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武田塾所沢校です!
受験生の皆様、共通テストお疲れ様でした!
今回は最新の共通テストを振り返って、来年に向けての対策を紹介していきます!
目次から自分が使う科目を選んで見てみてください!
国語
現代文
講評
第一問は二種類の文章で構成されていましたが、二つ目の文章の具体例が非常に長かったため、シンプルな読解で解くことが可能でした。
第二問は状況は掴みやすいものの、設問の難易度がやや高く、予備校でも解答が割れる事態がありました。
問5は問題を解くために評論文に近い論理的思考が必要となったため、戸惑った受験生もいるかもしれません。
大きな変化としては第一問の漢字問題で同じ漢字の中での意味の違いを問う問題の追加、第二問の語彙問題がなくなったことが挙げられます。
次年度の対策
新傾向の漢字の意味の違いは漢字の参考書をやる際に、その言葉の意味も理解することが、今まで以上に重要になりました。
また、複数文章はこれからも続いていくと思われるので、既存の参考書だけでなく、共通テストの問題集も定期的に取り組んで形式慣れする必要があります。
小説は「文章+まとめノート」の形式で出されることが想定されますが、そのまとめノートから、全体像を掴めると解釈違いが起こりづらくなるので、その特訓もできると良いでしょう。
古文
講評
複数文章であり、語数が増えたこともあり、難易度は上昇しました。
問4の教師や生徒の発言に関する問題の出題は昨年度は出題がなかったもので、新形式と言えます。
読解は先に読むことになる『増鏡』のほうがやや難しいですが、注や『とはずがたり』を中心にして読むと理解しやすかったです。
難易度は上がったものの基本的な知識があれば最低限の点は確保できた問題と言えます。
次年度の対策
古文は例年、知識問題が一定数出題されます。
その知識を確実に抑えられれば、難易度に関わらず、最低限の点が確保できます。
特に古単語、動詞・助動詞の活用、敬語に関しては早めに抑えられるようにしましょう。
漢文
講評
漢詩と文章の組み合わせでの出題でした。
難易度は特に変わりなく、模試などのスコアに近い点数を出した受験生が多かったのではないかと考えられます。
次年度の対策
漢文はセンター試験含め3年連続で漢詩が出題されているため、来年も警戒が必要です。
古文同様基本知識となる漢字、句法、重要語を早めに抑えることで、得点を安定させられるようにしましょう。
数学
数学IA
講評
量・難易度共にセンター試験からみても過去最高難易度となりました。
傾向として特別何かが新しくなったわけではありませんが、全体的に典型問題をそのまま覚えているだけでは解けない問題が多かったです。
またシンプルな計算も桁数が大きかったりと、ケアレスミスしやすい問題だったと言えます。
大きな桁の割り算は次の四捨五入をしなければいけないため、それもケアレスミスを誘発しやすかったです。
次年度の対策
講評でも触れた通り、典型問題の暗記だけでは対応できない問題が急激に増えました。
覚える公式を単に計算の道具としてだけで覚えるのではなく、その式の構造をしっかりと理解することが、高得点を取るには欠かせない要素になりました。
しっかりと理解して問題演習ができれば、忘れにくくもなるので、闇雲に解きまくるのではなく理解重視の勉強にシフトしていくことが大事です。
数学IIB
講評
IA同様大幅な難化となりました。
IIBは今まで大きな変化が見られなかった分、面食らった受験生も多いと思います。
特に量で言えばIA以上に厳しく、数学が得意な人でも高得点を取るのは至難の技だったと言えます。
次年度の対策
まずはIA同様、公式の本質的な理解が欠かせません。
その上で計算速度をある程度早くしなければ、安定して高得点を取るのは難しいでしょう。
センター試験などで対策する場合では「制限時間-5分」で見直しまでできるようになれば、計算速度に関しては十分でしょう。
社会
世界史
講評
難易度に関しては可もなく不可もなくと言った感じです。
ただし、センター試験と比較して図表や資料の問題が増えたので単純暗記では点を取りづらかったでしょう。
模試などを活用して共通テスト型の出題形式に慣れていたかどうかが、重要な試験でした。
次年度の対策
まずは「世界史=単純暗記」という考えを捨てるようにしましょう。
単に語句を暗記するのではなく、歴史のタテ(時間的な前後関係)・ヨコ(同時代の異なる地域の出来事)の関係に注目して学習を進めることが大切です。
また、文章だけで理解するのではなく、資料集を活用して、写真、年表、グラフ、史料などを意識してみることで、新形式の問題に対応しやすくなります。
