごとに

最適な勉強法をお伝えできます。

 

少しでもご興味がございましたら

ぜひ武田塾の無料受験相談にお越しくださいませ。

 

武田塾徳島校では大学受験を控える皆様からのお悩みを伺い、一緒に解決していく「無料受験相談」を実施しております。

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