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今回は英語の基礎中の基礎、基本4品詞と5文型の構造と働きを解説します。
この分野は英文のフレームをなす分野であり、日本の英語教育で重要視されている事項です。
ですが残念なことに、この分野の授業が、高校生活の中でも忙しい最序盤で行われるため、意外と忘れてしまっていたり、定着しないまま先に進んでしまった方も多いと思います。
この機会に読解・文法問題での、品詞と文型の扱い方を総ざらいしましょう。
これから大学受験勉強を始める高校1,2年生はもちろん、どうしても逐語訳に頼ってしまって行き詰っている受験生や、高校受験に向けて学習を進めている中学生にとっても役に立つと思いますので、是非参考にして下さい。
基本4品詞(名詞・動詞・形容詞・副詞)の役割
名詞:S,O,C(主語、目的語、補語)になる。
動詞:V になる。(※動名詞はあくまで「名詞」。意味に動作を含みますが、文の要素としては「名詞」と同じ扱い(SOCになる)をします。)
形容詞:C(補語)、「名詞」の修飾語になる。
副詞:名詞「以外」の修飾語になる。文の構成要素(SVOC)にならない。
ここで、皆さんは「前置詞+名詞」という形を見たことがあると思います(例えば at school , from Japanなど)。
中には学校の先生に「前置詞が来たら文章を区切れ」と言われた方もいるかもしれません。
この形は「副詞」に当たります。つまり文の構成要素にならないので区切ってしまって良い、ということです。
また、この場合の名詞は前置詞の目的語として扱います。ちゃんと上述の名詞の役割に当てはまっていますよね。
ここからは応用ですが、この考え方は関係詞の完全文、不完全分の処理でも使えます。
まず、関係代名詞は、代「名詞」なので、元の単語は文のSOCのどれかに当たります。
それが形を変えて文の先頭に出たり、消えたりしたら、当然に文の構成要素が欠落します。
つまり、不完全分です。
では、前置詞+関係代名詞はどうでしょうか。
これは前述のとおり、前置詞+名詞が副詞として、文の構成要素にならないので、前置詞+関係代名詞も副詞として文の構成要素になりません。
とすると、文の構造からだけ見れば、最初から関係のないところにいるので、この部分が欠けても文が成立し、完全文となります。
5文型の構造
第1文型:SV(There is/are、後ろに前置詞が来る動詞(自動詞)
第2文型:SVC( ↑に当てはまらないbe動詞の文)
第3文型:SVO(ほとんどの一般動詞(他動詞))
第4文型:SVOO(give 人 モノ など)
第5文型:SVOC(make O C 「OをCにする」など)
以上が5文型の分類です。
カッコ内は各文型の代表的な動詞と用法です。
4文型と5文型だけ急に具体例になったと思う方もいるでしょう。
それもそのはず、これらは学校で1個1個覚えさせれられるように、極端にかぜがすくないです。
気になったときに、文法書などでまとめて覚えてしまいましょう。
ここで、5文型の変形の代表的な例として挙げられるのは、受動態です。
では、どのように変形するのでしょうか。
まず、受動態とは「SがOをVする」という文章を「S(元はO)が(元Sによって)Vされる」という形に変えるものなので、O(目的語)がない文章はそもそも受動態になれません。
言い換えれば、受動態になるのは、第3文型、第4文型、第5文型のみということになります。
実際それぞれがどのように変化するか確認してみましょう。
第3文型:SVO → S(元O) be動詞+過去分詞のV (by 元S)
第4文型:SVOO → S(元O) be動詞+過去分詞のV O (by 元S)
第5文型:SVOC → S(元O) be動詞+過去分詞のV C (by 元S)
になります。
by以下は前置詞+名詞なので、文の構成要素になりません。
次に、変形後の文の構造に注目してみましょう。
それぞれ上から、第1文型、第3文型、第2文型に変わっているのが分かると思います。
まとめると、
第3文型→第1文型
第4文型→第3文型
第5文型→第2文型
となります。
この知識を利用すれば、誤文指摘問題で「受動態になっているのに文型が合わない」ばあいにせいかいできるので、ぜひ役立ててください。
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