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山火先生が武田塾田無校にやってきた!!過去問大研究イベント

 

過去問イベント ブログ

 

自己紹介

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山火「みなさんこんにちは。
自分は武田塾お茶の水本校で教務をしている山火といいます。
今日は赤本の使い方について、𠮷田先生と根津先生で話していきます。
今回皆さん赤本の使い方でこれは非常に重要な話になってくるので、活かしてもらえれば。

ちょっと簡単にだけ自己紹介します

自分が高校の偏差値が50後半ぐらい、田舎の公立高校に通っていたんですけど、そこで現役時代(大学受験で)全滅して、

その後、武田塾に入って1年間の浪人をして、早稲田大学に合格をしました。

浪人するときの偏差値が37だったんですけど、そこから一年間勉強をして受かりました。今まで1000人以上の生徒さんに個別で相談に乗ってきて、本当に、どうやったらうかるのかということは結構伝えてきた自信があるので、そこを今日皆さんにも伝えられたらなと思います。

では、𠮷田先生も簡単に自己紹介をお願いします」

𠮷田「武田塾田無校で講師をしております、𠮷田と申します。
大学は早稲田大学の人間科学部に通っていて、高校の時は偏差値54,55ぐらいですね。
自称進学校というと聞いたことがあるワードだと思うんですけど、そこに通っていました。

自分は、ちゃんと勉強法とかを調べて勉強して、塾とか通ってなかったんですけど、なんか運が味方して現役で合格しました。
自分も独学だったので、校舎においてある参考書をながめて『あーこれ懐かしいわ』みたいなこともけっこうありますね。
独学でやるっていうのは結構自分も思い入れがあります。簡単ですけど、自己紹介でした。」

𠮷田先生のプロフィール:詳しくはこちら

山火「独学で、現役で、早稲田に合格ということですね。
偏差値50半ばの高校で早慶はなかなか出ないですよね。」

𠮷田「そうですね。自分のことろは現役だと2〜3年に1人出るか出ないかくらいですね。」

山火「なるほど、それでは根津先生お願いします。」

根津大学は学習院大学に通っています。
高校は東亜学園高校で、偏差値はネットでは43〜51って書いてあるんですけど、
自分は一番下のクラスに入っていました。
周りはスポーツ中心で勉強している人は少なかったです。
クラスで一般受験している人は3人しかいませんでした。

自分は武田塾田無校の元塾生で、去年の3月か4月に入塾しました。
最初の偏差値は一番高い模試で43くらいだったんでしたが、
そこから1年間勉強して学習院大学経済学部に合格しました。」

根津先生のプロフィール:詳しくはこちら

山火「2人ともね、絵に描いたような逆転ストーリーですね!
今日は自分を当てはめてどういう勉強したらいいかなっていうのを考えらながら聞いてもらえればと思います。」

 

過去問学習までの軌跡

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山火「よし、じゃあ2人はこれまで

高3の11月に赤本に入るまでにどういう感じで受験勉強してきましたか?

𠮷田「中学校までほとんど勉強していなくて、高校受験では悔いが残りました。
なので、高校では勉強に力を入れたいと思っていました。
ただ、高校に入って最初に受けた進研模試で英語の点数が18点で、偏差値も40ありませんでした。
自分ってこんなに勉強できないんだって思って...。やばいなって危機感を持っていました。
なので、高1の8月くらいから受験勉強を少しずつ始めましたね。」

山火「結構早いですね!」

𠮷田「そうですね。自分でも早い方だと思います。
まずは英単語とか、古文単語とか覚えるものから始めました。でも結局すぐには伸びなくて...。
このままだといけないと思って、高2の夏休みに解釈とネクステを図書館にこもって勉強しまくりました。
そうしたら、高2の11月の進研模試では英語が70点くらいになっていて、嬉しかったのを覚えています。
他の科目も同じように勉強していけばいいことに気がついて、勉強を進めていった感じですね。」

山火「すごいですね(笑)。」

𠮷田「高2の終わりにはセンター試験の過去問とかをやっていたと思います。
早稲田の過去問をやり始めたのは高3の9月くらいでした。」

山火「𠮷田先生は過去問に入るのが早くて順調って感じですね。
高1、2年生はぜひ参考にして欲しいと思います!」

 

