こんにちは、武田塾田無校です!
今回は、古文における参考書である
「富井の古典文法をはじめからていねいに」 の使い方についてご紹介します!
この記事が皆さんにとって参考書選びの助けになれたら嬉しいです◎
「富井の古典文法をはじめからていねいに」ってどんな参考書?
まずは参考書の概要を説明していきます!
この参考書は、初学者や古文嫌いな人におすすめの講義系参考書になります!
基礎的な事柄から丁寧に解説されているため、基礎固めにぴったりですよ◎
使っている人も多い、人気の参考書であるといえそうです!
「富井の古典文法をはじめからていねいに」の特徴・長所
では早速、この参考書の長所を見ていきましょう!
「富井の古典文法をはじめからていねいに」の特徴・長所は以下の通りです。
1.古典文法を効率よく学習できる
2.講義部分が丁寧でわかりやすい
3.別冊の識別マニュアルが便利!
それでは各長所について説明していきます!
長所①古典文法を効率よく学習できる
古文に苦手意識を持つ人のほとんどが、「文法」で躓いているのではいないでしょうか。
古典文法は活用表や大量の助動詞の意味、識別と、覚えることが多いと感じますよね。
その負担により、苦手意識がどんどん膨らんでいっている…という方も多そうです。
そんな方に本書の長所としてお勧めしたいポイントが、「効率的に学べる構成である」ということです。
例えば活用に関して言えば、用言とほとんど同じ活用をする助動詞が8割もあります。
よって助動詞の学習は用言を習得した後にすることが効率的ですよね。
こんな風に、この参考書は効率的に学べるような構成になっており、似ているポイントも説明してくれています。
最初に基礎を覚えれば覚えるだけあとの勉強が楽になってくると思えば、やる気が出るのではないでしょうか?
長所②講義部分が丁寧でわかりやすい
さて、この参考書の最たるおすすめポイントが「丁寧でわかりやすい」という点です!
まずこの参考書は、講義系参考書ということもあり殆どが文法の説明パートです。
そこでは実際の授業で先生が生徒に語り掛けるような文体で書かれているため、すらすら読むことができます。
また古典文法を覚えやすくするための工夫も盛りだくさん。
例として、助動詞「む・むず・まし」の単元を取り上げましょう。
まず「む」の意味は六つもありなかなか覚えにくいところですが…
各意味の頭文字をとって「イスかえてんか」と覚えましょう!との記載があるのです。
さらに「む」の打ち消し語である「じ」については、
「む」の意味がもつ①意志②推量③不適当 が「滞在」しているため、「ステイ」と覚えましょう!とあります。
いかかでしょうか。ただ意味を丸暗記するよりも、格段に覚えやすいと思いませんか?
実はこのように、物事に意味や関連付けを付与して暗記していくというやり方は記憶術で大切な要素になってきます。
それが講義部分に覚え方として記載されているため、楽しみながら取り組めますよね。
さらに、この参考書には図が多いのもポイントです。
例えば先ほどの「む」「じ」でいうと、
「む」っとしながら「イスかえてんか?」という猫を、「じ」っとみつめながら「ステイ!」と怒っている猫の絵が描かれています。
よって「む」と「じ」の意味を覚えたければ、この図を思い出せばいいのです!
文字だけでなく図もインプットすることで格段に覚えやすくなりますから、図を探しながら読んでみてくださいね。
長所③別冊の識別マニュアルが便利!
そして最後に、この参考書に付属する「別冊マニュアル」についてご紹介しましょう。
本書の別冊は文法の活用や、どのようなパターンの時はどの意味になるのかが一目で分かるように整理されています。
授業で例えると、参考書自体が「先生の言っていること」、別冊が「黒板」といった感じでしょうか。
このブログの後半に詳しい利用方法を説明するので、それに則ってぜひ使ってみてください!
また識別マニュアルは要点がまとまっているため、テスト直前の復習用としても役立ちます◎
参考書の使い方
では次に、参考書の使い方を説明していきます!ここでは、
①どういった手順で使うか
②併用して使うべき参考書はあるか
この二点について一緒に見ていきましょう。
どういった手順で使うか
この参考書を使う手順は、以下の通りです。
1)本冊も別冊も開く
2)本冊を読んでいき、解説部分を人に説明できるまで理解する
3)別冊を暗記し、接続・活用形・意味・意味判別マニュアルなどは即答できるように覚える
この参考書を使う上で大切なのは、本冊を見ながら別冊も見るということです!
別冊は本冊のまとめであるので、暗記事項は別冊にまとまっています。
本冊を読んで理解し、別冊で覚える…このサイクルで一単元ずつ進めていきましょう!
併用して使うべき参考書はあるか
「富井の古典文法をはじめからていねいに」は講義系参考書のため、問題よりも説明の部分が大半を占めます。
各単元の最後にある練習問題だけでは演習量が足りないため、演習用参考書も併用して使いましょう!
演習用参考書としておすすめなのが、「ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル」
こちらは古典文法の重要事項がコンパクトにまとまった演習系参考書です。
「富井の古典文法をはじめからていねいに」の1)~3)まで終わったら、このステップアップノートを解き、わからないところは富井の古典文法に戻って確認しましょう。
ステップアップノートの詳しい特徴・使い方は別の記事で説明しているので、関連記事からぜひ読んでみてください◎
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は武田塾でも実際に使用している「富井の古典文法をはじめからていねいに」の概要・使い方についてご紹介しました!
この参考書は、初学者向けに古典文法をわかりやすく解説した講義系参考書になります!
ユーモアも含んだ丁寧な解説により、古文への苦手意識が少なくなるはずです◎
このブログに記載した使い方を参考にしながら、ぜひ使用してみてくださいね!
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