日本史
講評
世界史と比べると明らかに難化しました。
資料の並び替えなど、受験生が慣れていない問題も多く、対応しづらかったでしょう。
二次試験や難関私大で日本史を使う人は、このレベルまで理解してる人も少なくないと思うので、比較的難易度に影響されなかったと思います。
次年度の対策
世界史同様、単純暗記ではなく、資料集を活用した体系的な理解を心がけましょう。
事件や政策などを多角的に考察する過程が重視されており、歴史的事象の意味や意義、特色や相互の関連など、総合的に考察する力が求められる傾向にあります。
資料もただ覚えるのではなく、そこから得られる情報に注目してみましょう。
地理
講評
地理はセンター試験の頃から思考力をある程度必要としていました。
今回もその傾向は大きくは変わっていませんでした。
ブームであるSDGsを意識した資源利用と環境に関する出題もあり、取っ掛かりやすい内容であったと言えます。
次年度の対策
講評でもあった通り、センター試験から大きな変更はなく、本質的な理解がそのまま得点につながる科目です。
「一冊を完璧に」という言葉を大事にして、自分がよりどころとするテキストから、深い理解をできるようにしましょう。
過去問演習に関しては、センター試験をやっても十分対策になるので、たくさんの問題を解いて思考力を鍛えましょう。
その際、過去の統計を間違って覚えないように注意しましょう。
倫理・政治経済(倫理/政治経済それぞれ含む)
講評
倫理は昨年と比較すると難化はしましたが、依然として得点が取りやすかったです。
しかし、読解問題が多かったため、ゆっくり解いていると時間に余裕がなくなって大変だったでしょう。
政治経済は昨年が難しかったため、比較すると易化しましたが、センター試験の頃と比べると、引き続き難易度は高かったです。
単に知識を使うだけでは解答に至るのは難しく、知識を組み合わせて解答したり、論理的な思考が求められました。
次年度の対策
倫理は他の社会科目に比べて明らかに理解が難しいです。
抑えるべき量自体は少ないですが、それで勉強時間を怠ると、全く身にならないまま試験本番を迎えてしまいます。
深い内容理解の上で、問題演習に取り組むようにしましょう。
政治経済は社会科目の中で唯一計算を必要とします。
暗記した上で計算問題にも慣れるように問題演習を重ねましょう。
理科基礎
物理基礎
講評
数学ほどではないにせよ、難易度が大幅に上がった科目の一つでした。
公式を使うだけで解くのは難しく、状況の理解とそれを式化する思考力が必要な試験でした。
次年度の対策
センター試験と比べて公式を使うだけで解ける問題は少なくなりました。
しかし、教科書の基本問題を正しく理解することができれば、確実に高得点が取れます。
問題をただ覚えるのではなく、人に説明できるぐらいに理解を深めましょう。
また、初見問題をたくさん解くことで、問題条件の把握に慣れるようにしましょう。
化学基礎
講評
大きな変化はなく、傾向としては易化でした。
グラフや表から必要な情報を読み取って解答を導く必要がある、思考型の問題も出題されました。
計算が必要な問題は昨年と設問数は一緒でしたが、比較的取り組みやすい問題が多かったです。
次年度の対策
早いうちに全ての単元を終わらせ、問題集一冊を全て解けるようにすれば、安定した得点が見込めます。
また、暗記しなければいけないものもあるので、理系科目と侮らず、しっかり覚える時間を取りましょう。
生物基礎
講評
全体的に難易度が高い試験でした。
写真を用いた実験考察問題が新しく出題されたため、苦労した受験生も非常に多かったと思います。
苦手な受験生が多い酸素解離曲線に関する問題も出題され、厳しい試験だったと言えます。
次年度の対策
生物は基礎でも状況設定の自由度が高く、見慣れない問題が出題されやすいです。
問題集ばかりやるのではなく、講義系の参考書を深く読み込み、本質的な理解を心がけましょう。
模試を積極的に活用することも、思考力を鍛えるのに役立ちます。
地学基礎
講評
比較的解きやすい問題が多く、理科基礎科目の中では一番高得点を狙える内容でした。
大問数が増えたため、時間配分の感覚が難しかったと言えます。
次年度の対策
地学基礎は理科基礎の中では比較的簡単なイメージですが、最低限の計算力や図やグラフの理解はそれなりに時間をかけないと、高得点は難しいです。
共通テストでは短い時間でたくさんの問題を解く必要があるため、曖昧な知識ではなく、テキパキ解けるように演習を重ねましょう。
専門理科
物理
講評
難易度は昨年と比較してやや易化したと言えます。
思考力を問う問題も一部出題されましたが、一方で、典型的ですぐに方針が思いつく問題も多く出題されました。
