こんにちは。
板橋区東武東上線ときわ台駅から徒歩1分の個別指導塾、大学受験予備校の武田塾ときわ台校の佐立です。
さて、12月になりました。
受験生の方は日々の勉強と並行して、徐々に受験校の絞り込みを本格的に始めている時期かと思います。
そんな受験生を横目に、保護者の方は「塾はいつ辞めればいいんだろう?」とお考えになられる時期です。
今回は武田塾ときわ台校を例にして退塾にまつわるよくある質問と回答をご紹介します。
退塾の方法や残りの授業コマの消化方法について
Q.受験校の試験日が2月上旬なので1月末で退塾しようと思いますが、いつまでに退塾届けを出せばいいですか?
A.武田塾の場合、退塾届けは退塾する月の前月末までにご提出をお願いしております。
質問の例ですと、1月末退塾希望の場合は12月末までに退塾届けを提出して頂く事になります。
また、受験生で2月末まで在籍する生徒さまにおいては、退塾届けの提出は2月に入ってからでも大丈夫です。
武田塾は退塾の意向は書面にて頂きます。
ご希望の場合は生徒に渡しますのでご連絡ください。
※季節講習「かけこみタケダ」受講生の生徒さまにおかれましては、1ヶ月単位の契約であるため退塾届けは不要です。
Q.2月の上旬で試験が終了するのですが、その月の残りの特訓はどうなりますか?
A.1か月分の月謝に対し月4回の特訓を提供しておりますが、仮に1回特訓を受け、残りの3回を受けなかったとしても週割による月謝の返済はございません。
Q.では、特訓が無駄になるのなら1月末で退塾したほうがいいのですか?
A.特訓に関しては、無駄にならないよう、早い段階での消化対応をしております。
例えば、2022年の12月は29日(木)、12/30(金)が5回目の曜日となり、通常であれば特訓は休みの週となりますが、2月の特訓の先取り振替日として対応する予定です。
また、試験期間中においては、週1回の通常の特訓以外でも、その都度状況に合わせて特訓日を前倒しにて振替対応いたします。
そのため、武田塾ときわ台校では例年においても2月末まで在籍する生徒がほとんどです。
ここでまず保護者様のお考えとして、月謝が無駄になるという思考があると思います。
これについては上記の通り無駄にならないよう、毎年配慮しておりますのでご安心ください。
『志望校合格のために必要な事に集中する』という軸を持つ
不安によりさまざまな考えを巡らせる時期ですが、押さえておいて頂きたい軸があります。
それは、『志望校合格のために必要な事に集中する』という考えの軸です。
試験ラッシュが始まると、受験生は非常にナーバスになります。
そのため、受験した試験の手応えが悪かった場合、メンタルが非常に不安定になります。
生徒によってはこれまでの苦労に自信が無くなり、自暴自棄になって進学を諦めようとする生徒も珍しくありません。
そんな時、相談できる人がいなかったとしたらどうでしょうか?
相談を聞き、メンタルの立て直しが出来るのは、ずっと並走して指導してきた塾の担当講師だけのはすです。
そしてそれが個別指導塾の最大の強みです。
本番直前でその環境を自らの手で放棄してしまっても良いのでしょうか。
また、2月上旬の試験で成果が得られなかった場合、2月下旬から3月上旬の後期試験に挑戦する事になります。
満足な成果が無く、メンタルが不安定な状態で一人で十分な試験対策が出来ますか?
受験は志望校の合格通知が来るまでが受験です。
しっかりと軸を持ってお考えいただき、ご判断頂けたらと思います。
何度も書きますが、武田塾ときわ台校は特訓の回数に無駄が生じないよう、毎年最大限の配慮をしております。
他塾さまも役務サービスの契約を交わしているのであれば同様です。
月謝が無駄になりそうだからと短絡的な考えに陥らないよう、十分ご注意ください。
分からない事があればお気軽にご相談ください。
受験校の数や選定方法について
私立大学の場合、試験方式は様々なものがあり、志望大学に対して複数回受験のチャンスがあります。
そのため、「数を打てば当たる」という思考に陥ってしまい、平均的な受験数よりも遥に多い10校以上を受験する生徒が稀にいます。
確かに可能性は0ではないですが、『志望校合格のために必要な事に集中する』という考えの軸がブレていませんか?
例え同じ大学であったとしても、試験には試験ごとの傾向があり、個別の対策が必要になります。
そのため、よほど学力的に余裕のある安全校でない限り、過去問対策もせずに受験をしても失敗に終わります。
そして、その受験料は全て無駄になります。
時間と成績に余裕があり、様々な試験方式に万全の対策が出来て初めて「数を打てば当たる」となります。
そして、それ以上に無駄な事があります。
それは、受験期の貴重な時間を無駄にするという事です。
実際の試験にはほぼ丸1日の時間を費やします。
そんな無謀な戦略によって選んだ試験に貴重な時間を費やすのであれば、本命試験対策に時間を割くべきです。
試験慣れのためと仰る方もいますが、試験慣れのための受験は1校で十分です。
これは私の個人的な考えなどではなく、大学受験の不動のルールであり、鉄則です。
『志望校合格のために必要な事に集中する』とは、つまり、
資金、時間、労力といったリソースを集中させる事に他なりません。
是非しっかりとした考え、しっかりとした軸を持って計画と行動をなさってください。
受験校の数や選定方法については、私とときわ台校の講師が書いたブログがございますので、是非参考にしてみてください。
まとめ
大学受験は誰もが初めての体験であり、それ故に直前期には様々な心配や不安が出てきます。
そのためにしっかりとした考えの軸を持って行動して頂ければと思います。
本題の「塾はいつ辞めるべきか」対しては、
『無論、受験が無事終わるまで』
という事はご理解頂けたかと思います。
しかし、保護者の方におかれましては、資金面の不安等が当然あると思います。
滑り止めの大学に払う入学金等を含めると、受験料は決して安くはありません。
限られた受験費用を最大効率にて活用するにはどうすればいいのか。
しっかりとした軸を持って判断し、計画を立て、行動をしてください。
そして資金的に不安があったとしても、決して受験生に悟られぬよう、最大限の配慮をしてください。
いつも三者面談の際に申し上げておりますが、大学受験は家族全員の総力戦で挑むものです。
最後まで家族全員で受験生を支え続け、全力で駆け抜けてください。
皆さまの成功を心よりお祈りしております。