こんにちは。
武田塾栃木校の校舎長の小林です。
ブログをご覧頂きありがとうございます。
栃木市で緊急事態宣言後解除、学年・クラスごとの分散登校を経て通常登校が始まって、少しずつ今までの日常に近づいています。
まだまだ今までの日常というわけにはいきませんが、変わらずに勉強していかなければなりませんよね。
ただ、いざ勉強するにしても、なにをどう勉強すればいいかが分かっていなければ無駄に時間を浪費してしまうかもしれません。
そこで今回は以前受験相談で質問があった古文の中でも読解問題の勉強方法について何回かに分けてお話ししていきたいと思います。
そして、第8弾では古文の文法についてと勉強がうまくいっていないというあなたのための古文勉強法チェックをおススメの参考書を紹介してからお話ししていきます。
使用する古文の参考書と大まかな使い方
やさしくわかりやすい古典文法
古典文法を初めて学習する人や苦手な人が、まず第一歩を踏み出せるようになる、
そんな解説+問題集です。
古典文法の学習に必要な「覚えること」と「問題の解き方」の両方をしっかり身につけることができるように構成されています。
解説内容や問題のレベルは基礎の基礎にしぼっているので、無理なく進められます。
ちょっと物足りないなと思うくらいの最低限のテキストです。
望月の古典文法の実況中継(上)・(下)
古典文法を講義形式で解説する、初心者にもわかりやすい参考書。
上巻では、用言、助動詞、格助詞、接続助詞、副助詞を取り上げており、下巻では、助詞、敬語法、品詞の識別をメインに講義を展開していて、無茶苦茶詳しい入試が終わるまでに理解できればいい辞書替わりのテキストです。
いかがでしたか?
すこしでも参考書選びのてだすけになれば幸いです。
文法の勉強方法
さて、ここからは文法の勉強法をお話ししていきます。
文法は本文を読むのにはそれほど役に立たない
読むために必要なのではなくて、問題を解くこと必要になるのが文法です。
省略を補う敬語を導き出すのに必要になってくるなど特に助動詞がその比重を占めています。
文法はいろいろな使い方を覚えよう
形を変える助動詞を覚えること、過去、推量など、どれかを見極めるために活用と接続のルールを理解しないといけません。
色々な使い方やシーンに応じて総合力勝負になります。
これらは問題を解くことによって覚えることができます。
学校で文法だけをやっても実際に問題を解いていく中で経験値と共に知識の定着をさせましょう。
暗記もしっかり行おう
意味が解らず暗記をしても忘れるのが早い、でも覚えないと点数は取れません。
普段から復習して理解しながら暗記することが必要です。
そのためにも問題を解いていく中で文法を暗記することが大切になります。
古文勉強法チェック~文法編~
その1.活用や接続も覚えられていますか?
そもそも古典文法の勉強をやってない人って意外と多いと思います。
助動詞の活用や接続を覚えることで、人物など紛らわしいことを区別する能力が磨かれます。
ルールに従ってヒントを特定する能力を磨くことができているかが重要になります。
その2.まとめて覚えていますか?
単発の知識では意味がありません。
紛らわしいこともしっかり比較と見比べができないと意味がなくなってしまいます。
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