受験相談の声

古文の勉強方法~その3~

こんにちは。

武田塾栃木校の校舎長の小林です。

ブログをご覧頂きありがとうございます。

栃木市で緊急事態宣言の一応の解除に伴い栃木県の公立高校も学年・クラスごとの分散登校を経て通常登校が開始されます。

まだまだ今までの日常というわけにはいきませんが、変わらずに勉強していかなければなりませんよね。

ただ、いざ勉強するにしても、なにをどう勉強すればいいかが分かっていなければ無駄に時間を浪費してしまうかもしれません。

そこで今回は以前受験相談で質問があった古文の中でも読解問題の勉強方法について何回かに分けてお話ししていきたいと思います。

そして今回はその第3弾です。

単語や文法の役割とは

単語と文法は古文の中の一部分しか表していないために、一字一句を理解する必要はありません。

ただし、試験で点数を稼ぐには助動詞の意味など単語や文法も重要になってきます。

でも、単語と文法によって古文が全訳できるようになるわけではありません。

学校では助動詞の活用について重点的に勉強するがそれが古文の概要を理解することに役に立つことは実は少ないのです。

選択肢は重要なヒント

国立を除いて古文の問題はマーク式であるため、選択肢が必ず用意してあります。

選択肢は現代語訳であるため、古文本文を理解するための重要なヒントになっています。

例えば、内容の読解問題4問にそれぞれ選択肢が5つあるとすれば、20のヒントが与えられていることになりますよね。

間違いだけ確認した上で本文に戻って本文の概要を推察する材料にするテクニックを身に着けるようにしましょう。

古文本文を読んでさっぱり理解できなかった時も設問や注釈に目を通しヒントを探すことで、何が書いてあるのか大まかな概要を連想することができます。

例えば、和歌の意味が記載されていたり、あらすじが補足されていたりすることが多ので、以前書いたようそれらをうまく使えれば内容が半分程度しか自力で訳せなくても、問題が解けるまでの読解ができるようになります。

なので、本文を読んだだけで止まらず、得られる情報を片っ端から取捨選択して解いていく力も必要になります。

古文の文章の難易度

古文の文章は小説・随筆・紀行文・日記など今でいうブログのような日常的な内容であることが殆どです。

そのため、読んで訳することができなくても難しいことが書いてあるということはありません。

場面に対する想像力さえ鍛えれば、誰しもがマンガ化することができる情景が設定されています。

といっても、本文の長さに比例して難易度も上がっていきます。

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