こんにちは!武田塾谷山校です!
今回は、鹿児島大学の中でも進学実績ナンバーワンの工学部への入学の仕方・傾向と対策をお伝えします!
理系で鹿児島大学への進学を考えている高校生の皆さんはぜひ最後までご覧ください^^
武田塾谷山校はプロフェッショナルな講師が勢ぞろいなのも特徴です。
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就職率98%で鹿児島大学イチの実績!
まず、工学部の就職率の高さをご存じでしょうか?
※引用:鹿児島大学HPより(https://www.eng.kagoshima-u.ac.jp/job/emprate/)
98%を超える就職率で、他学部と比べてナンバーワンを誇ります。
さらに、就職先も専門分野と関連した仕事に就く割合が高く、生涯年収という点で見ても他学部より有利とも言えます!
工学部生の59%は県外出身生徒!
(引用:鹿児島大学工学部フォトギャラリー"https://www.eng.kagoshima-u.ac.jp/life/photogallery/”)
鹿児島大学は、他県から多くの生徒が集まるということも魅力の1つです!
工学部でも、59%は県外出身生で、県を超えて友達をつくることができます。
つまり、受験においては県外生がライバルとなり、競争率の高い中、
就職率が高く魅力あふれる工学部に進学するには、高校生のうちにどんな風に勉強しておけばよいのでしょうか?
受験科目と配点
数学と理科の比重が大きいのが工学部の特徴です。
しかし、2次試験には英語も入ってくるので、英語の勉強もしておかなければなりません。
【共通テスト】 | 配点 | 備考 |
国語 | 100 | |
社会 | 50 | 世B、日B、地B、現社、倫、政経、倫政から1 |
数学 | 200 | 物、化、生、地から2 |
理科 | 200 | |
英語 | 150 | R:L=120:30 |
【2次】 | ||
数学 | 300 | 数Ⅱ,Ⅲ,A,B |
理科 | 150 | 物、化から1 |
英語 | 100 |
倍率と難易度
令和4年度一般入試前期の志願倍率は表の通りです。
志願倍率 | 合格最低点 | 合格平均点 | |
括り枠 | 3.4 | 648.35/1250 | 709.37 |
機械工学 | 1.7 | 600.40/1250 | 666.22 |
電気電子 | 1.6 | 593.6/1250 | 676.82 |
海洋土木 | 1.6 | 615.95/1250 | 665.32 |
化学工学 | 2.0 | 615.5/1250 | 672.30 |
化学生命 | 1.7 | 611.7/1250 | 699.15 |
情報生体 | 2.1 | 618.05/1250 | 702.10 |
建築 | 3.7 | 705.4/1250 | 767.85 |
ボーダーは47%~56%と、国公立大学の中ではかなり受かりやすい方です!
ちなみに、「括り枠」というのは入学後にプログラムを選択できる募集枠です。
他と比べると倍率、点数ともに高くなっています。
「数学」の傾向
大問5問から成り、試験時間は120分です。
数学Ⅱ・Ⅲ・A・Bからの出題となりますが、数学Iの知識を有する上での出題となります。
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過去の内容
大問1が小問3問です。近年では、軌跡や三角関数、集合、不定方程式などが出題されています。
大問2は、高次方程式や三角関数の極大値、対数の計算などが出題されています。
大問3は選択問題で、確率・ベクトル・数列から1問選択します。
大問4・5は数学Ⅲからの出題です。
傾向
証明か図示は毎年必ず出題されており、「どういう流れで答えを導き出すか」というところがわかっているか確認されます。
難易度は教科書の章末問題レベルで、全体的に取り組みやすい問題が多いです。
このような標準程度の問題では、計算力で大きく明暗が分かれます。
対策
基礎を抑えることが第一優先です。
さらに、正確で迅速な計算力をつけることや、
普段から図を描くように習慣づけること、
論証がはっきりとわかるような答案作りの練習が
重要です。
「物理」の傾向と対策
大問4題で試験時間は90分です。
力学・熱力学・波動・電磁気と各分野から均等に出題されています。
原子は出題されたことがありません。
傾向
描図する出題があったり、論述問題もあります。
答えだけでなく、導出過程を書く必要があることが多いです。
難易度は教科書の例題レベルから入試の基本レベルまでがほとんどです。
対策
基本をしっかりと抑え、設問に対して図を描く習慣をつけるとよいでしょう。
「化学」の傾向と対策
大問5問で試験時間は90分です。
理論の計算問題が多いのと、論述問題が毎年出題されています。
理論・有機中心の出題で、無機は理論と絡めた出題しかないという特徴があります。
傾向
理論だと反応速度・化学平衡が頻繁に出題されています。
有機だと糖類、アミノ酸、タンパク質が良く出題されています。
難易度は教科書レベルの内容を中心に、アレニウスの式など化学の発展分野からも出題されています。
対策
総合的な内容理解が必須のため、教科書レベルの問題演習が大切です。基本的な語句や知識を大切にし、論述対策として現象の理由を説明する練習をする必要があります。
理論は、実験などをもとにした演習や化学平衡・高分子を中心とした計算演習を行いましょう。
