こんにちは。武田塾天王寺校です。
全集中常中しています。
(意味不明な人はググってください)
外出できずに、自宅で勉強する時間が増えていますが、みなさん集中できていますか?
今日は集中できていない人に向けて、「脳科学的にどうすれば集中できるか」をお伝えしていきたいと思います。
ちなみに緊急事態宣言が出されていますが、武田塾ではオンラインにて個別指導を実施中です。
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目次
勉強に取り掛かることができない!
・まずは好きな科目から取り掛かる
・勉強の目的を考えてみる
内的動機
外的動機
集中力が持続しない!
・環境を整える
・休憩の頻度・時間を見直す</1>
・勉強場所を内容によって変える
昨日は集中できたのに今日になったら集中できない!
・昨日たくさんやったから今日はいいや!パターン
・なぜ昨日は集中できたか分からない!パターン
まとめ
勉強に取り掛かることができない!
勉強に取り掛かることができないというケースは多く見られます。
家で勉強していると、スマホ、漫画、雑誌、TV、ベッド…と様々な誘惑があり、それに打ち克つのは大変困難です。
勉強に取り掛かることができない場合は、以下を試してみてください。
まずは好きな科目から取り掛かる
始めるまでは面倒くさいと思っていたはずの部屋の掃除も、始めてみれば「本棚も!」「机の上も!」とどんどん進めていきたくなった経験はありませんか?
これは脳の中の側坐核(そくざかく)という部分が刺激され、やる気を上げるドーパミンが分泌された結果です。
勉強においても同じ効果を得ることができ、1日のはじめにまだ自分が得意な勉強(勉強を始めるハードルが低い科目)から始めてみてください。
途中からやる気が出てきて「次は英語!」「次は数学!!」と進めていけることがあります。
画像:https://www.e-0874.net/column/
まずはやってみる!ということですね。
勉強の目的を考えてみる
何故勉強に手が付かないのでしょうか?
やる気が出ないから、という答えが大半を占めそうですね。
そもそも「やる気」というものには以下の2つの種類があります。
内的動機
「自分はこうなりたい!」
「大学に入ってこんな事をしたい!」
「絶対◯◯大学に入る!」
などのように「僕は(私は)〜」という自分の願望が内的動機にあたります。
「自分はこうなりたい!」という動機が薄いな、と感じたあなたは、「自分は勉強した先にどうなりたいのか」をじっくり考えてみてください。勉強はそこからです。
今はネットが充実していますから、進路についてもたくさん調べることができますね。
ここで大事なのは「マズローの5段階欲求」にもある通り、「自己実現欲求(こうなりたい!という欲求)」を抱く前に「承認欲求(誰かに認めてもらいたいという欲求)」を満たす必要があるということです。
自分の将来の姿が見えてこない場合は、一度家族や塾の先生などに相談してみてください。「自分は何者にでもなれる」「どんな夢を抱いても良い」ということに気づいてから内的動機を考えるようにしましょう。
マズローの欲求5段階説とは人間の欲求を5段階に理論化したものです。人間には5段階の「欲求」があり、1つ下の欲求が満たされると次の欲求を満たそうとする基本的な心理的行動を表しています。
外的動機
先に紹介した内的動機というのは、爆発力はないものの、やる気が長続きしやすく、安定したパフォーマンスを発揮することができます。
外的動機というのは、その逆で爆発力はありますが、長続きはしません。
では外的動機というのはどんなものか。
勘の良い人はもう気づいているかもしれませんが、外的動機とは
「テストで良い点を取ったらおこづかいがアップする!」
「好きな人に認めてもらいたい!」
など、勉強の動機が「自分の外」にあるものです。
外的動機がダメということでは決してありません。
しかし、外的動機だけがあってもだめだし、内的動機だけがあってもだめです。
どちらもバランス良く使いこなせれば集中力は格段に上がります。
手軽に外的動機を使いこなす方法は
・2問解くごとにチョコを1つ食べることができるという自分ルールを設定する
・1時間集中して勉強するごとに1ポイント自分に付与し、100ポイント溜まったら自分にご褒美
などでしょうか。
集中力が持続しない
気がつくと他の事を考えていたり、頻繁にスマホを触っていたり…集中力が持続しないというのは受験生のあるあるですね。
集中力が持続しない場合は以下を試してみてください。
環境を整える
まずは環境を整えましょう。
話を聞いていると、勉強机の上にスマホが置いてあったりします。論外です。
厳しいことを言うようですが、勉強している際、視界に入る所にスマホを置いているような人が大学に受かるわけありません。
まず第一に「誘惑を極力さける」環境を作るべきです。
塾も自習室禁止で家で勉強するしかない状況を、勉強できない言い訳に使ってはいけません。
何があっても勉強する時間は他の事に時間を割かない、という強い意志を持つことが何よりも大切です。
休憩の頻度・時間を見直す
それでも、ふと気がつくと違うことを考えているということもあります。
脳が疲れているのかもしれません。そんな場合は休憩の頻度や時間を考え直しましょう。
脳科学的に、人が集中できる最長時間は40分〜50分と言われています。
なので、50分勉強したら5分〜10分程度の休憩を挟むと良いでしょう。
ここで大切なのは、ONとOFFの切り替えです。
タイマーなどを使ってきっちりタイムマネジメントをするように心がけましょう。
この休憩時間、慣れれば楽しいですよ。
勉強場所を内容によって変える
勉強の内容によってそれに適した場所もあるにはあるんですが、今回はそういうことではなく、「場所を変えたら頭を切り替えることができる」ということです。
場所を適度に変えると作業能率が上がるということは科学的にも根拠のある事実です。よく仕事をする上で語られがちなことですが、受験生の勉強においても同じです。
家の中で勉強できる所は何箇所あるでしょうか?
