こんにちは。
武田塾栃木校の校舎長の小林です。
ブログをご覧頂きありがとうございます。
栃木市で緊急事態宣言後解除、学年・クラスごとの分散登校を経て通常登校が始まって、少しずつ今までの日常に近づいています。
まだまだ今までの日常というわけにはいきませんが、変わらずに勉強していかなければなりませんよね。
ただ、いざ勉強するにしても、なにをどう勉強すればいいかが分かっていなければ無駄に時間を浪費してしまうかもしれません。
そこで今回は以前受験相談で質問があった古文の中でも読解問題の勉強方法について何回かに分けてお話ししていきたいと思います。
そして第6弾では古文の勉強がうまくいっていないというあなたのための古文勉強法チェックを行います。
その1.全訳病にかかってませんか?
英語の長文を読み解くように、古文を全訳することにこだわっているとしんどいい上に成績は上がりません。
もう、踏んだり蹴ったりですね!
あくまで大まかな情景描写の理解につとめ、設問や注釈から細部を連想し描き出すことが大切です。
古文が苦手な人はほぼ間違いなくこの全訳病にかかっています。
その2.人物をしっかり追っていますか?
人物を追わないで訳すことは不可能です。
古文の理解には省略されている人物を埋めて補うことが不可欠です。
特に主語が省略されているために、敬語によって隠れた人物を想定しなければいけません。
炙り出された人物によって古文をマンガのようにイメージ化すると大まかな概要と面白さが解ってきますよ。
その3.選択肢や注釈をうまく利用できていますか?
古文を読むには、問題文の選択肢と注釈を読むことで内容を推察するテクニックが重要です。
それが出来れば実は大して自分で訳する必要ありません。
文書+選択肢+注釈+あらすじの総力戦で情報を使いこなせるかが試されるのが古文なのです。
これを理解していると回答数とスピードが格段にアップし、成績が伸びることになります。
その4.省略を補えていますか?
古文を読んで省略を補うためのヒントをさがせているかどうかがカギになります。
省略されているのはなにも人物だけとは限りません。
前に書いてあった内容が省略されていたり、注釈の中にある和歌や、別の和歌が省略されていたりしてその解説が省略されていたりします。
その5.毎日文章に触れているか
ため込んでまとめて古文を勉強することは不可能です!!
毎日とコツコツ学習することが不可欠です!!
時間はかかるけど古文の読み方の訓練は必要です。
読解するということの意味は他の科目とは違うテクニックが必要になります。
ひとつでも当てはまるというあなたは前の記事も読んでみてください。
そこに解決策があるかもしれませんよ。
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