こんにちは!
武田塾で5校舎の統括をしている井関です。
今回は、受験生のお子さんを持つ保護者の方々に向けた記事となります。
進路に悩み、勉強で頭がいっぱいになっているお子さんとどう接すればいいのかわからない親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
ちょっと言い方を間違えるだけで喧嘩やストレスの原因になってしまいますよね。
そこで、今回は受験生の子供との接し方について解説します!
この記事を読んで、親子で一緒に受験を乗り越えていきましょう!
受験生の親の心構え
受験生の親としての基本の心構えは「自分から働きかけないこと」です。
親が何と言おうと進路を決め、その人生を歩むのはお子さん自身です。
そのため、子どもからのアクションを待ち、意見をできるだけ尊重してあげるようにしましょう!
親から受験生への接し方
そんな中で子どもと接する際に注意しなければならないことは、
・冷静でいること
・子どもの話を聞くこと
子どもと同じで親も受験に対しての不安や心配は募るものです。
しかし、それを前面に出してしまっては子どもにも親の不安が伝わってしまいます。
すると、子どもは余計に不安を感じるようになり、せっかく出てきた自信が削がれることにもつながりかねません。
また、「忙しいから後で!」などと言わずに子どもの話に耳を傾けましょう。
親身になって話を聞き、何かしてあげられることがあればできるだけ早く対応するようにしましょう。
親の対応次第で子どもの不安を軽減させることもできます。
そして、親身になって話を聞いてあげれば子どもも親に対して心を開き、家庭内の緊張感もほぐれていきます。
親から受験生への声のかけ方
まず第一に「バランス」が重要です。
受験生の子どもへの声かけは多すぎても少なすぎてもいけません。
受験生はちょっとしたことでストレスが溜まります。
声かけが多すぎると「うるせーな!」と思われ、声かけが少なすぎると「親は私の進路に興味がないんだ」と思われることもあります。
また、声かけの内容も重要です。
以下がその例です。
・やる気があり勉強を頑張っている子ども
→積極的な声かけはせず見守る、休憩時間等に勉強以外の話をしてリラックスを促す
・家では怠けてしまう子ども
→こまめに声かけをして勉強の進みを確認する
・受験が不安な子ども
→相談に乗る姿勢を見せる、励ましの言葉をかける
・浮き沈みが激しい子ども
→勉強できているときや成績が良かったときの様子を褒め、スイッチを入れさせる
このように、適切な声かけの内容や頻度は様々ですが、共通した目的が一つあります。
それは、「子どもが自分自身で勉強を軌道に乗せる」ようにすることです。
実際に勉強をするのは子どもたち本人です。
そのため、「勉強しなさい!」などと直接的に言うのではなく、自然に子どもがやる気を出せるような声かけを意識しましょう!
受験生の親がするべきこと
さて、ここからは受験生の親がするべきことを5つ紹介していきます!
どれも重要なものばかりなので、ぜひ実践していきましょう!
受験生の親がするべきこと5選!
1:子どもを信じること
2:健康面のサポートをすること
3:環境を整えること
4:コミュニケーションを取ること
5:情報収集をすること
この5つについて、これから詳しく紹介していきます!
するべきこと1:子どもを信じること
どんな状況であっても、子どものことは信じてあげましょう!
たとえ模試でE判定を取ったり、志望校を変えたいと言われたりしても子どものやりたいことを応援してください。
親は子どもの一番の理解者です。
その理解者が応援してくれていると思うと、子どものモチベーションも上がります。
直接口には出さなくても、子どもは親に応援されている、理解されていると感じると嬉しくなるはずです!
するべきこと2:健康面のサポートをすること
健康あってこその受験です。
子どもが健康でいるためには、まずは親が健康でいなければなりません。
子どもに風邪などを移さないように、親自身が対策を徹底しましょう。
健康面で第一に重要なのは「食事」です。
いつも以上にバランスのとれた温かい食事を出してあげるようにしましょう。
また、受験生は勉強時間を確保するために睡眠時間を削ったり、カフェイン飲料を過剰に飲んだりしがちです。
そのようなことがないよう、子どもができるだけ勉強に時間を使えるように身の回りのサポートをし、
睡眠時間を確保できるようにしましょう!
するべきこと3:環境を整えること
勉強しやすい環境を整えてあげることも大切です!
温度や湿度はその重要な要素の一つです。
部屋が寒すぎたり乾燥していたりすると、集中力の低下だけでなく体調にも影響が出てしまいます。
また、子どもが家で勉強している時間はテレビの音量を下げるなど、大きな物音を立てないようにするなどの注意が必要です。
その他にも、頼まれたら過去問を印刷してあげるなど、
子どもが勉強に集中できるようにするために何ができるか考えましょう!
するべきこと4:コミュニケーションを取ること
子どもとのコミュニケーションを大切にしましょう!
