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【速報】早稲田大学教育学部でも共通テスト利用入試開始!

こんにちは!
板橋区東武東上線ときわ台駅から徒歩1分の予備校、武田塾ときわ台校の高橋です。

今回は、入試制度変更のアナウンスがあった早稲田大学教育学部についてご紹介します。

1.早稲田大学教育学部とは
2.教育学部は「本キャン」の穴場!?
3.学部の雰囲気について
4.2023年度(現高2生対象)の入試改革について

順にご説明します。

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1.早稲田大学教育学部とは

1949年に私立大学初の教育学部として設立されました。

教育学部なのに教員免許の取得を卒業要件としていないということで
学部内で勉強の忙しさにかなりの差があります。

そのような学部であるので、主な出身者も

教育評論家の尾木直樹さん
作家の綿矢りささん、重松清さん、
フィギュアスケートの荒川静香さんや村主章枝さん、
プロ野球選手の斎藤佑樹さんや重信慎之介さん
など、教育界にとどまらない活躍をされています。

現在、教育学部にある学科や専攻はこちらに詳しく載っています。 

教育学部が主に授業を行っている16号館は
早稲田大学の中でも年季の入った建物で、
かなりの歴史を感じることができます。

大隈講堂がある正門からもっとも遠い学部なので、
他の学部生からすると存在感が薄いと言われることもあるようです。

2.教育学部は「本キャン」の穴場!?

看板学部である政治経済学部や、
創設期から存在している法学部や文学部などの
専門性の高い学部とは異なり、
教育学部では学科ごとに専門が分かれています

他の学部と重複するような学科もあり、
似ているカリキュラムの社会科学部もあるため、
教育学部の独自性というのは……まぁ他の方々に譲りましょう。

そのような性質があるため、
「とりあえず早稲田(の本キャン)に行きたい」という受験生が
他学部と併願で受けることが多いです。

そんな中、早稲田キャンパスにある学部の中で、
唯一 地歴公民の配点が 英語・国語と同じであるということ、
(他の学部は英語と国語が重視されます)

理系の学科・専修については、
早慶理系では珍しく理科科目が1つだけで受験が可能です!

他の学部とは違い、
文系で地歴公民が得意な人、
理系で理科の勉強が1つだけの人
にはおススメです!

3.学部の雰囲気について

早稲田大学教育学部に通っている講師から話を聞きました!

教育学部は、学科が多く一つ一つが少人数なので学科同士でみんな仲良く授業を受けています。
特に理学科の専修は1クラスしかなくテストや課題も協力しながら高校のクラスのような雰囲気です。
本キャンでは唯一の理系で実験などは16号館とは別の6号館と言うところで行いますがどちらの館も味があります。
英語や、第二外国語の授業は学科、専修ごちゃ混ぜで行われるのでいろいろな人と仲良くなれます。
早慶理系では珍しい3教科での受験なのでコスパはいいと思います!

他の学部とは違い、学科や専攻で細かく分かれているため、
クラスの中で仲良くなりやすいのは大きな利点ですね♪

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4.2023年度(現高2生対象)の入試改革について

2021年7月7日(水)、早稲田大学から発表がありました。

入試制度変更の目的としては、

価値観が多様化しかつそれらが顕在化する現代社会において、複雑化する種々の課題解決に貢献する才知ある人物を送り出すためには、これまでの3教科型入試で評価してきた深い専門性に加え、柔軟な思考力、豊かな教養や論理的思考能力と言語運用能力を評価する入試体制が必要となると考えています。 
 こうした考えのもと、教育学部ではこれまでの3教科型の一般選抜方式に加え、大学入学共通テストで5教科の知識・技能を評価した上で、思考力・判断力・表現力を評価する論述問題を中心とする独自の二次試験を課す新しい一般選抜方式を2023年度より導入することにいたしました。

とのことです。

変更の要点としては、

・現行の「文科系(A方式)」「理科系(B方式)」に加え、
 「共通テスト+一般(C方式)」「共通テスト+一般(D方式)」の新設。
・募集定員の変更(学部全体では削減)
・政治経済/生物/地学の廃止

ということです。

新設「共通テスト+一般(C方式)」について

今回もっとも大きい変更(追加)点です。

このC方式については、
共通テスト学科独自問題で判別されます。

この学科独自問題は、
志望学科ごとの総合問題が課されることが多いですが、
学科によってはA方式やB方式と同じ問題を1科目だけ受験するということになります。

共通テストでは90%程度必要になることと思われますが、
得意科目で勝負する、ということができるようになります。

共通テスト:90点(5教科7~8科目、900点満点を圧縮) + 個別試験:150点 
となります。

新設「共通テスト+一般(D方式)」について

理学部生物学専修のみ対象です。

C方式と似ていますが、共通テストで必要な科目数のみが変わります(配点は同じ)。

共通テストで必要な科目は、
英語・数学ⅠAⅡB・理科2科目(基礎ではないことに注意)
の3教科5科目となります。

募集定員について

変更後の募集定員はこちらです。 ※こちらから引用

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比重としては、従来通りの試験方式の割合が多いですね。
C・D方式に「ワンチャン」賭けるというのは危険です。

いま早稲田大学教育学部を目指しているのであれば、
A方式かB方式に対応した勉強をすべきです!

まとめ

他の学部では以前からセンター(共通テスト)利用入試がありましたが、
いよいよ教育学部にも導入となりました。

共通テストで測られる基礎学力と、
学力の3要素である「思考力・判断力・表現力」を問いたいという教育学部の姿勢が出ています。

他の大学にも共通テスト活用の動きが広がっています。
基礎学力の定着が非常に大切です!

今回の早稲田大学教育学部のように、
「基礎学力」は当然あるものとして、総合問題を解く「応用力」が合否を分けます。

高校2年生の生徒は、
その「基礎学力」をどれだけ早く完成させるかが勝負の分かれ目ですよ。

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