こんにちは。
武田塾栃木校の校舎長の小林です。
ブログをご覧頂きありがとうございます。
九月になり今年は夏休みが短かったのもあり、今の時期は定期試験や、学校独自の模試が近づいている学校も多いのではないでしょうか。
まだまだ今までの日常というわけにはいきませんが、変わらずに生活の中での対策を怠ることなく、勉強していかなければなりませんよね。
ただ、いざ勉強するにしても、なにをどう勉強すればいいかが分かっていなければ無駄に時間を浪費してしまうかもしれません。
そこで今回も以前受験相談で質問があった漢文について何回かに分けてお話ししていきたいと思います。
そして、第4弾では漢文の読解の勉強方法についてお話ししていきたいと思います。
読解の勉強法
そもそも漢文とはどんな文章か
漢字だけで出来ている昔の中国語で、簡単に言うと古文です。
言い回しが独特なために古文の知識を挟まないと文章として理解するのが難しいのが漢文です。
現代使われている意味とは違う使われ方をしている漢字があるために誤読しやすいのも漢文の大きな特徴です。
漢字の意味を日本語で推測して漢文を理解しようとするのが間違いの元凶になるので、注意しましょう。
漢文は教訓物や完全懲悪物など単純で解りやすいものも多いです。
読み間違いをしなければ内容をとらえることは国語の中でも比較的易しいので、文章をこなすことでテーマに慣れ、読み間違いをなくしていきましょう。
ただし、単純な内容で読みやすいからこそが全然違う話に読解してしまうことがあり注意しなければなりません。
漢字の意味で誤読してしまうと、回答の選択肢なども全部間違えて最後まで誤読してしまうこともあります。
古文の読み方の基本を押さえておこう
漢文は古文の読み方を押さえて、まず書き下し文にする必要があります。
現代語ではなく、古文であるということがとても重要です。
漢字から内容を特定せずに、まずは音で捉え音読して意味を理解することも重要になってきます。
誤読を起こしやすい文章なので、音で読むことに慣れ、漢字に意味を引きずられないようにしておきましょう。
そして漢文を読むうえで古文の勉強は切っても切り離せません。
古文の勉強が一通り終わったら漢文の勉強をスタートさせましょう。
古文知識がないと漢文は読めません。
漢文の解き方
私立編
そもそも出題する大学が多くありません。
共通テスト対策と過去問が出来ていれば十分です。
古文と同じで自分で文章を読もうとせずに、選択肢と注釈を利用して解いていくテクニックが必要になります。
国立編
省略を補った書き下し文の書く練習が必要になります。
記述、論述で減点されない回答法を身に着けましょう。
難易度は文法の問題を一通り終わらせて、ルールを理解していれば大丈夫です。
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