思いつくだけで以下のような場所が考えられます。
・自分の勉強机
・自分のベッド
・リビング(リビングだけで数箇所ありそう)
・トイレ
・階段
・お風呂
・庭
・玄関 …など
「いやお風呂とか玄関って!」と思う人もいるでしょうが、大真面目です。
集中力が持たないため、あえてスマホを持たずにお湯を張っていないお風呂に入って英語長文を読んでいた生徒もいました。本当です。
画像:https://chintai/article/knowledge/
場所を変えるというのはとても効果的だと思います。
昨日は集中できたのに今日になったら集中できない!
これもあるあるですね。
日によって勉強できる量が変動してしまう原因は、大きく分けて「昨日たくさん勉強したから今日はいいや!」という思考パターンと「なぜ昨日はあんなに集中できたか分からない」という思考パターンに分かれます。
昨日たくさんやったから今日はいいや!パターンの人へ
まずは昨日やった内容の復習からやってみてはどうでしょうか?
今更復習の大切さを語るつもりはありません。
この記事の序盤でお伝えしたように、まずは「やってみる」ことが何よりも大切です。
ハードルの低いことから取り組んでください。きっといいスタートが切れるはずです。
なぜ昨日はあんなに集中できたか分からない!パターンの人へ
このパターンの人の多くは、「自分を褒める」ことが出来ていないように思います。
恥ずかしがらずに自分で自分を褒めてください。
詳しいことはここでは省きますが、厚生労働省管轄の自然科学研究機構生理研究所が発表した研究結果によると、「他人から褒められること」と「自分で自分を褒めること」には同じ効果があるとのことなんです!
どちらも同じだけ、やる気などを司る前頭前野の働きが活発になるとのことでした。
同研究によると、自分を褒める際のポイントは以下10点です。
1 内面(性格や心の動きなど)をほめる
2 行動や働きをほめる
3 感覚や感性をほめる
4 発想や考え方をほめる
5 努力のプロセスをほめる(※結果が出ていなくても可)
6 過去に努力したことをほめる
7 やらなかったことでプラスになったことをほめる
8 身体の働きをほめる
9 容姿(見た目)をほめる
10 プラスの変化や内的気づき、自己発見をほめる
研究では日記に「今日の自分の褒めポイント」を書いていましたが、別研究では独り言のように今日自分が頑張っったことをブツブツいうだけでも効果があるとのことでした!
ぜひ試してみてください!
まとめ
どうでしたか?
少しでもためになる情報があったなら幸いです。
この時期にどれだけ自宅で集中できるかは受験に大きな影響があります。
困ったことがあれば武田塾天王寺校までお問い合わせください。
現在自習室は利用できませんが、オンライン(ビデオ通話)にてご相談に乗ったり、個別指導を実施中です。
無料受験相談のお問い合わせも随時受付中です。
最後に
今年もたくさんの生徒が逆転合格を果たし、新たな一歩を踏み出しました。
受験を通して、生徒一人一人が自分と向き合い成長してくれた結果です。
そんな生徒達を応援し続けることが出来てとても嬉しく思います。
あなたも武田塾で一緒に逆転合格を目指しませんか?
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