徳島市の皆さんこんにちは!
武田塾徳島校校舎長の景山です!!!
本日は、私立大学の指定校推薦のお話。
学校で指定校推薦大学一覧が張り出され
検討を始めた受験生が増えてきた時期になってきました。
今日はそもそも指定校推薦とは何たるかと
その基準、徳島の県立高校の基準などについて
詳しくお話していきますね。
今日もどうぞごゆっくり!
そもそも指定校推薦って?
この記事をご覧になっている皆さんの中には
「指定校推薦って何?」という方もおられるかと思いますので
まずは指定校推薦とは何か?をお話していきますね。
指定校推薦(していこうすいせん)とは、推薦入学の方法の一つである。大学・短大・専門学校など(以降、大学等と略す)が、指定した教育機関(以降、指定校と略す)に対し推薦枠を与え、指定校では進学を希望する生徒に対して選抜を行い、大学等はその選抜された生徒に対して面接などの試験を行って合否を判定するの制度の一つ。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
まずは皆さんお馴染みWikipedia先生から
説明を引用してきました。
簡単に言い換えると
大学「あなたの高校からウチに〇人くーださい!」
高校「ちょっと待ってな、探してくるわ。」
「みんな~、〇〇大学△△学部行きたい人手ぇあげて~!」
生徒たち「はい!はい!はい!」
高校「じゃあ成績がいいからキミに決定!」
大学「決まった?」
高校「□□くんを用意したで~」
大学「よし、じゃあ□□くん、合格!」
と、こういうことです。
校内推薦を勝ち取れば大学の個別試験は全くなく
過去に事件でも起こしていなければ即合格となります。
※まあ過去に事件なんて起こしてたらそもそも推薦されないか…
つまり、校内推薦さえ勝ち上がってしまえば
ほぼ確実に合格ができてしまうという夢の制度
それが指定校推薦なのです!
指定校推薦は何のため?
では、なぜこのような制度があるのでしょうか。
ここから先はわたくし景山の憶測が混じりますが
一言でいうと私大側の知名度アップ、これに尽きると思います。
そもそも私立大学は国公立大学と異なり「非行政」が設立しています。
ということは会社と同じく、収益を得ることが目的の一つとなるわけです。
となると、いっぱい受験してもらっていっぱい受験料をもらう、というのも大事な要素なんです。
そのために高校側とのパイプを作っておいて
来年度以降もその高校からいっぱい受験してもらえば
それで万々歳なんですよね。
実際、それまで進学実績のない大学に行くよりは
過去に先輩方が進学された大学に行くほうが
はるかに安心感がありますよね。
このように指定校推薦は、継続的に進学実績を出すことで
次年度以降も受験・進学をしてもらうための制度
だと私は考えています。
指定校推薦を勝ち取るためには?
ここからは皆さんお待ちかね
指定校推薦を勝ち取るための要素
についてお話していきます。
通常の指定校推薦の選考基準に加え
徳島の高校特有のクセも見えてきましたので
その要素をお伝えしていきます。
★高校の平均評定
いちばん目に見えてわかりやすい基準が
高校の平均評定です。
そもそもまず、指定校推薦では出願時点で
「〇〇大学出願基準:平均評定4.0以上」
などと基準が設けられていることが多いです。
高校の評定はズバリ、どれだけ定期テストを頑張ったか?なので
真面目にコツコツ頑張れる学生を推薦しよう!ということですね。
ふつう一般受験では学校の評定は点数化されませんが
指定校推薦だと話は別になりますので
指定校推薦を狙う場合は評定を確実に取りに行く必要があります。
おおまかなボーダーとしては
日東駒専産近甲龍で3.8~4.0
MARCH関関同立で4.0~4.2
早慶上智で4.2~4.5ほどが目安になります。
また、外国語系や国際系の学部に関しては
英検などの英語外部試験成績が評価されることもあります。
★学内外での課外活動
部活や生徒会、ボランティアなど
学内外で課外活動を行っていたほうが有利な傾向にあります。
高校側からすると、限られた枠の中で
大学で活躍してくれそうな生徒を確実に送り込みたいので
そういった活動にも積極的に取り組んでいた生徒を重要視しがちです。
「推薦狙うなら部活には入っとけ」
と、私が高校生時代も言われたものです。
★模試の評定、偏差値
意外にも、これがなかなか重要のようです。
恐らく徳島特有かもしれません。
昨年、ある高校でMARCHの大学へ
指定校推薦の立候補をした生徒が5人ほどおられたそうです。
その5人は評定が十分で、部活でも活躍されており
誰かが進学するものだと誰もが思っていました。
しかし結果は、推薦なし。
評定は足りているものの、その大学へ進学するための
偏差値が不十分だと判断され、該当者なしとなり
高校が推薦を辞退する形となりました。
推薦しても大学で成績が悪ければ困る、と
高校側が判断したのでしょう。
実際、指定校推薦により進学した学生が
著しく成績が悪かったり、留年したり、退学したりすると
次年度以降の推薦が来ないということもあるそうです。
そのため、あまりにも実力が足りていなければ
推薦されないこともあるそうです。
★自己推薦書/志望理由書
指定校推薦出願の意思を示すにあたり
校内審査に使う自己推薦書/志望理由書です。
これは一見重要なものに見えますが
実はそこまで重要ではないというのが事実です。
あくまで校内推薦に使用するものであり
高校により形式も違います。
ある高校では800文字で夢を書かせるものであったり
ある高校では200文字で意気込みを一言書かせるものであったり…
つまり、確かな意思を確認するためや
出願のハードルを少し上げるために
高校側が形式的に用意したものにすぎず
この文章によって大きく加点があるわけではないようです。
もちろんいい文章は必須にはなりますが
評定や偏差値など客観的な数字が鍵になることは間違いなさそうです。
今日はここまで!!!
いかがでしたでしょうか?
今回は、指定校推薦についてお話していきました。
ここまでをまとめると
★指定校推薦とは、大学からのオファーに対して高校が生徒を推薦する制度
★校内選考を勝ち取ればほぼ合格となる
★選考基準は以下の通り
・3年間の平均評定
・模試の偏差値や判定
・学内外での課外活動
上記を肝に銘じたうえで、進路選択を行っていただければと思います。
季節は秋、そろそろ本格的に進路について
決定していかないといけない時期になってきました。
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