こんにちは!
板橋区東武東上線ときわ台駅から徒歩1分の個別指導予備校、武田塾ときわ台校の高橋です。
最近の受験相談で、GMARCHを志望する生徒さんが増えてきました。
ときわ台駅近辺にお住まいの方は、近くの立教大学や通いやすさから明治大学、学習院大学を志望している人が多いです。
そこで今回は、夏から始めるGMARCH対策(英語編)についてご紹介します。
受験勉強を始める前に
受験勉強を始める前に行ってもらいたいのが、直近の過去問演習です。
「まだ勉強始めてないのにいきなり過去問やったって解けるわけないよ~」
という声がありそうですが、どれくらい解けるのかというのは二の次です。
過去問を解いてみることで、自分が行う勉強の方向性が見えてきます。
例えば英語であれば、
・文法問題がどれくらい出るのか
・長文はどれほど長いのか、難易度はどれくらいか
・設問は英語なのか(英問英答)、日本語なのか
・英作文は出題されるのか
などは、問題を解くことで見えてくるものがたくさんあります。
また、当然ですが自分の実力も浮き彫りになります。
今の段階でどの程度の差があり、試験日までにその差をどのようにして埋めていくのか、
それらを諸々判断するために、まずは過去問を解くことから始めていきましょう。
GMARCHへの勉強について:英語編
GMARCHの大学を志望する上で着目してほしいのは、英検の利用の有無です。
英検利用については大学ごとに差があるので、大学案内などを見てチェックしておくべきです。
例えば、立教大学の場合は一般入試で大学独自の英語がほとんどありません。
そのため、年内に英検で高スコアを取るか、共通テストに向けた対策をしっかり行う必要があります。
英検2級に向けた対策についてはこちらの記事をご覧ください。
それでは、英語を中学レベルからやり直す場合の英語対策について記載していきます。
語彙力アップは最優先
語彙は力です。覚えた語彙量がすなわち英語の戦闘力なのです。
語彙は単語と熟語に分かれます。
単語の覚え方について以前記事にまとめたので、合わせてご覧ください。
優先的に覚えてもらいたいのは「単語1つにつき1つの訳(1語1訳)」で、
それを単語を見た瞬間1~2秒以内に言えるように訓練するのです。
単語
『システム英単語 Basic』
英語が苦手であれば、この単語帳から入りましょう。
『システム英単語』
上の『~Basic』とは1200語の単語が重なっています。
・『~Basic』から入る場合、まず基礎単語(1550まで)を覚えた後は『システム英単語』でさらにレベルが上がった単語を覚えていきましょう。
・英語がそこそこ出来る場合、最初から『システム英単語』に入るのもOKです。『ターゲット1900』にしても問題ありません。
◎『システム英単語Basic』1550まで、『システム英単語』1200まで、『ターゲット1900』1500まで覚えると、
英検2級に必要な語彙はマスターできるようになります!!
◎単語と熟語は受験当日まで行う参考書です。
MARCHレベルであれば、単語帳熟語帳ともに受験までには1冊全てを覚えるようにしましょう。
熟語
熟語の暗記も、英語長文や英検対策などで欠かせません。
推奨の参考書はこの2点です。
『英熟語ターゲット1000』
『速読英熟語』
『速読英熟語』は長文を読まなくて大丈夫です。
熟語を覚えるのに特化してください。
この2つの熟語帳はどちらか好みで選んでしまって問題ありません。
文法
文法については、中学レベルでつまづきが見られる場合は中学の復習から始めた方が良いです。
なぜなら高校英語は中学英語を基礎として上積みされていくので、
中学英語があやふやだと、文法やその先の解釈・長文の解説をしっかりと理解できずに進めることになります。
中学レベルができるかどうかは、
・人称代名詞が全て言える
・動詞の不規則変化が言える
・比較の文が作れる(原級・比較級・最上級)
などです。少なくとも、これらにモレがあれば早急に中学の復習から行いましょう。
中学の復習におすすめしているのが、『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。(改訂版)』です。
解説のすぐ右ページに問題が載っているので、問題は解けて当たり前。
その問題を解くときに、答えに至るまでの解説ができるように読み進めてください。
これを完璧に仕上げるのに、遅くとも3週間ほど見ておくとよいでしょう。
その次に『大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】』で高校文法を叩き込みましょう。
