こんにちは！
板橋区東武東上線ときわ台駅から徒歩１分の予備校、武田塾ときわ台校の高橋です。
いつの間にか11月も半ばとなり、より一層時間の流れが早くなってきた気がします。
受験勉強の方は順調でしょうか。
受験勉強が順調であっても、成績の伸びが緩やかになってしまうことで、
「このまま勉強していてもいいのかな…？」と不安にもあることと思います。
ということで今回は「受験勉強のスランプの乗り越え方」についてお伝えしていきます。
受験勉強にスランプはつきもの
受験勉強のスランプとは、これまで通り勉強しているにも関わらず、
実力や成績が向上しづらいときのことです。
英語で言うと、
単語や文法を覚えている基礎固めの時期は
めちゃくちゃできるようになってきている実感があったと思います。
そこで、解釈や長文に入ってくると、とたんに読めなくなることがあります。
あるいは、これまで英語長文をスラスラ読めていたにも関わらず、
ある日突然読むのが遅くなることもあります。
このように
勉強の成果が出てこないと、
「このままの勉強で良いのだろうか」
とか
「勉強する意味はあるのかな」
など、不安なことが次々と思い浮かんでくることでしょう。
残念ながら、ここで受験勉強を諦めてしまう人も中にはいます。
スランプが来ない人もいますが、「誰にでも起こりうること」でもありますので、
その乗り越え方を心得ておくだけで気持ちも楽になるはずです。
スランプに陥る原因１：発展問題が増えてきた
発展問題が解けずに勉強のやる気が出てこない受験生がよくいます。
基礎の段階では、極論を言えば
参考書を丸暗記するだけでよかったと思います。
しかし、応用や発展問題が増えてくると、
複数の単元にまたがるような問題が増えてきます。
一つひとつの単元の知識はあるのに、
それを頭の引き出しから引っ張り出す訓練が足りていないために
成績の伸びが鈍化してしまうのです。
スランプに陥る原因２：勉強のやる気が上がらない
・受験したい気持ちはあるのに…
・試験日まで残り時間が少なくなっているのはわかるのに…
それでも勉強へのやる気が出てこない人は一定数います。
これは、勉強への疲れということだけでなく、
季節の変わり目ということもあり、気温が下がってきて天気も不安定なことから
心身に不調が出てきていることも一因です。
疲れたまま勉強しても成果として得られるものはわずかです。
集中して勉強することが非常に大事です。
スランプに陥る原因３：不安に押しつぶされそう
勉強自体はきちんと進められているにも関わらず、
模試の成績や過去問でうまく点数が取れないということもあります。
ひどいときには、
以前解けていた問題さえ解けなくなってしまうこともあります。
その結果、やる気がなくなって勉強時間が減ってしまうことがあります。
ここでもっともやってはいけないことは、
受験勉強を辞めてしまう
ということです。
不安とうまく付き合いながら、勉強をし続けなければなりません。
残念ですが、不安は合格発表が出揃う日まで消えることはありません。
スランプを克服した大学生のアドバイス
ここからは、スランプに陥りながらも
うまく乗り越えられた人たちのアドバイスをご紹介します。
１．五感を働かせて勉強した
それまでは授業を聞いたり、解説文を読んだりして理解する勉強だったので、
それ以外に自分で声を出して勉強するようにしました。
文章を音読するというのは、
意外なほど集中力が必要です。
目だけでなく耳にも入ってくるので、
頭に残りやすくなりました。
また、国語や英語の長文で、
知らず知らずのうちにやっていた読み飛ばしもなくなりました。
内容を正確に理解できるようになったので、
参考書を丁寧に読み進めることができるようにもなりました。
２．友だち同士で問題を出し合った
自分一人で勉強していても不安に押しつぶされそうなことが多かったので、
友だちと一緒に勉強する日を作ることにしました。
集中する時間と休む時間を一緒に決めたり、
互いの参考書から問題を出し合ったりしました。
近くに一緒に頑張っている人がいるのはとても励みになり、
自分ももっと頑張ろうという気持ちになりました。
３．塾や学校の先生に相談した
塾や学校の先生に、
志望校や受験科目の相談だけでなく、
普段の勉強時間の使い方や、スキマ時間の活用、
リフレッシュの仕方などをいろいろ教えてもらいました。
自分が持っている不安を先生方も経験していたりして、
いろいろなアドバイスをもらって参考にしました。
また、志望先の大学に通っている先生からは、
どんな大学生活を送っているのか教えてもらいました。
合格したらどういう生活になるのかをリアルに想像して勉強することで、
少しずつ前向きな気持ちになることができました。
４．思い切って１日休む
受験が近づくにつれて不安な気持ちが高まってきて、
それを克服するためにさらに勉強をし続けました。
それでも焦りからか、勉強時間を使った割にできるようになったところは少なく、
その時は本当に「勉強していて意味があるのかな」と
さらに不安になりました。
見かねた親から、
「１日くらい何もせずにでかけてみたら？」
と言われ、久しぶりに遠出してみました。
頭の中には勉強のことがありましたが、
それでも体を動かしたことで気持ちがリフレッシュされました。
気持ちが切り替えられたので、次の日からは
また勉強に集中して取り組むことができました。
まとめ：スランプが来ているのは勉強が進んだ証拠！
いくら勉強しても成績が伸び悩むなど、
スランプに陥ってしまうといろいろな不安が押し寄せてきます。
それとうまく付き合うというのが乗り越えるコツになります。
基礎が固まっていない人にスランプは来ません。
基礎と応用の過渡期に来ることが多いです。
勉強方法を見直し、気持ちの整理をつけつつ、
周りの人たちに相談しながら乗り越えていきましょう！
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