山火「じゃあ、次は根津先生に聞いて行こうと思います。根津先生はどんな感じでしたか?」

根津「高校は部活動の野球がきつくて高3まで勉強とは無縁の生活送っていました。」

山火「いいっすね〜(笑)」

根津「ただ、高2の終わりあたりから、自分から野球を取ったら何が残るんだろうって思い始めました。
それで武田塾田無校に受験相談に行きました。そこから勉強をし始めました。
ただ、正直部活をやりながら勉強するのはきつかったです。それでも1日10時間は勉強していました。」

山火「部活やりながら10時間!?スケジュールとかどうしてたの?」

根津「移動時間を有効活用したり、学校の授業中に内職していました笑。
部活が終わって家に帰ったあとも夜中の2時くらいまで勉強して、朝6時には起きていました。」

山火「え、睡眠時間って...?」

根津「4時間くらいですね。」

山火𠮷田「まじか!すごすぎる笑」

根津「ただ、睡眠時間が少なくて現代文とかが頭に入ってこなくなって...。
これじゃ意味がないなと思って先生と相談して、部活が終わるまでは英単語とかの暗記系だけやることにしました。
それで、本格的に過去問に入ったのは12月くらいからでした。」

山火「解いたのはどこの大学?」

根津「学習院です。志望校を決めるのが11月とかで遅かったので、
過去問に入るのも少し遅くなってしまったなという感じでした。」

山火「なるほど、ありがとうございます。2人の先生の話を聞いていて、過去問に入るのは8月〜11月って感じでしたね。
これからもう11月、12月になってきて、受験校を決めていく必要があるので、過去問を解いたことないよっていう人はもうそろそろ解いてほしいなって思います。」

 

過去問って何年分解いてた?

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山火「じゃあここから赤本をどれくらい解くかって話に入っていきます。
2人は第一志望の過去問を何年分くらい解きましたか?」

𠮷田「自分は英語は30年以上は確実に解きました。
世界史は早稲田だけじゃなくてセンター試験とか同志社大学なども含めると120年分くらい解きました。」

山火「めちゃめちゃやりましたね!ちょっと参考にしにくいですね(笑)」

𠮷田「世界史を始めた時期が遅かったので笑。とにかく解いて覚えて解いて覚えてって感じでした。
自分の場合、傾向を知るのもあったんですけど、
世界史の過去問は練習のために使った方が大きかったですね。」

山火傾向と知るために解く練習のために解くの2つについて詳しく教えてもらっていいですか?」

𠮷田「はい、今そもそも過去問を何のために解くって聞かれたときに、
いろんなことがみなさんの頭に浮かんでくると思うんですけど、自分は大きく分けて2つあるかなと。

1つ目は傾向を知るために解くっていうこと。
例えば英文法の問題が出るとか英作文の問題が出るとかです。

2つ目は練習のために解くってことで、要するに問題に慣れるためです。
11月くらいまでには1つ目の傾向を知るために解いて、
12月くらいになってくると慣れるために練習で使うことが多くなってくるかなと思います。」

山火「これめっちゃ大事ですよね。吉田先生ありがとうございます。
次に根津先生はどんな感じでしたか?」

根津「学習院は33年分解きました。」

山火「おお!これは他の学部も合わせて?」

根津「はい、どの学部も傾向が似ていたので、自分が受ける学部とそれ以外の学部も解きました。」

山火「なるほど、それは大体11月くらいですか?」

根津「11月は先ほど𠮷田先生からお話があったように傾向を知るために3年分くらい解きました。
12月からは過去問を解いていく感じでした。」

山火「まず11月にどんな問題が出るかを知って、
その後に12月どういう風に参考書を使って勉強していったんですか?」

根津「自分は参考書に一元化することを意識して12月は勉強していました。

例えば、自分は日本史の一問一答に一元化していました。
学習院の過去問で出た問題は"学"って一問一答に直接メモをしていました。

"学 "を書いていたら、学習院だったら天皇系の問題など学習院で出やすい問題がわかるようになりました。
英語だと問題で解くときに大事だった熟語をメモするなど、他の科目でも一元化をやってほしいですね。
一元化を通して志望校に特化した参考書を作ることを意識して勉強していってほしいと思います。」

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↑根津先生の「一問一答」の現物です。利根川が学習院の過去問で出たらしく、右下に学の文字があります↑

山火「自分も世界史の年代暗記の参考書に過去問で知らなかったところとか間違えたところをメモして一元化していました!
これめっちゃ大事ですよね〜。ちなみに根津先生は12月に週何年分くらい過去問を解いていましたか?」

根津「教科ごとによって違うんですけど、国語は2日に1年分解いていました。
1日解いて1日復習するって感じで。

日本史は12月は1週間に2年分くらいだったんですけど、1月は日本史の過去問を解く時間が増えました。
英語は3日に1年分くらいでした。これも解いて次の日に構文を振ったり音読をしたりして復習していきました。」

 

過去問って何年分解くべき?

