こんにちは!
板橋区東武東上線ときわ台駅から徒歩1分の予備校、武田塾ときわ台校の高橋です。
さて、武田塾は自学自習を徹底サポートする塾としていますが、
自学自習を進める中で意識してほしいのが
「一冊を完璧に。」ということです。
今回は、その「完璧の基準」についてお伝えしていきます。
1.なぜ「一冊を完璧に」進めるのか
英語長文を読む中で、意味がわからない単語はどれだけありますか?
わからない単語が多ければ多いほど長文全体の意味がわからないはずです。
もし、「英単語帳で調べながら解いてもいいよ」と言われたらどうでしょう?
きっとわからない単語は激減していることと思います。
単語帳を完璧に覚えるということは、頭の中に単語帳をインストールするのと同じことです!
単語帳を丸々覚えてしまうことが英語力アップの近道なのです。
他にも数学や国語、理科や地歴公民も同様です。
問題文の読み方や解き方を理解し、時間が経ってからも再現できるようにする。
自分のレベルに合った参考書を完全に覚えてしまいましょう。
また、一冊が完璧にならないうちは他の参考書に浮気しないようにしましょう。
似たような参考書を併用してしまうと暗記がおぼろげになり、模試や入試で
「なんか見たことのある気がする…」
といったように、自信を持って答えることができなくなることがあります。
このように参考書を一冊ずつ繰り返して覚えていくことが、学力急上昇の近道です。
2.完璧とは
さて、受験まで日数が決まっている上、
現状と志望校までのレベル差を考えるともっと早く進めたいという
焦った気持ちになるのもよくわかります。
そんなとき、7~8割くらいの暗記で
「もうこの参考書は完璧に覚えたぞ!」
と思って次の参考書に手を出してしまうことがよくあります。
これでは完璧に覚えたとは言えませんね。
「完璧に覚えた」という基準は、
英単語のような暗記系であれば、全て2秒以内に答えが言えること、
数学や長文、文法など思考を要するものは、
解答までの流れや根拠が言えるようになるということです。
自分より苦手な人に説明できるかどうか、
これが「きちんと覚えた」という目安になります。
3.インプットとアウトプットの割合について
「1冊ずつしっかり覚えればいいんでしょ?」ということですが、
「じゃあ参考書を眺めて全部覚える!」というのはめちゃくちゃ非効率です。
「覚える」ためには、アウトプットも欠かせません。
下の図をご覧ください。
多くの授業で「わかる」というところで終わってしまいますが、
「参考書を眺めて覚える」というのも「わかる」で止まってしまいます。
この「わかる」というのはインプットです。
「やってみる」「できる」の繰り返しで学力は上がっていきますが、
こちらはアウトプットになります。
授業と並行して自学自習を進める場合
ノートを見返して授業の内容を頭に叩き込む=インプット
授業で教わったことをきちんと覚えることが大事です。
次に、
授業で習った問題を一人で再現できるか、
先生の言っていたことの大事な部分がどこなのか特定できるか、
というような「思い出す=アウトプット」をした後、
似たような問題を自分で「解く=アウトプット」
といった流れが理想です。
その場合、
インプット 3: アウトプット 7
くらいになると思います。
イメージ的には、
インプットの2倍以上の時間をアウトプットに費やしてほしいと思います。
全て自学自習で進める場合
自学自習では、
まず暗記事項を覚える=インプット
覚えたことを使って問題を解く=アウトプット
というように、やることはシンプルです。
イメージとしては、
インプット 1: アウトプット 9
で進めるべきです。
書いてあることがある程度わかった段階で、
自分で手と頭を動かして問題を解きましょう。
問題を解く中で、「書いてあったのはこういうことか!」
と理解も深まっていきます。
また、自分で考えて答えを導いたり、間違えてしまったりした問題は、
頭の中の記憶にも残りやすいです。
4.どのように「完璧」にすべきか
インプットとアウトプットの組み合わせで、
アウトプットに多めに割いて完璧にしていくということをお伝えしました。
それでは、具体的にどう覚えていくかを書いていきます。
1.わかる問題とわからない問題を仕分けする
多くの問題集で、見開き2ページ全てがわからないということはあまりないでしょう。
すでにわかっている内容を改めて勉強するのは時間の無駄です。
そのため、初見で
すぐに答えがわかる
解答の根拠も言える
といった問題は除外します。
これから覚えるべき問題(知らなかった、解いたら間違えた)のみ
印をつけていきましょう。
2.印をつけたもののみ覚える
自分の頭の中に定着させるためにいろいろな方法はありますが、
オーソドックスな流れとしては、
①解答解説を見る
②それでもわからなければ、解説の多い参考書(講義系など)を読み込む
③ネットで検索してみる(わかりやすく解説してたりします)
④自分の口で説明してみる(理解が不十分なものは説明できません)
⑤スキマ時間を活用して、こまめに復習する
です。
数日後にまた確認し、
それでも覚えきれていないもののみ、再度印をつけてそれだけ覚えるようにします。
3.勉強して5日後と1週間後に復習
人間は忘れる生き物なので、
残念ながら頑張って覚えてもすぐに忘れてしまう人が大半です。
その忘却の特性から、
5日後、1週間に復習をし直すことで、記憶が定着していきます。
4.「○周やった!」にとらわれない
得意科目であれば2回も解けば覚えてしまうこともありますし、
苦手科目なら10回近く解いても覚えられないこともあります。
そのため、「何周も解いた」ということはあまり参考にせず、
どの程度定着できたか、ということを指標にしましょう。
5.自分が一冊を完璧にできているか自信がない人へ
独学で進めていると、
「自分はちゃんと覚えきれているのだろうか…」と不安になることがあります。
その際、親や友達から問題を出してもらうと良いです。
自分では採点が甘くなってしまうこともあるので、
他の人に厳しめに採点をお願いして、テストを繰り返しましょう。
そうすると自分の覚えきれてないところも明確になりますよ。
また、武田塾の受験相談でも、完璧に覚えられたかどうか、
完璧に覚える方法というのを、実際の参考書を使って具体的に説明します!
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