有機は、まずは重要物質の構造式は必ず書けるようにしておきましょう。典型的な問題を押さえたうえで、天然化合物・薬品などの生活に関わる視点からの出題を意識しましょう。
「生物」の傾向と対策
大問4問で試験時間は90分です。
出題範囲は数年を通してみると、全分野から出題されています。
空所補充(知識問題)のほか理由を答えさせる問題、実験に関する問題など、論述力・思考力を問う問題が出題されます。
傾向
代謝・遺伝情報・体内環境が頻出です。2019年度以降は易化傾向にありますが、過去には難易度の高い大問も多く出題されています。
そういった場合は知識問題をサクッと済ませて、解きにくい大問にどれだけ時間をかけられるかが鍵をにぎります。
対策
まずは教科書レベルの知識を確実に理解する必要があります。そのうえで、記憶力だけでなく思考力がなければ解けない問題も目立つので、日頃から「なぜ?」という視点で向き合うことが大切です。さらに、論述対策をする必要があるので、早めに知識を入れておく必要があります。
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【医学部主席】鹿児島大学医学部合格までの道!~学科を固める編~
「英語」の傾向と対策
大問は5問で試験時間は90分です。
大問1・2・5は読解問題、大問3は文法・語彙問題、大問4は英作文です。
傾向
読解問題では空所補充や内容説明に加え、記述力が問われます。
大問3は会話文や短文の空所補充で、かなり基本的な内容なので全問正解を狙いたいところです。
大問4は会話文中の和文英訳で比較的取り組みやすい傾向があります。
対策
難易度としては、英文自体は理解しやすいですが記述量が要求されるので普段から練習が必要です。
差がつくとしたら英作文です。普段から訓練をしているかどうかが如実に表れるでしょう。
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▽上記以外で個人的な質問があればこちらまで!
推奨参考書とモデルルート
最後に、鹿児島大学工学部に合格するために
どんな順序で勉強していくべきか、モデルルートをご紹介します!
鹿児島大学で数学Ⅲまで必要な学部は、医学部・歯学部・理学部・工学部の4学部のみです。
数学Ⅲの対策にしっかりと時間をかける必要があります。
高校2年生
高校1年生の1年間ってあっという間に過ぎますよね。
でも、高校2年生から大学受験までの時間は一瞬で過ぎ去ります。
限られた時間を大切に、日々コツコツと勉強していきましょう!
それでは、高校2年生の春から順に勉強モデルルートをご紹介してきます♪
春:数学IAを固めよう!
そろそろ学校の宿題だけでなく、自主的に対策をしていかなければなりません。
高1で履修した数学IAの基礎をしっかりと固めていきましょう。
基礎問題精講は重要な典型的問題をぎゅっと集めてくれているので、1冊通るのが大変という3日坊主の生徒さんにもおすすめです!
夏:英単語、英文法を覚えよう!
工学部も2次では英語があります。
逆に、英語が苦手な受験生が多いので、英語が少しできれば武器になります!
時間のある高2の夏に一気に英単語を覚えて周りと差をつけましょう!
秋:数ⅡBを固めよう!
そろそろ数ⅡBもしっかりと固めていきましょう。
数IAと同様に、基礎問題精講を使ってさっと一周していきましょう!
書いてあることが難しいなと感じたら、同じシリーズでピンクの入門問題精講も見てみてください!
冬:物理は力学と電磁気、化学は理論を固めよう!
さぁ、いよいよ理科の勉強を始めていきましょう!
物理だと出題率の高い力学と電磁気を先に勉強するのが効率的です。
参考書は演習量が多い物理のエッセンスがおすすめです♪
化学は講義系参考書として宇宙一わかりやすいシリーズを用意しましょう♪
サッと復習したい、実践的な問題を解いてみたいならDoシリーズがおすすめ!
高校3年生
高校3年生になったら数Ⅲと理科で仕上げて、あとはひたすら演習に入ります!
春:物理は波動・熱、化学は無機・有機を固めよう!
物理は同じくエッセンスを使って波動・熱まで押さえていきましょう。
化学は無機・有機の暗記に入ります!
同じく宇宙一わかりやすいシリーズとDoシリーズで基本を押さえていきましょう。
無機が終わったら→有機に進みましょう!
夏:数Ⅲを固めよう!
いよいよ数学Ⅲを固めたら秋からは演習に入ります。
基礎問題精講数学Ⅲを使って基本の型を押さえましょう!
秋~冬:二次対策、共通テスト対策、過去問
さて、基礎が固まったところで一度2次試験の過去問を解いてみることをおすすめします!
点数が全然取れなくても構いません。敵を知ることが大事です。
9月、10月は2次試験対策をやっていきます。
数学であればCanpassを完璧にしましょう!
化学なら重要問題集を!
物理は名門の森を!
11月からは共通テスト対策に専念しましょう!
まとめ
いかがでしたか?
鹿児島大学工学部に合格するための勉強プランをご紹介しました!
これはぎりぎりのルートなので本来であれば高校1年生のうちから対策しておく必要があります!
直前でバタバタとぎりぎり合格を狙わずに、余裕を持って合格したいですよね♪
そんな高校1年生も、悩める高校2年生も、ぜひ武田塾谷山校に相談にお越しください^^
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