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今回は古文の点数を上げるために、絶対に学ばなければいけない基礎事項についてお話しします。
基礎は大きく分けて三つあります。単語・文法・多読です。
では、三つそれぞれ詳し解説していきます。
単語について
古典単語の厄介なところは、二つあります。
一つは現代語と同じ読みだけど、意味が全く異なるものがあることです。
この意味についての弊害がより一層紛らわしいものにしてしまっています。
もう一つは多義語の多さです。
英単語は基本的にひとつ、多くても二つの意味を覚えれば通用しますが古文単語はふたつ、みっつ覚えて通用するかどうかです。
ではこの二つの壁の乗り越え方をお教えします。
現代語との意味の違いについては、メリハリをつけましょう。
今は古文を勉強している。だから現代語のことはすべて忘れて、いちから覚えなおそうとする心構えが大切です。
多義語は、一度に全部覚えようとはしないことです。
まずは頻出度が高いものを一つだけ覚えます。
その後一周して一つの単語につき一つの意味をおぼえられたら、二周目は一周目に覚えた意味を振り返りながら、プラスアルファでもう一つの意味を付加して覚えていきます。
後はこの繰り返しです。
次に文法について話します。
文法について
文法はまずおさえる分野が四つあります。
動詞・形容詞・形容動詞・助動詞です。
まず、動詞はア行・ヤ行・ワ行の三つの共通点と相違点を覚えます。
そして四段・上二段・下二段・上一段・下一段・カ変・サ変・ナ変・ラ変の
未然形から命令形までの流れをそれぞれリズミカルに言えるように何度も復唱します。
この努力が助動詞の勉強で大きな力となります。
その後、上一段・下一段・カ変・ナ変・ラ変・サ変に対応する動詞を添えて覚えていきます。
形容詞・形容動詞についても同様で、形容詞はク活用・シク活用
形容動詞はナリ活用・タリ活用を覚えていきます。
最後に一番大変そうに見える助動詞についてですが、
覚えるところは三つに分けられます。
まずは、接続ごとのグループを未然・連用・終止・連体・体言・サ変未然四段已然に分けリズミカルに言えるように何度も復唱します。
必ず一気に未然から最後まで覚えましょう。10分で終わります。
次に、活用の種類を覚えますがまず一つの助動詞に対応する展開方法を覚えます。
例えば、未然形接続の[る]は下二段、という感じでやっていってください。
一通り覚えたら、実際に展開してみてください。
ここで動詞の時、頑張って覚えたものが生きてきます。
特殊・無変化・穴が開いているところがあると思います。
そこを二週目で集中的に覚えていきます。
そして、最後に意味をグループごとにまとめて覚えていきます。
ここで助動詞の暗記をまとめます。
一週目で接続を覚えます。
二週目で活用の種類を覚えます。
三週目で活用の種類を実際に展開して覚えます。
最後の四週目で意味を覚えます。
多読について
多読は上記の単語・文法を一通り覚えたら取り組みます。
英語長文にも言えることですが、最初読むときはスピードがとても遅く理解も深くはなりません。
ですが、我慢して三か月取り組んでください。
継続は力なりで三か月読み続けると自然と読めるようになります。
本文にある単語・文法は文章の一部として生きています。
本文を読む際は、必ず単語・文法を振り返りながらどういう風に使われているのかを確認して経験を積んでいってください。
この経験が本文を読むとき単語・文法の使われ方に対する予測を立てることにつながるので読みやすくなるのです。
まとめ
暗記は絶対に一周目で一気に覚えようとしてはいけません。
必ず分けて、同じ個所を何度もペンキで塗りたくるイメージで取り組んでください。
それと、経験は力なりです。毎日欠かさず古文に向き合えるかはあなたの我慢する心にかかっています。
頑張りましょう!
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