徳島市の皆さんこんにちは!
武田塾徳島校
朝晩の少しひんやりした風に当たると“秋が来たなぁ”と感じる今日この頃・・・
そして、“過去問の季節が来た”とも思ってしまいます。
今回は、使わなければ損をする過去問の活用についてのお話です!
今日もどうぞごゆっくり!!!
過去問って志望校のレベルに近づかないとかかっちゃダメなの?
そんな事はありません!
“基礎ができてないのに過去問解いても意味ない”なんて思わないで下さい。
最短で志望校に近づく“道”がそこにはあるからです。
最初に過去問を解くには勇気がいりますよね。
“こんなんじゃ合格できないかも・・・”
“ここからホントに点数って伸びるの?”
などと不安の波がどど~っと押し寄せてきませんか?
でも、遅かれ早かれ過去問は解かなければならないので、“早めにとりかかって正解”と自分に言い聞かせてtryしてみて下さい。
0点だって問題なし! 勇気をだしてチャレンジ!
全然、全く解けなくても構いません!
だって、まだ対策してないのだから当たり前ですよね。
出来なかった事よりも、早いうちに自分のゴールまでの距離が測れ、無駄のない学習計画が立てられるとポジティブにとらえましょう。
合格点までの差は“伸びしろ”なのです!
志望大学の過去問3~5年前のものから解き、昨年度の過去問は入試が近づいた1か月前くらいに解いてみるのが最も効果的な方法です。
たくさん解いた方がいいだろうと、あまりに古い問題は傾向が変わっている可能性があるので参考にしにくい点を考慮して活用して下さい。
今できる範囲で“点を上げる方法”を考える
過去問で取れる点数が上がれば、入試本番で取れる点数も上がってくるはずです。
どうすれば点数が上がるか考え、無駄のない勉強計画を作ってみましょう!
解いた過去問から何が出来て、何が出来なかったのかを明確に分析してみます。
例えば、どの単元なのか、文法なのか単語なのか、いつも間違えるのはどういう形式か・・・などです。
併せて、自分のミスをする癖も見つけましょう。
解けなかった問題は必ずノートを使って解きなおし、なるべく正確に分析することが大切です。
ぜひ、“過去問用ノート”を1冊準備して下さい!
詳しく分析することで
最短ルートで点数が伸びる勉強計画=より質の高い勉強計画
が完成します。
本当に自分に必要なもの(=学習課題)を“過去問”からあぶりだしましょう!
1~3か月後にもう1度解きなおし、現状を分析し直す
最初は全く歯が立たなかった過去問も数か月すれば
“あっ! できるじゃん!”
と分かる部分が増えている事に気づくはずです。
分かる単元が増えると、問題を解くのが面白くなりモチベーションも上がってきますよね。
さらに、以前よりも早く的確に現状分析が出来るようになってると思います。
ここで注意してもらいたいのが、せっかく頑張っているのだから“うやむや”な問題は残さないという事!
“できる”と“ほぼできる”を混同しないように計画を立てましょう。
学習計画は、最初からバッチリ計画通りにいかなければならないものではありません。
自分が思った通りに計画が進まない事を前提に、必要に応じて修正しつつ、少しずつ志望校に近づく事を意識して勉強してみて下さい。
志望校対策が出来るレベルの時期の過去問対策の方法
このレベルまでになってからの勉強は、過去問の使い方にも工夫が必要になってきます。
およそ6~7割ほど解けるのを目安として下さい。
しかし、ここから点数が伸びず、志望校を下げてしまう生徒も少なくありません。
つまづきポイントは逆にチャンスの訪れととらえ、諦めずに努力を重ねましょう!
レベルが高いくなってくると記述問題が出てきます。
記述問題は、学校の先生や塾の先生に“赤ペン先生”を必ずしてもらいしょう。
自分では採点が甘くなりがちで、入れるべき解答のポイントを確実に理解していく為です。
様々な添削指導システムを利用するのもいいですね。
選択問題は、なぜそのような解答になるのか理由を説明できるようにとともに、不正解の場合もなぜ相応してなかったかを説明できるようにしましょう。
本番をイメージして、本気で過去問に取り組む
1番注意したいのが、“制限時間”です。
目標は、制限時間の10分前に解き終わる感じで臨みましょう!