話題は勉強に関するものとは限りません。
上手くコミュニケーションを取ることができれば、親は子どもに普段と変わったところがないか確認でき、子どもは気分転換やリラックスができます。
普段からコミュニケーションをとることで、子どものメンタルに異変があればすぐ対処できるようになります。
受験は時間との戦いなので、何か異変があればすぐに対処して軌道修正することが大切です!
するべきこと5:情報収集をすること
親も大学入試についてある程度知っておかなければなりません。
実際に受験をするのは子どもですが、その人に合った志望校や受験制度を子どもが一人で選択するのは難しいことです。
そのため、親子でしっかり話し合って志望校を決めましょう。
そして、志望校や受験形式は必ず親子で共有しておきましょう!
親子だけでは情報収集に不安のある方は、受験のプロに話を聞くこともおすすめします!
例えば、全国の武田塾では無料受験相談を行っています。
まずは話を聞くだけという方もお気軽にお越しください!
また、受験情報や勉強法についての情報収集も大切です。
YouTubeの「武田塾チャンネル」では大学受験に関するお悩みに関する動画や受験情報に関する動画などを配信しています。
保護者の方が見ても有益な情報をお届けしていますので、是非ご覧ください!
受験生の親がしてはいけないこと
ここまでは受験生の親がするべきことを紹介してきましたが、逆に受験生の親がしてはいけないことも存在します。
これから紹介することを悪気がなくても無意識のうちにしてしまうこともあると思います。
この記事を読んで、受験生の親がしてはいけないことはどんなことか再確認しましょう!
受験生の親がしてはいけないこと6選!
1:子どもを否定すること
2:干渉しすぎること
3:無関心でいること
4:プレッシャーをかけること
5:他人と比べること
6:お金の愚痴を言うこと
この6つについて、これから詳しく紹介していきます!
してはいけないこと1:子どもを否定すること
先ほど、子どもを信じ抜くことが大切だと述べました。
ということは、その逆で子どもを否定してはいけません!
受験は長期的なスパンで考えるものです。
模試や試験では、すぐに勉強の成果が出るわけではありません。
そのため、成果が出ないからと言ってすぐに本人の努力や勉強法を否定してはいけません。
実際、子どもが間違った勉強をしていることもあります。
その場合は、子どもを否定するのではなく努力を認めたうえで諭すようにしましょう!
してはいけないこと2:干渉しすぎること
これは過度な声かけを控えるべき、ということに似ています。
親から子どもへの過度な干渉はストレスの原因になります。
また、子どもは自分が信用されていないと思い込むこともあります。
声かけと同様に、親から子供への干渉もバランスが大切です。
してはいけないこと3:無関心でいること
保護者の方の中には大学受験を経験していないという方もいるかと思います。
ただ、その場合も子どもに任せっきりにするのはやめましょう。
子どもには親が無関心であることが伝わってしまいます。
受験に向けて子どもが努力しているのですから、親も受験について関心を持ち、知ろうとする努力をしましょう。
そして、子どもに協力する姿勢を見せましょう!
してはいけないこと4:プレッシャーをかけること
プレッシャーをかけることは勿論ストレスの原因になります。
勉強しなければならない・成績を上げなければならないといったことは本人が一番よく理解しています。
そのため、小言を言いたい気持ちもわかりますがグッと我慢して子どもを信じましょう!
してはいけないこと5:他人と比べること
兄弟や親戚、友達など他人と比べるのもいけません。
特に優秀な人が周りにいればなおさらです。
他人と比べられることによって、子どもは劣等感を感じてしまいます。
自分は自分、他人は他人です。
その人に合った勉強法やペースというものがあります。
そのため、他人のことはあまり気にせずにまっすぐ自分の子どもと向き合ってください!
また、親の受験生時代と比較するのは御法度です。
当時とは入試形式や倍率など、多くの違いがあります。
受験情報は常に新しいものにアップロードされていきます。
親が自分の受験を武勇伝のように語るのは絶対にやめましょう!
してはいけないこと6:お金の愚痴を言うこと
子どもの前ではお金の愚痴は言わないようにしましょう!
勿論受験にかかる費用や大学ごとの学費を子どもに伝えるのは大切です。
ただし、「あなたの受験にいくら費やしたと思ってるの?」などといった愚痴を言うことによって子どもは受験することに対して罪悪感を覚えてしまいます。
そのままモチベーションが低下して成績が振るわなくなるということもあり得ます。
そのため、お金の話をするときにはしっかりと事実を伝えたうえで、言い方には気をつけましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
受験は親子が一体となって乗り越えていくものです。
干渉しすぎてもダメ、しなさ過ぎてもダメ・・・
受験生の子どもと関わる際には「バランス」が重要です!
最初は難しいかもしれませんが、この記事を参考にして子どもに対してできること・やるべきことを実践していきましょう!
また、今回の記事を読んでもまだ不安が残る、悩みがあるといった方もいらっしゃるかと思います。
そんな方は、是非一度武田塾の校舎にお越しください。
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