2020年度受験予定のみなさんへ
こんにちは、武田塾天王寺校です。
今回は「受験勉強って何から始めたらいいの?」という疑問についての話です。
以前取り上げた記事で英語の単語帳、国語のキーワード・漢字用参考書をオススメしました。
その2つと合わせてやっておくべきことがあるので、今回も先に結論から書きます。
数学の計算用参考書をやりましょう
どうしてそう言えるのか?理由が気になった人はこの記事を読んでみて下さい。
(画像はサンドウィッチマンの2人)
受験勉強何からやるか?
学力の3要素
大学入試改革において、新しく評価されるようになる3つの学力が定義されました。
それは「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度(主体性・多様性・協働性)」です。
前回の記事では、人と協力するには国語の基礎的な力が必要といった話をしました。
今回は思考力・判断力・表現力に注目し、大学入試でどのように評価されるのか考えてみます。
表現力とは伝える力
表現力といって真っ先にイメージされるのは芸術作品や演技です。
美術・音楽・ダンスなどは、作品・演奏・演技を通じて自己を表現しメッセージを伝えます。
それら伝える手段は大学入試では一部の芸術学部・学科でしか採用されていません。
一般的な筆記試験における表現力は、記述式解答によって評価されます。
答案を読む人が読みやすいように、分かりやすいように書かれているかが重要です。
記述式解答
読みやすく、分かりやすくするにはいくつかポイントがあります。
まず、字がきれいなこと。
次に、順序良く書かれていること。
最後に、図や表などを使っていること。
この3つが出来ているとこのような答案が出来上がります。
そうです、数学の模範解答ですね。
思考力・判断力
実はこの記述式解答では、表現力と同時に思考力や判断力も評価出来る仕組みになっています。
模範解答には、答えに至った論理的な道筋が簡潔に示されています。
論理的な道筋を示すということは、私はこのように考えてこの結論を導きましたという、スタートからゴールまで説明することです。
数学の解答で「求める○○をSとおくと~」と説明するのは、考え方を明らかにするためです。
考え方を文章で示すには、思考力の基礎がとても大切です。
また、文章で長々と説明するよりもグラフや表にまとめた方が、情報が整理されてより見やすくなります。
必要な情報と不必要な情報を分別し分かりやすい方法を選ぶ、これには判断力の基礎が大切です。
基礎の基礎
思考力と判断力の基礎は原因と結果、いわゆる因果関係を考えることで養われます。
「○○が原因で、その結果~~になった」この流れを繰り返し考えます。
私たちが最も初期から目にするのは数式です。
この文章題は簡単過ぎて考えるまでもありませんが、極端に言えばこれが基礎となります。
数式の答えを導く過程は、左辺の操作を行いその結果右辺の値になる、という繰り返しです。
つまり、思考力と判断力の基礎を養うためには数学の計算問題を解くのがよいということです。
ただし1つ大事な注意点があります。それは丁寧に計算すること!!
計算結果の正確さはもちろんですが、見やすく分かりやすい式を書きましょう。
今回の記事は以上になります。
最後に
今年もたくさんの生徒が逆転合格を果たし、新たな一歩を踏み出しました。
受験を通して、生徒一人一人が自分と向き合い成長してくれた結果です。
そんな生徒達を応援し続けることが出来てとても嬉しく思います。
あなたも武田塾で一緒に逆転合格を目指しませんか?
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