徳島市の皆さんこんにちは!
徳島校では、受験生のみならず最近は1,2年生の生徒さんもよく自習にこられるようになりました。
先輩方がセンター試験を目前にし、スイッチが入ったのかなと思います。
2年生3学期は3年生0学期とはよく言うものですが
その通り、すでに受験に向けてのレースは始まっています。
受験はフライングが許されるレースです。
一日でも早く、少しの量からでも
受験勉強を始めることに意味があります。
武田塾徳島校校舎長の景山です!!!
今日のブログは、2020年に浪人をすることによるメリットとデメリットのお話。
あえてこの時期にこのお話をしたい理由があります。
今日もどうぞごゆっくり!!!
このタイミングで、浪人のお話をする理由。
センター直前に浪人の話をするのはどういうことか、と思われる方も多いかと思います。
ですのでまず、なぜ私が今回このタイミングで浪人のお話をするか、その理由をお話ししたいと思います。
まず大前提として、試験を受ける前から、ダメだった時のことを考えるのはよくありません。
浪人が頭にちらついている人もいるかと思いますが、浪人は結果論であり
最初から2年計画でもない限り、今は目標としている大学に合格することだけを考えましょう。
とはいえ、2020年に浪人することは、これまでの浪人計画とはわけがちがいます。
これまでは試験形式が大きく変わることはなく、浪人するとしても
来年同じように試験を受ける、というイメージしかなかったと思います。
しかし今年は、来年度に新テストの開始を控えています。
そのため、来年度浪人するとどうなるのか、不安に思われることが多いでしょう。
すると2月や3月の、短期間で将来を決断しなければならない時期に
不安な気持ちに溢れたまま大きな決断をしなければならないのです。
だからこそ、あえてこの時期に
2020年度に浪人することによる私なりの考え方
をお話しさせていただき、早ければ1月の下旬、また2月3月に人生の決断をしなければならない方のお力になれればと考え、このお話をすることにいたしました。
2020年に浪人をするデメリット・メリット
先述の通り、2020年に浪人をするのは、これまでの浪人計画とはわけがちがいます。
実際に武田塾徳島校の生徒さんを例にとっても
皆さん浪人をできるだけ回避するよう、安全圏の私立を受けたり
センターの結果によっては志望校を下げることも辞さないという方も多く見受けられます。
これは、来年の受験制度があまりにも不透明なため
浪人=暗闇に飛び込んでいく
という印象をお持ちの方が多いからだと思います。
しかしこの浪人回避の風潮は、逆に
浪人に対する追い風
になる可能性もあると私は考えています。
2020年に浪人をするデメリット
新テスト導入による対策の不透明さ
こちらが一番の理由ではないでしょうか。
2021年度よりセンター試験が廃止され、大学入学共通テスト(以降、新テストと表記)の導入が決まっています。
しかし新テストの内容に関しては紆余曲折を続けており、
英語外部試験導入の見送り
数学、国語の記述式試験導入の見送り
など、当初の発表からずるずると内容が変わってきているのが現状です。
その都度大学入試センターより、新テストのプレ問題が発表され
対策模試も順次始まってはいますが、それでも
・英語の文法問題出題の廃止
・現代文に随筆が登場
・数学でより思考力を問う問題を出題
など、これまで通りの対策が通用しなくなるのは大きなデメリットと言えます。
新テスト平均点の低下による志望校選定のむずかしさ
新テストによる影響は、試験対策のみではありません。
新テスト導入は、志望校選定(進路指導)にも大きな影響を与えます。
新テストでは、これまでのセンター試験が平均点6割を目安に作られていたのに対し
平均点5割を目安に作られることが発表されています。
これにより、各大学のボーダーの変化が生まれます。
これまでは過去の合格平均点を見たり、合格最低点を見たりして
出願するか否か、また出願した場合二次試験でどれくらい点をとればいいか
概算をしてから出願をすることができました。
しかし一次試験(センター⇒新テスト)の平均点が大きく変わるため
これまでのように過去の入試結果を参考にすることができません。
これまでは各模試の志願者順位(相対評価)に加え、ボーダー(絶対評価)
の2つを参考に出願することができましたが、
来年度に限っては過去データがないため
志願者順位のみが参考データになります。
・これまで〇〇大学のボーダーは700/900点だった
・新テストで630/900をとった
⇒割合的には十分だが、新ボーダーを満たしているかわからない!
このように、ボーダーの切り方が今とは異なるため
出願校の決定に影響を及ぼす可能性があります。
2020年に浪人をするメリット
ここまで2020年に浪人をするデメリットばかり書いていきましたが
私的には、プラスに働く面もいくつかあるのではないかと考えています。
ここからは、そんなメリットについてお話していきます。
2021年度入試の志願者の減少
先述の通り、2021年度入試では新テストが導入されるため
2020年度の受験生は浪人を回避する動きが
例年より多くみられると予想されます。
これはつまり
2021年度の受験生は、例年よりライバルが減る
と読み替えることができると思います。
大学受験は、ボーダーがあるとはいえ
受験者数の中で上位(=定員の中)に入れば勝ち、という
相対評価勝負です。
また、大学受験者の現役:浪人比率はおおまかに
7:3
と言われています。
ではこの3割の浪人生が、2割、1割に減るのであれば…
現役生の人数は大きく変わることはないと予想されるため、単純に
例年よりライバルが少ない
ということになります。
二次試験の傾向変化が少ないという予想
また、こちらも先述の通り、新テストの傾向がまだまだ不透明であり
関係者以外の人は続報を待つしかない状況です。
これはつまり
各大学関係者(=二次試験を作る人)にも
まだ新テストがどうなるのかわかっていない状況
を意味します。
とはいえ、ギリギリまで二次試験を作らないわけにはいきません。
これまでは夏までに作成していた二次試験問題を、新テストがわからないからといって
秋、冬に先延ばしにすることはできないでしょう。
となれば、逆に各大学が作成する二次試験は
これまでと同じ傾向で作成して様子見
といったことも十分に考えられます。
実際に以前徳島校に来られた立命館大学の入試課の方も
新テスト導入に応じて2021年の入試傾向を大きく変えることはしないと
おっしゃっていました。
であれば、逆に新テスト導入によって
二次試験の対策がしやすくなる、という読みもできるのです。
今日はここまで!!!
いかがでしたでしょうか?
今日は2020年度に浪人をするメリット・デメリットについてお話していきました。
新テストをめぐる受験業界の動向はまだまだ不透明なため
今回のお話はあくまで、現状与えられている情報を踏まえた
武田塾徳島校的推測であることをご理解ください。
今日のお話については、武田塾チャンネルで武田塾教務部長の中森先生が少しお話をされているので、ぜひご覧ください!
この記事が、今年度の受験生の人生の判断のひとつの参考になれば幸いでございます。
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