本番を意識し、スマホなど机の上の不要な物は全部のけて、静かな環境で解いて下さい。
最初のうちは、制限時間内に解き終わるのが難しいと思います。
そういう時は時間内に終わった部分に、“ここまででタイムアップだった“と分かる印をつけ、残りの問題量からどのくらいの速さで解く必要があるのかを把握しましょう。
そして、1番大切な事は、
時間内に終わらなくても、必ず問題を全て解ききる事!
“終わらなかった問題は後で答えだけ見ちゃえ”
・・・なんて事をすると点数は全く伸びません!
あくまでも過去問は、得点を上げる為の“今後の学習課題”を見出すツールであり、過去問を解いただけでは点数は伸びません。
大切なのは、過去問を解いた後に自分に何が足りないかを分析し、次にどんな勉強をするかなのです。
合格点を取る為に、次回の課題や目標点数など具体的に決める
ただ“次の目標を決めて”と言われても、
“どれくらいの勉強量で決めればいい?”
と悩んだりするかもしれません。
現時点の得点からいきなり合格点までで考えるのはなかなか難しいと思います。
そこで、今より“あと1割点数を上げる”と考えてみるのはいかがでしょう?
あれもこれもと思案し様々なテキストに手を出すよりも、あと1割点数を上げる為に必要な問題集や参考書を絞った方が確実に実力がつきます。
例えば、1冊の問題集をいつまでと期限を決め、期限までの日割りで毎日コツコツとこなしていくのもいいでしょう。
小さめの目標でも達成できればやる気も出てきませんか?
現実的にこなせる目標を確実にこなして実力を上げていくのです。
計画通り1割上げる勉強を終えたら、過去問を忘れず解いてみましょう。
解く際には、必ず“その問題の答えに自信があるか”という点を意識して解いて下さい。
前にも述べましたが、必ず“うやむや”な問題は残さないようにして下さいね。
そして、1割点数が上がっていたら、今度はそこからもう1割上げられるよう学習計画を立てましょう。
これをどんどん積み重ねていけば、合格点を目指せるはずです!
過去問に合わせた自分なりの解き方をあみだそう!
ある程度解けるようになったら、解き方を工夫してみましょう。
目標は、
制限時間内に自分の実力を100%出しきること
この1点のみです!
過去問を解く前に解き方などをイメージするのが肝心!
問題を解く前に様々なケースを予想してみましょう。
例えば、
・どんな問題が出るか?
・制限時間は何分か?
・問題数は全部で何問か?
・一つの大問に何分かけるか?
・分からない問題にはどれくらい時間をかけるか?
・分からなかったらどれくらいで諦める?
などが挙げられます。
また、“解く順番”も大切になってきます。
何教科も解いてきた“お疲れ気味の脳”で、「配点の高い問題」や「難易度の高い問題」から解き始めると決めるのはお勧めしません。
「いつも大問1から解き始めなければならない」というルールも存在しません。
解く順番はおおまかでいいので、何年分か解くうちに最終的に自信が持てる解答順序を見つけましょう!
今日はここまで!!!
いかがでしたでしょうか?
過去問は、志望校がどういう生徒を望んでいるかという情報がぎゅっと詰まっているうえに、試験当日を待たずに実際に出題された問題を体験することができます。
そして、過去問を使って事前に志望校の出題傾向を分析し、合格をGetすべく対策を講じられる最強のツールなのです。
過去問は一度出た問題なので、“同程度・同傾向”の問題が出る事が多いので、分析する際に意識して取り組んで下さい。
なお、同じ過去問を満点が取れるまで繰り返し解くことも大切です。
過去問を、端から端まで、まるで“骨の髄までしゃぶりつくす”かのようにフル活用し、どんどん実力をつけていきましょう!
よかったらこちらの動画も参考にしてみて下さい。
他にもたくさん公開中です。
「過去問は課題発見のためにやる!」過去問の使い方を中森先生がまとめて答えます!【前編】|受験相談SOS
今回は、過去問の効果的な使い方についてのお話でしたが、皆さんの顔が1人1人違うように自分に合った活用法も1人1人違います。
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