一度さらっと読むだけで身につくものではありません。
解説の本文を100%理解して覚え、例文を暗唱するくらい覚えることが重要です。
これで文法の土台が固まりました。
次は、それを踏まえて文法の問題を解いていきます。
『大学入試問題集 関正生の英文法ポラリス[1 標準レベル] 』か『Neststage』『Vintage』などを使用します。
これらの問題集については、志望大学の過去問を見て英文法問題がどれだけ出題されるかで選択してください。
英文法問題がそこまで多くない場合は『~英文法ポラリス』、文法問題が大問で出題される場合は『Nextstage』か『Vintage』の好きな方をやってください。
いずれの問題集も、選択問題や正誤問題がたくさん載っています。
大切なのは答えを暗記することではなく、答えに至るまでの考えを理解して覚えるということです。
そのためには、
・解答の根拠を自分の言葉で説明できる(解説ページの通りに)
・不正解となる選択肢について、なぜ不適なのかを説明できる
という観点で勉強しましょう。
特に後者の「不正解となる選択肢について、なぜ不適なのかを説明できる」というのは、
多くの受験生が必要性を理解しているものの、なかなか徹底できないという勉強方法でもあります。
解釈
文法の問題集がしっかり解けるようになったら、解釈の勉強をしていきます。
『肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本(必修編)』
最近多くの受験生から支持を得ているこの参考書。
これまで勉強してきたさまざまな文法事項を、色々な切り口で整理しながら正しく和訳する訓練をしていきます。
入試の長文は一見すると読みにくい文章がたまに出てくることがあります。
それを品詞分解し、修飾関係を見抜き、主語動詞を正確に特定してこそ正しく読めるようになるのです。
そのためにこの参考書では、「例文の和訳(直訳)を正確にできる」ようにします。
解説の通りにカッコをつけたりSVOCを振ったりするなど、筆者の思考をインストールする気持ちで進めてください。
長文読解
いよいよ長文読解!
GMARCHや共通テストでも長文読解の比重が非常に大きいので、
いよいよ得点を上げていくことに直結する勉強となります。
まず最初のおすすめが『大学入試 レベル別英語長文問題ソリューション1 』です。
この前にやった解釈本『~読解のための英文法』と同じ著者であるため、
カッコのつけ方やSVOCの振り方など、長文を読む上で必要な印のつけ方が同じ流れで勉強できます。
この参考書については、長文を読むことだけでなく、
繰り返し音読やシャドーイングも行うことで英語耳を鍛え、リスニング対策にも生かしていきます。
やり方としては、
1.問題を解く
2.丸つけして解説を読む
ここまでは他の参考書と同じですが、ここから先が本番と言っても過言ではありません。
3.カッコとSVOC、修飾関係の矢印をつける
4.全文和訳する
5.音読する
6.CDを聞きながらシャドーイングする(最低5回)
ここまでやりこむことで、読める英語量は格段にアップします。
◎音読をすることで左から右へ読めるようになり、長文を読むスピードが徐々に上がってきます。
◎シャドーイングでリスニング力向上するので、英検や共通テスト対策にうってつけです。
ここまでしっかり仕上げるまで、1題につき1時間以上はかかると思います。
それだけきちんと行う価値のある参考書です。
他に
『大学入試 レベル別英語長文問題ソリューション2』、
同シリーズの『~最新テーマ編1・2』、
『関正生のThe Rules 英語長文問題集』シリーズを1~3まで、
『関正生の英語長文ポラリス』シリーズ1~2
を行うことで、多くの長文テーマに触れるながら、読解問題の解き方を固めていくことができます。
過去問演習
ここまでしっかり問題を解くことができれば、
残りは入試本番に向けて過去問を繰り返し解いていきましょう。
「繰り返し」というのがポイントです。
同じ問題であっても、時間差を空けることでまた新たに解き直すことができます。
過去問を解く際には、自分の反省点を見つけるということが重要です。
・やったはずの単語や熟語でわからないものはなかったか
・時間配分はどうだったか
・できなかった問題をできるようにするため、どの参考書を復習すべきか
など、過去問から勉強のヒントをたくさん得てください。
過去問はすなわち演習になりますので、
ここまで取り組めれば偏差値も上がり、自分に実力がついているのを実感するようになります!
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