こんにちは。
武田塾栃木校の校舎長の小林です。
ブログをご覧頂きありがとうございます。
栃木市で緊急事態宣言後解除、学年・クラスごとの分散登校を経て通常登校が始まって、少しずつ今までの日常に近づいています。
また、今の時期は期末試験期間の学校も多いのではないでしょうか。
まだまだ今までの日常というわけにはいきませんが、変わらずに生活の中での対策を怠ることなく、勉強していかなければなりませんよね。
ただ、いざ勉強するにしても、なにをどう勉強すればいいかが分かっていなければ無駄に時間を浪費してしまうかもしれません。
そこで今回から以前受験相談で質問があった漢文について何回かに分けてお話ししていきたいと思います。
そして、第3弾ではいよいよ漢文の勉強方法ついてお話ししていきたいと思います。
漢字の意味に引っ張られないように!
漢文で内容を読み違える場合には、文中に出てくる漢字を普段使用している意味で読んでしまうことがよくあります。
ここが多くの受験生の引っかかるところです。
日本語と違って漢文には、ひらがなやカタカナ、送り仮名がないので、当て字のような使われ方をする場合も多々あります。
基本的には音読を行い、ひらがなで読んだうえで内容に合う漢字を自力であてはめていきましょう。
漢字しかない文章だということに注意を払って読むようにしてください。
文法問題の選択肢はその通りに書き下し文にして読んでみよう!
センターでも毎回出る書き下し文の問題は苦手とする人が非常に多い問題ですが、
解き方がちゃんとわかっていればそれほど難しい問題ではありません。
解き方の手順は
句法が正しく使われている選択肢に絞る
残った選択肢を返り点通りに書き下し文にしてみる
これだけです。
書き下し文にして読んでみると、意味が通るものはほぼ一択になります。
まずは句法をしっかり覚えて、選択肢を切れるようにしましょう。
選択肢や注釈は重大なヒント!
漢文は古文と同じく、最小限の努力で読めるようにするためには、周辺の情報を使いこなすことが重要となります。
センターなどの選択肢問題では、注釈や選択肢から読み取れる情報が非常に多いため、自力で訳さなくても内容がかなりわかるようになっています。
もちろん選択肢であれば間違っている部分もあるので、使える情報と使ってはいけない情報を見極める必要がありますが、
うまく使えれば内容が半分程度しか自力で訳せなくても、問題が解けるまでの読解ができるようになります。
以上の事を注意しながら武田塾の漢文参考書ルートを進めて、一冊ずつ完璧にしていけば、漢文対策がしっかりできます。
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