こんにちは。
板橋区東武東上線ときわ台駅から徒歩1分の個別指導予備校、武田塾ときわ台校です。
今回は大学受験(一般選抜)における志望校合格率のお話をします。
現実的な数字を見る事で、大学受験の厳しいリアルを改めてご確認ください。
また、厳しい故に早期の準備がカギを握ります。
後半では、対策方法についても触れていきますので、是非最後までお読みください。
では、行ってみましょう!
1.志望校の定義
まずは志望校の定義についてです。
一言で志望校と言っても様々です。
何故なら志望校=第一志望校ではなく、その線引きは人それぞれで曖昧だからです。
第二志望、第三志望も人によっては志望校ですし、例え滑り止め校だったとしても志望校と言う事もできます。
また、いつの時点での志望校を基準とするかでも全く異なります。
高3の春時点の志望校と高3の冬の直前期の志望校では全く異なるケースがほとんどです。
これらの事から、志望校の定義は非常に曖昧であり、また、それを基準にした合格率というのも同じように曖昧なものとなる可能性が高いです。
そのため、今回ここで言う志望校とは、高3の4月時点での志望校とし、併願校までも含めたものとします。
2.志望校の合格率
実際の大学受験者の中から合格率を算出しますと、30%程度というデータが出ているそうです。
この30%程度は滑り止め校の合格率も含めているため、第一志望校への合格率で算出すると
実に10%未満となります。
どうでしょうか?
想像していたより相当低いと思いませんか?
しかしこれが現実であり、高校受験とは全く異質のものであると認識して頂く必要があります。
では、なぜ少子化にも関わらずこのような現象が起こるのでしょうか?
理由はいくつかあると思いますが、今回はその中で偏差値に注目してお話を続けたいと思います。
3.高校の偏差値と大学の偏差値の違い
志望校の合格率が低い理由は、単純に自分の身の丈に合った偏差値の大学を受けていないからです。
では何故、身の丈よりも高い偏差値の大学を志望してしまうのか。
それは、自身が通っている高校の偏差値と志望大学の偏差値の差を正確に認識できていないからです。
結論から言いますと、高校の偏差値と大学の偏差値は全くの別ものです。
高校の進学志望はほぼ100%であるのに対し、大学の進学志望はおよそ55%です。
まず、母数の差があり、そしてそれぞれで偏差値を算出しています。
日本全国の15歳の学生全員のテストの平均点と、その中で大学進学を志望している生徒のみでのテストの平均点は違うものになりますよね?
これが高校の偏差値と大学の偏差値の違いであり、同じ偏差値50でも差が生じています。
一般的ににその差は5程度と言われています。
つまり、偏差値60の高校に通っていて大学進学を目指すのであれば、順当なレベルは偏差値55程度の大学であると言えるのです。
この5程度の差が大学受験の合格率を下げている大きな要因の一つであると思います。
では、次ではこの偏差値5の差がどの程度の大きさなのかをお話します。
4.偏差値5の大きさ
偏差値の数値はテストの点数とは全く別のものです。
たった5程度と侮ってはいけません。
この差はとても大きなものです。
何故なら、どんなに勉強をしてテストの点数が高くなっても、平均点も同じくらい高くなってしまえば、偏差値は変動しないからです。
先にも述べた通り、大学受験での偏差値は進学を志す55%の人達だけで構成されています。
勉強の意欲が相対的に高い人達の中での偏差値です。
その差を埋めるのにどれだけの苦労が必要か。
一般的には大学受験の偏差値を5上げるために必要な勉強時間は約1000時間と言われています。
そして、さらに衝撃の事実をお伝えします。
大学受験における偏差値5とは、1年間一般的な塾に通って一般的な努力をしてようやく上げられる数値です。
そのため、「高3になったら本気出す」と意気込んでいても、1年間で上がる偏差値はせいぜい5程度であり、10上がったら大成功と言えるでしょう。
この辺りの数字の厳しさを知らずに志望校を選ぶのは大変危険である訳ですが、学校の先生はそういう事を教えてくれません。
また、世の中には「部活引退から勉強を始めてGMARCH合格」などどいった甘い情報が溢れています。
それ故に無謀な受験に挑む生徒や親御様が減らず、結果として受験者の中からの志望校合格率30%という厳しい数字が出てしまうのです。
「とりあえずGMARCH」というように志望校を掲げるのは大変意義のある事です。
しかし、GMARCHというのは全受験生の上位11%以内の成績で入れるレベルの大学群です。
目指すのであれば、それ相応の覚悟と努力、創意工夫が不可欠なのです。
しっかりと心得ましょう。
5.早期の準備について
さて、ここまで厳しいお話をしてきましたが、ここからは前向きなお話です。
厳しい大学受験の関門を突破する方法をお伝えします。
ずばり、「早期の準備」です。
先にもお伝えした通り、大学受験は高校受験とは全く異質のものです。
高校受験の感覚でいると絶対に間に合いません。
どんなに努力をしても、どんなにお金を積んでも不可能なものは不可能です。
そうならないよう、しっかりと早い段階から事前準備をしましょう。
ここで紹介する方法は、誰でも簡単にできる方法です。
是非参考にして実践してみてください。
志望校の選定
志望校の選定は早ければ早いほど有利です。
志望校の選定が決まれば、自ずと勉強にも身が入ります。
実はこれが一番重要であるため、一番最初に挙げました。
ここまでの数値の考え方を参考にして、身の丈に合った大学を選びましょう。
もちろん、挑戦としてより高い志望校を掲げるのもありです。
どんな形であれ、まずは志望校をイメージしましょう。
試験方式の選定
大学受験は高校受験と同じように推薦選抜と一般選抜があります。
最近では大学入学者の実に51%が推薦入学です。
ただし、国公立大学は私立大学ほど推薦入試は多くありません。
そのため、国公立大学を目指すのであれば一般選抜、私立大学を目指すのであれば、まずは推薦入学を狙うのがセオリーです。
私立大学志望でも準備が遅れれば一般選抜しか選択肢が無くなり、合格率30%の修羅の道となります。
進学先の大学も、大学ランク的に指定校推薦>一般選抜となる傾向にあります。
肝に銘じておきましょう。
科目の選定
文系、理系の選択は科目の選択に繋がります。
都内の高校の流れですと文理の選択は高3になってから行うのが通例です。
が、それでは遅すぎます。
何度も言いますが、早期の準備が必要であるため、学校から言われる前に決めましょう。
高1の冬には決まっているのが理想です。
また、推薦入試の道を選んでいる方も、定期テストの点数に直結するため、慎重に選びましょう。
塾の選定
目標が決まれば塾も決めやすくなります。
自分に何が必要で、何が足りていないのか。
目標が定まって初めて課題も見えてきます。
この課題を解決してくれる塾を探しましょう。
間違っても「大手に行っておけば大丈夫かな」と安易に考えないようにしてください。
大手予備校に行って成績が上がらないと言っている訳ではありません。
そのやり方だと、結局一般的な塾に通って~の流れを辿る事になり、結局30%の合格率に至ります。
70%の受験失敗組にならないように、しっかりと目的、課題を持って塾選びをしてください。
手前味噌ではありますが、武田塾ときわ台校では、早期の準備のお手伝いとして無料受験相談を実施しています。
あれこれ考える前にまずは専門家にご相談ください。
必ず的確なアドバイスをご提案致します。
6.まとめ
いかがでしたか?
大学受験は情報戦です。
学力や資金の足りなさは情報で十分カバーできます。
そのためにも早期の準備が何よりも大事。
この事を忘れないでください。
皆さまの成功を心よりお祈りしております。
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