受験相談の声

古文の勉強方法~その4~

こんにちは。

武田塾栃木校の校舎長の小林です。

ブログをご覧頂きありがとうございます。

栃木市で緊急事態宣言の一応の解除に伴い栃木県の公立高校も学年・クラスごとの分散登校が開始されます。

まだまだ今までの日常というわけにはいきませんが、変わらずに勉強していかなければなりませんよね。

ただ、いざ勉強するにしても、なにをどう勉強すればいいかが分かっていなければ無駄に時間を浪費してしまうかもしれません。

そこで今回は以前受験相談で質問があった古文の中でも読解問題の勉強方法について何回かに分けてお話ししていきたいと思います。

そして第4弾の今回は私立・国立・センターの古文の解き方につてお話ししていきます。

 

私立古文の解き方

私立入試の古文は出題される文章は全体的に短くなります。

その分訳も短くなるためにヒントが減ってしまいます。

そこで、点数をとるためには文法の要素が大きくなってきます。

マーク問題で文法と主語を理解できているか、大まかな内容と意味が解っているか、助動詞を覚えているかが問われるレベルになります。

そして、誰から誰に対しての敬語かを想像することができるか、人物関係をいかに正しく把握できるかが最も重要になります。

国立古文の解き方

出題される文章は長くありませんが、その代わり詳細な記述、論述、古文を訳す能力が求められる。

省略されている主語を書かないと減点されます。

直訳しても点数はもらえません。

単語、文法はもちろん「古文知識の完成」が必要になってきます。

設問としては難しいものが多いのですが、出題される文章そのものの難易度は低いことが多いです。

普通に勉強していれば読めるものばかりですが正確な回答が求められます。

 

センター古文の解き方

古文本文が長文なため難易度高いです。

時間制限も厳しいためまともに読んでいるとあっという間に時間切れになってしまいます。

1問1、2分しか時間がかけられないため、問題の中に隠れている限られたヒントと情報から、ピンポイントに正しい回答を導きだすこと、スピード力も問われています。

読解力を問われているというよりは、文書+選択肢+注釈+あらすじの総力戦で情報を使いこなせるかが勝利のカギになります。

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