武田塾って質問できるの?
こんにちは武田塾天王寺校です!
「武田塾って質問できるの?」
この質問は入塾の面談や勉強の相談に来る生徒さんからよく尋ねられます。
確かに勉強を教えてもらうというのはものすごく大事なことです。
そしてもちろん武田塾天王寺校では勉強の質問はできます!!
しかし、ただ教えているだけでは勉強は伸びません。
その問題が分かっても他の問題をどのように解いてよいのか分からない、分野が変わるとできない、教科が変わるともっとできない、と悩んでいる人も多いと思います。
その問題を解決できるように教えていく、自習の仕方も合わせて学んでもらえるように教える、これが非常に大事だと思います。
今回の記事では実際の問題を例にどのように質問対応しているのかを書いていきたいと思います!
勉強の質問には種類がある
一般的な質問
一般的に質問には2種類あると言われています。
クローズド・クエスチョン(YES・NOで答えが限定されている聞き方)
オープン・クエスチョン(相手の考えを求める聞き方)
この質問の種類は確かに!となると思います。
場面によってどう使い分けるのがいいのかもイメージできると思います。
勉強の質問
では、勉強の質問の種類とはどのようなものを言うのだろうとなると思います。
ずばり勉強の質問の種類というのは良い質問・悪い質問の2種類です。
悪い質問の定義は「その質問をされた人が質問で返してしまう質問」
良い質問の定義は「悪い質問ではない質問」です。
いい勉強の質問・悪い勉強の質問の例
では、例を挙げてみましょう。
例1)「先生!数学の勉強の仕方が分かりません!」
これは言うまでもなく悪い質問です…(;_;)
「数学の勉強の仕方」を教えてほしいというのは分かりますが、そもそも分野ごとに勉強の仕方も違います。
また、おそらくこの質問をしたら、先生は「どの部分?」とか「どういうこと?」と返すことになります。
これでは本来聞きたいことが聞けなくなる可能性もあります。
例2)「先生!数学の勉強の仕方が分かりません!復習をどうしたらいいのか分からないし、1問にかかる時間も長く問題数も取れない状況です。」
これは良い質問です。これは自分の数学の勉強の仕方で困っていることを自分なりに分析し、質問することができています。
これならば先生も復習の仕方を見てアドバイスを出したり解く時間に制限をかけてやっていこう、という話も出来ると思います。
良い質問の作り方
先ほどの質問の例から考えると、良い質問をしないと本来聞きたいことが聞けなくなるかもしれないという可能性があるとわかります。
聞く先生に自分の状況を正確に知ってもらうことが質問するにおいてとても大事になりますね!
どうやって良い質問をするのか
では、良い質問を言うのはどういう風に作っていけば良いのでしょうか?
それは現状把握(自分が現在どういうことで困っているのか)と自己分析(困っている原因がなにかを明らかにすること)をしっかり出来ている質問であるか、ということです。
では、実際に作ってみましょう。
英語の長文の点数が上がらない場合…
今あなたは英語の長文の点数が上がらなくて困っています。
しかし、英語の長文が伸びません!という質問では先生もどう答えていいか分かりません。
自分の現状把握をしてみましょう。
そもそもなぜ長文の点数が上がらないのか?原因を考えて見ましょう。
長文の点数が上がらない原因として、
①時間が足りないことがある
②長文が読めないときは全く読めない
③文章が読めているのに解けないときがある
ここまで挙げられるとかなり良いです!
が、ここから、これらの原因を考えてみることで「現状把握」から「分析」にすることができます。
①時間が足りない理由として
→読むのが遅い・解くのも少し遅いかも…
→特に簡単な文でもスラスラ読めない…
②長文が読めないときは全く読めない
→テーマが原因のこともありそう…・読めない箇所が大事なところだったとき
→どういうテーマが苦手なのだろう・読めない箇所の単語の意味を思い出せないときがある
③文章が読めているのに解けない
→内容はあっているが、細かいところで読み違いがある・選択問題の選択肢の文章を読み間違えている
→なぜ読み間違いが起こっているのか?
→似たスペルの単語の意味を混同している…
このように自分がいま英語長文で困っていることに対し原因を考えていきます。
時間が足りないのならばまずはどこに時間がかかっているのだろう?と考える。
読むのは遅い、特に簡単な文にも時間がかかっている。解くときも考え込んでしまうときが多い。
これを先生に伝えるのと伝えないのでは解答がかなり変わります。
現状把握のやり方をマスターして良い質問を先生に投げかけましょう!
ちなみに長文の成績が伸びない場合どうすればいいか?
さて、ここからが本題です。
実例は先ほどの長文の成績が伸びないの現状把握の紙を使います。
①時間が足りないことがある
時間が足りないことがあるという現状に対し、細かく原因を考えてきてくれた状態ならばまずそこに対してのアドバイスを与えます。
簡単な文章でもスラスラ読めないであれば音読・シャドーイング、そしてなぜ音読・シャドーイングが簡単な文章をスラスラ読むのに役立つのかをしゃべります。
そうすることによって生徒自身が意味のある音読・シャドーイングをやってくれるからです。
②読めないときは全く読めない
読めなかった箇所が大事なところだったとき、もちろん読めないこともあると思います。
大事なことはそういう読めない文を出来るだけ減らすことにあると思います。
さらにいうと構造分析ができないのか、構造分析はできるけれども単語の微妙な訳し方などで出来ていないのか、それとも両方なのか、とまだまだ現状を深掘り出来たところでもあると思うのでそこに対する言及もします。
③文章が読めているのに解けない
選択肢もしっかり訳をして読むことができているか?細かい文法やイディオムの問題で落としていないか?などが挙げられます。
内容がわかっているのに、内容問題の選択で間違えるときの多くは選択肢を丁寧に読んで吟味できていないです。
内容問題ではなく、穴埋め問題などで間違える場合は、文法知識の抜けや熟語の暗記漏れの場合ば多いので、もう一度おさらいすることが大切になります。
総括!
武田塾では生徒の自学自習を促しています。
質問を受け付けてはいますがただただ質問して教えてもらうということだけをしていては伸びるものも伸びません。
現状を分析する力をつけてもらうために「良い質問」をしてもらいますし何故この勉強をすべきなのか、どういう力に直結しているのか、など生徒に理解してもらいながらしていきます。
そうすることによって最終的にはそこまで質問を聞かなくても自分で勉強というものを出来るようになります。
勉強の仕方に困っている、自分で勉強できるようになりたい!そんな方はぜひ武田塾天王寺校に相談に来てください!
最後に
今年もたくさんの生徒が逆転合格を果たし、新たな一歩を踏み出しました。
受験を通して、生徒一人一人が自分と向き合い成長してくれた結果です。
そんな生徒達を応援し続けることが出来てとても嬉しく思います。
あなたも武田塾で一緒に逆転合格を目指しませんか?
武田塾天王寺校では大学受験の疑問点に答えるお悩み相談を実施しております。
「今後どのように勉強していけばよいか」「効率の良い自学自習方法」など具体的にお話させていただいております。
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