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山火「過去問をやる頻度っているのは人によって違って、そこらへんは先生と相談してほしいですね。
第1志望とかの頑張ったら届きそうな志望校に関しては最低10年分くらいは解いて欲しい

実力相応校とかは5年分くらいかな。
このとき注意なのが、このとき過去問をやっていて全然過去問が解けないっていう時は参考書に戻るようにしてください!

何が原因で過去問が解けていないかについては先生とかと相談するようにしましょう。
始める時期に関しては、最低でも12月には始めないとやばいかな。

ただこれも人によって違って、最近武田塾に入ったとかっていう人は過去問を解いて行ってもあまり意味がないです。
まずは日大レベルまではとにかく覚えたりすることに勉強時間を使うようにしましょう!」

 

過去問の復習方法☆彡

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山火「それでは、次に過去問の復習について聞いていきたいと思います。
過去問を復習する場合について、また復習しない場合があったら教えて欲しいと思います。
𠮷田先生お願いします!」

𠮷田「まず、過去問を復習しない場合についてなんですけど、
自分は"これは解けないだろ"、っていう問題に関しては参考書とかに載っていなかったりしたら
あまり復習しないようにしていました。」

山火「私立とかだと悪問とか多いですもんね。」

𠮷田「復習する場合に関しては、第1志望(早稲田)に関しては復習をしっかりやりました
先ほど根津先生がおっしゃっていたように、一元化を自分もやっていました
一元化は特に世界史でやっていたんですけど、その際に過去問の解説を見ないでやっていました。

解説を見ると納得して参考書で調べなくなってしまうので、自分で参考書で調べる癖をつけるようにしていました。」

山火「𠮷田先生は世界史は何に一元化していましたか?」

𠮷田自分は資料集にしていました
一元化をしているうちに"資料集を全部覚えれば早稲田の問題が解ける"ことに気がつけたので、そこは一元化をしてよかったかなと思いました。」

 

𠮷田先生直伝☆彡過去問一元化の方法ブログはこちら☆彡

 

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↑𠮷田先生の世界史資料集の現物写真。資料集の一元化の例です↑

山火「吉田先生は過去問を解いた後に過去問をプリントアウトとかしていましたか?」

𠮷田「自分は東進データーベースで過去問を印刷してまとめていました
メールアドレスを登録すれば誰でも使えるので便利かなって思います。」

※東進データベースはこちら※ 無料で登録できます!
 東進データベースは過去問をそのままの形式で活用できるので、本番さながらの形で勉強できます。
 田無校生は受付で指定してくれれば、印刷しますよ!活用していこう!

山火「武田塾の校舎でも印刷してもらえますし、自分で家でも印刷できますよね。」

𠮷田「そうですね。また、自分は過去問を解く時は東進データベースで印刷して解いて、解説は赤本で見ていました。
こうすることで、赤本みたいにかさばらないですし、学校で内職する際にもバレにくいので便利です笑」

山火「過去問を印刷して使うメリットはたくさんありますね!

それでは根津先生は、先ほどの一元化以外に長文とかで出てきたわからない英単語についてはどうやって復習していましたか?」

根津自分は解答する上で重要だった英単語を中心に復習していました。」

山火「知らない英単語死ぬほど出てきますもんね(笑)」

根津「本文を読む上でここは覚えないといけないよね……
っていう単語はシステム英単語に書き込みをしたりしていました。」

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↑根津先生のシステム英単語(現物)。システム英単語の余白に、追加の派生語が追加されている。↑

山火「重要な単語に関しては書き込んでいった感じですね。
自分も"カモノハシ"みたいに二度と出ないだろ!っていう単語に関しては捨てて、

形容詞とか動詞とかは小さなメモ帳にみたいなものにまとめていましたね。
とにかく、知らない英単語は単語帳に書き込んだり新しくメモ帳を作るなどするのが大切かなと思います。他に復習でやっていたことはありますか?」