典型的な問題演習をしっかりできていた人が高得点につながったでしょう。
次年度の対策
基本問題の深い理解をすることで、得点を安定させることが大事です。
条件から式化するときも、なんでこの条件が式に現れるのかを他の人に説明できるように、根拠をもった理解をしましょう。
基本的な考え方を習得した上で、実戦演習を十分に積めば、難化しても問題なく解けるはずです。
化学
講評
難易度は去年と大きく違いはありませんでした。
思考型の問題が多いため、各単元の深い理解が求められました。
第5問、問2のアルケンのオゾンによる酸化反応の問題はその特徴が顕著に現れた問題だと言えます。
典型問題をそのまま覚えているだけだと、高得点は難しい試験でした。
次年度の対策
共通テスト化学ではその場で考えて解く問題が多く出題されます。
知識を覚えて終わり、典型問題を覚えて終わりではなく、リード文や与えられた図、グラフ、表などから必要な情報を読み取って解答を導く能力を伸ばしていけるようにしましょう。
理論化学を理解してから、無機や有機に取り組むことで、効率よく、本質的な学習ができます。
生物
講評
文章量や選択肢が増え量的に難化しただけでなく、問題の難易度も上がっていました。
問題の自由度が高く、会話形式のディスカッションの内容を読み取る問題も増加しました。
幅広い範囲から出題されましたが、特に「生殖と発生」と「生物の環境応答」の分野からの出題が比較的多かったです。
次年度の対策
生物は他の理科科目に比べて単元の組み合わせの問題が多いです。
そのため、早めに全ての単元をさらっとでも終わらせないと、共通テスト形式の問題に取り組めません。
考察問題は慣れが必要なので、早く過去問演習に入れるように、全単元の一周をとにかく意識しましょう。
地学
講評
各問題の難易度はほとんど変わらなかったが、計算問題が減ったため、全体としては易化と言えます。
標準的な問題がほとんどを占めましたが、Ia型超新星が題材にされるのは初めてであり、そこで学習量の差がついたと考えられます。
次年度の対策
地学はセンター試験と出題形式がほとんど変わっていません。
また、単なる知識問題よりも、基礎事項の正確な理解と応用力、総合力が問われる出題が主になっています。
この特徴を抑えた上で過去問演習をやりながら知識・思考の穴を埋めていくようにしましょう。
英語
リーディング
講評
難易度に大きな変化はなく、新傾向の問題も見られませんでした。
そのため、共通テストの対策をしっかり行ってきた受験生は成果がそのまま出たかと思います。
試験全体の総語数は約6000語で、昨年の第1回大学入学共通テストを約450語以上も上回っています。
しかし、共通テストそのものが文章を全て読むことを前提としていないので、難易度に影響を与えるには至りませんでした。
次年度の対策
各大学の個別試験と共通テストの英語の大きな違いは、英文を全て読むかさらい読み(必要な部分だけ読む)かです。
共通テストの読み方を身につけるには、過去問演習やGTECなどの試験に積極的に取り組むことで身につけられます。
また、基本的な単語、文法は絶対に外せないので、早い時期から継続して覚えるようにしましょう。
リスニング
講評
前半に簡単な問題が集中しており、得点は安定しやすかったです。
音声もはっきりしているため、普段からリスニングの勉強をしていれば問題はなかったと思います。
次年度の対策
第1問~第3問の比較的簡単な大問に全体の配点の約60%が与えられているため、ここら辺の問題を落とさないことが大事になります。
そのためには、形式に慣れ、先読みやメモを出来るようにすることが大事になります。
そのほかにも普段から英語を聞く習慣に加え、リーディングにも必要な単語・文法はマストになります。
特に英語を聞き慣れるのは短期間では絶対にできないので、毎日少しでもいいので聞く習慣を早い時期から(今日からでも)つけましょう。
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同日模試を受けた高校二年生の人も、使えるので、現時点での自分の立ち位置を知ることができます。
まとめ
今回は2022年度大学入学共通テストの講評と各教科の対策を紹介しました。
高校二年生はこれを参考に、今回の試験を振り返り、これからの勉強について考えていきましょう!
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武田塾所沢校には、東京大学・筑波大学・横浜国立大学・千葉大学・首都大学東京・埼玉大学
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