高校2年生の皆さん、こんにちは。
受験学年(高校3年)になる前の高校2年生に向けて、
高2の冬の過ごし方についてお話しします。
一般的に言われる
・高3になったら偏差値が5下がる
・基礎を固めておかないとまずい
・成功者はもう動いている
などなど。
そんなのは聞き飽きていると思います。
そこで今回は、実際にあった話をベースに
「高2の冬の過ごし方」
を紹介します!
第一部:覚悟なき行動は逆効果
まず、この記事を読んでくれている以上、
受験や勉強に対して少しでも前向きに考えてくれているとは思います。
もし、適当な気持ちで読んでいるのであればこの先は読まない方がいいです!
現実に目を向けることは人間にとって基本的にしんどいことです。
変わるつもりが無いのに不快な思いをする必要はありません!
それでは早速、、、
「覚悟なき行動は逆効果」とはどういうことか。
言い換えるならば、
「とりあえずやる」
「言われたからやる」
といった次第です。
中には、「まずはやることが大事」と考える方もいらっしゃいます。
確かにそれも重要な場面もありますが、
今回は大学受験、ましては人生で勝ち上がるための話をするので、
目的なしの行動はここでは肯定しないでおきます。
なぜ逆効果になるのか
勉強しないよりは形だけでも取り組んでいた方がいい。
そう考える人は少なくないです。
結論から言うと、覚悟なき行動の行先は
「慢性的な怠惰」
だからです。
これは勉強だけに限らず、スポーツなどあらゆるものに共通しています。
日々の練習をテキトーにやることは「本気の出し方」が分からなくなるだけではなく、
「変な癖」がついてしまうこともあります。
第一部まとめ
何事においても中途半端にやるのはいけない。
「高2の冬は大事」と、周りが言ってるから
なんとなくやるのではなく、目的を持つようにしましょう。
第二部:高2の冬で決めるべき覚悟
第一部では覚悟を決める(目的をもつ)ことの大事さを述べてきました。
現在、覚悟が決まっていない場合はどうすればいいのか。
第二部を読み切ったころには皆さんが”覚悟”できている状態になれるような話をします。
先輩たちの失敗談
嫌な話ですが、まずは実際にあった
「高2の冬を適当に過ごした」方々の失敗談を要約して紹介します。。
親に言われ、とりあえず受験勉強をはじめた先輩
高2の12月から受験に向けての勉強をスタートしたが、
MAXでとれる勉強時間のうち半分だけ勉強時間にそそいだ。
基礎知識に関しては周りより多いように見えていたが高3の夏で成績が伸びていなかった。
原因は、全体的に基礎知識は見たことがある状態だが初見問題で活用できない。
さらに、基礎知識にも抜けがあり、どこが抜けているのかも分からない状態。
本来、過去問演習などに時間を回したい秋では基礎の徹底的なやり直しが必要となってしまった。
学校の課題に追われた先輩
進学校に通う先輩は高3になってから毎日学校の課題に追われ、宿題をこなすだけで精一杯とのことだった。
学校の課題は過去問の抜粋がメインで、それをこなしていればいいとの指示だった。
宿題はこなしているのに、成績が伸びないどころか、課題に取り組んでも何をやっているのか分からず、
課題にかかる時間は増え、基本的な単語帳に戻りたくても戻る時間もない。
話を聞くと「高校受験と同じように、受験学年になってから頑張ればどうにかなる」と思っていたそう。
高3になるまでに基本的な単語や文法はしっかりやれとは言われていたがやっていなかったため、
受験期にその先輩にとっては演習ではなくどうにかして課題をこなすだけになってしまい、
受験勉強といえる勉強に時間を割くことが出来なかった。
志望校が無いから志望校探しを優先しすぎた先輩
将来やりたいことは特に決まっておらず、大学もそこそこいい大学に行ければと思っていた。
まずは、目標設定しないことには始まらないと。志望校探しを理由に勉強はほとんどしなかった高2の冬。
そのまま高3の春を迎えるが、志望校は決まらず。
高3の夏になって、とりあえず勉強しないとと焦り始めたが、
その時点でその子の言う”そこそこいい大学”はかなり厳しい状況になっていた。
失敗談から学ぶべきこと
・やっている感が出て慢心してしまう
・自分の弱点が分からなくなり復習しづらくなる
・高校受験と大学受験ではボリュームが全く違う
・1年という期間は長いようで短い
呼んでくれた方、一人ひとり感じ方は違うかもしれないですが、
一つ確かに言えることがあります。
それを心に刻んで高2の冬を過ごしてほしいと思います。
「今過ごしている1日と受験前日の1日は全く同じ」
今、サボった1日。
今、テキトーに過ごした1日。
第一志望の試験前日の1日。
全部同じ1日なのです。
フルマラソンを想定してもらえれば分かりやすいかもしれません。(陸上部の方すいません💦)
スタートが30秒遅れても、42.195kmもあるのであればそんな大きな差は付けられない。挽回がきく。
距離が長いからこそ、たったの30秒ぐらい変わらないだろうと思いませんか?
しかし、42.195km完走することに変わりはないので、
30秒のタイムロスは具体的にどこで回収するのか?
自分が出遅れていると気づくのはマラソン終盤になってからでしょう。
残り10km....
はたまた残り2kmで気づいた時には30秒のタイムロスは回収不可能です。
第2部まとめ
まだ時間があるからいいやと思っているのであれば、
今アドバンテージを取ったうえでゆっくりすればいいのではないでしょうか!
スタートダッシュは早く!
変な走り方は終盤になって疲労が来るのでスタートからしっかり走る心がけを!
第三部:高2の冬は○○だから重要
学校の進度が早ければ、高3になったら演習がメインになります。
そうではない場合は、受験ギリギリまで授業があります。
一つ皆さんに質問です。
今日、今まで習ってきた範囲であれば完璧にできますか?
出来ないようであれば、いつ復習して出来るようになりますか?
第2部で話した通りですが、1回でも軽い気持ちで後回しにすると、
次の1回も「いいや~」って後回しにしてしまいます。
何度か繰り返すうちに、やるべきことがたまって自己嫌悪に陥ってしまったり、
全てを放棄するようになっていきます。
高2の冬がなぜ重要なのか。
それは、
「高2の冬の過ごし方はそのまま、高3の過ごし方になるから」
であります。
少なくともこの記事を読んでくれている方は、
高2の冬の過ごし方について意識があるからだと思います。
意識があるのにもかかわらず、1日を惰性で過ごしている人が、
焦燥感のある受験期になったらきちんと過ごせるようになることは、
ほとんどないです。
人間の習慣はすぐに変わるようなものではないです。
しかし、受験で失敗したくないのであれば、
「まずは今日一日を頑張り切る」
という気持ちを持ちましょう。
いままで過ごした日々は変わりませんが、
今日から過ごす日々は変えられます。
1年後に皆さんが笑っていられることを祈ってます。
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