根津英語の長文とかは読みずらかった長文を精読して復習するようにしていました。」

山火「自分も全く根津先生と同じようにやっていました!
過去問の英語長文を全部復習していると無理だろ...っていうサイクルにみなさんも入っていくと思うけど
自分が読めなかった長文を優先して復習していました。

復習の時には精読して音読していました。
早稲田の速読できる英語長文を10年分くらいストックしていました
いかに多くの読める長文のストックを作れるかを意識していましたね。
国語はどうでしたか?」

根津「国語は、現代文に関しては、学習院は知識問題が前半に出るんですけど、
読解のところは、参考書に書くとかあんまりできないので、傾向だけつかんで、これは捨てる問題、これは取らなきゃいけない問題とか、そういうのをやって、
それはあんまり参考書を使わなかったんですけど、

知識系、例えば知らない単語が出てきたら漢字マスターに書き込むとか、
現代文キーワード読解に書くとかをやって、

それがまた次の年センター試験に出てきたりもするので、知識系は現代文はそうやっていました。解答根拠は赤本を見て『こういうことか』と理解して、それに関しては数をこなしていました」

山火「なるほどですね。自分もその現代文に関しては結構大学ごとにあうあわないというのがすごいあって、英語長文も正直そうなんだけど、

例えば自分の場合は、早稲田の社学の国語は8割とれるんだけど、明治学院になると6割しか取れないという現象が起きていて、マジ?みたいな。結構何回解いても同じくらいだから、自分に合うあわないとか、自分が対策した大学は結構解けるというのは、現代文は、古文もそうだけどあるので、現代文に関してはある程度、たとえばMARCHレベルとかの文章を読めるようになったら、

次は過去問を受かりたい大学のものをひたすらやるっていうのがおすすめです。𠮷田先生は現代文は結構やりこみましたか?」

𠮷田「そうですね、おそらく、そこまで英語と世界史に比べたらやっていない気がするんですけど、

過去問を解いていって、これは取れないといけないなという問題を分別してみたいな感じでしたね

でも、現代文は慣れというか、大学によっても問われ方が割と違ったりして、同じやり方で別の問題を解いたら『あれ、合わない』みたいなことは割とあって、自分の受けたいところと志望しているところを割と中心的にやってっていう感じでした。ですから、慣れも結構大事ですよね」

山火「国語に関してはちょっと乱暴なことを言うとめちゃめちゃ慣れが重要なので、5年分とか解いていくと、『こういう感じか』というのがつかめてくるから、国語に関しては、古文は単語とか文法とかそういうのが必要なんだけど、現代文ももちろんキーワードとか接続詞とかはちゃんと抑えたうえで、こういうところから解答根拠を持ってくるんだなとかっていうのは大学によって全然変わってくるので、とりあえず数を多く、志望校の現代文を解いたほうがいいかなと思います。

理系科目に関しては、例えば電磁気が苦手とか、三角関数が苦手とか、そういうのをしっかりあきらかにして、そこを参考書に戻って勉強するというのが大事です。

これは社会でも同じで、たとえばヨーロッパが苦手なら参考書でヨーロッパのところをやらないといけないし、

自分の苦手分野を出すっていうのは、文系科目でも理系科目でも絶対やってほしい。

それにあたって、自分が実際どういう風に赤本をやっていたかというのを資料にしたものを配っていきますね。」

(参加者に資料配布)

山火先生の赤本ノート

山火「復習に関しては、いま話した通りなんですけど、じゃあ復習した赤本をどういうふうにまとめていけばいいんだっていうのを話していきたいんだけど、基本的に解いた赤本は𠮷田先生も言っていたようにとっておいたほうがいいと思います。というのは、直前期とかにもう一回見直したりする可能性があるので。

それで、自分はさらにもう一歩進んでやっていたことがあります。

それは赤本ノートです。

たとえばその早稲田の商学部を解いた結果をノートに大学ごとにまとめるみたいに。

みんな資料を見てほしいんだけど、『〇〇大学 〇〇学部  2010年』ちょっと古いんだけど、

そこの英語だったら大問1から6まであって、それぞれ何分の何点とれて、その問題の内容はどういうものだったかというのを自分で書いていました。文法も空欄補充とか整序とか内容も違うだろうし、英語長文も、物語文なのか経済的な話なのかとかで違うし、英作も和文英訳なのかそれ以外かでいろいろ種類があるので、そういうのを書いて、

たとえば英語で合計が19/42って書いてあるけど、これだと45%しか取れていない。

おそらく英語って70%を超えてこないといけないので、じゃあ、この45%が今の自分の実力だとしたら、プラス何点取らないといけないんだっていうのを考えて、たとえばプラス12点取れたとしたら、31/42で73.8%。これだったら合格だよね。

じゃあ、その12点をどこで取らなきゃいけないかというのを、設問ごとにどこを何点取らなきゃいけないのっていうのを書き出して、空所補充でプラス6点、英語長文の物語文で半分しか取れていないからプラス2点して、経済文もとれていないからプラス何点、英作ではプラス1点というふうにして、どこで取っていくかというのを考えていって、やっていたほうがいいかなと思います。」

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↑ちなみに田無校にも「過去問分析シート」あります!暗記シートの棚にあるので、活用してください↑

山火「これは普通の受験生とか生徒さんだと『45%だったから英語長文やらなきゃ』とか『文法やらなきゃ』とかって思うんだけど、じゃあ具体的にどういう対策をすればいいかというところまで考えている人は結構少ないんですよ。なので、大問4でプラス2点とか、そういう具体的なところまでおとしてほしいんですよ。

ここでポイントなのが、長文の内容とか書いてほしいということです。

赤本って最初のページ見ると長文の解答が書いてるじゃないですか。赤本を5年分10年分やっていくと、毎回経済の英語長文ばかり間違えているなってなったら、たとえばリンガメタリカで背景知識をつけるとか。

国語になると、大問ごとに現代文現代文古文漢文で、この中のどこで落としているんだというのを把握してほしいんです。これも一年分だけだと意味がなくて、3年とか5年やっていくと、自分が毎回ここで間違えるなあというのが結構わかってきます。

これは数学とかでも同じ話で、例えば自分の苦手な分野が、三年分解いたらここをいつも間違えるというのがあったら、そこをやり直してっていうのを、地道にやっていくと、2か月で全然20、30%上がってくるので。

それで、自分が逆転合格できた理由は、

1つ目は、確認テストをしっかり毎回95%以上にしていたこと。

2つ目は、赤本ノートの作り方をめちゃくちゃ工夫したこと。

の2つだと思っていて、ただ武田塾の参考書ルートだけやっていても、なかなか受かるのは難しいので、

ルートをやることはもちろん絶対必要なんだけど、赤本を極めるというのもしっかりやってほしいです。

ちょっとお話を戻して、𠮷田先生は最後過去問はどれくらいとれていました?

𠮷田「そうですね、自分が今通っている早稲田の人間科学部は、2006年までやったので15年分くらいやったんですけど、ネットで平均点を調べながら調整後の点数を出して、足していったら、2015年だけですね、15年分解いて1回しか出なくて。教育学部は1回も出なかったんじゃないですかね。本当にギリギリの感じでしたね。」

山火「𠮷田先生はすごくたくさん赤本を解いたじゃないですか、逆に反省点というか、もっとこうしたら早めにたくさん合格点が出たかもなっていうのはありますか?」

𠮷田「そうですね、割と自分は背水の陣というか、けっこうワンチャンに賭けていました。でもそのワンチャンをつかみに行くやり方でやりました。確実に順当に受かる人のやり方でやったら遅すぎて間に合わないなと思って、だからある程度古文はちょっと捨てるとか、そういう感じでやっていました。」

山火「最初に合格点をとれたのは、人間科学部の1年分だけだったわけですね。結構ギリギリだったんですね。」

𠮷田本当にワンチャン狙いに行くやり方でやっていたので。本当に国語は過去問をあまりやらなくてもいけて、世界史と英語をやりこめば取れるなっていう感じだったので、そこだけ結構やりこんでっていう感じでしたね。」

山火「なるほど、わかりました。つぎに、根津先生はどうでしたか。どういう感じで上がっていきました?」

根津「自分は最初は本当に解けなかったんですけど、最初は本当30%で。」

山火「MARCHレベルのルートが終わって、30%くらい? なるほど。だから、ルートが悪いとかじゃなくて、我々はたぶん『努力タイプ』だと思うんで、最初は取れないですよね、なかなか応用が利かなくて。根津先生は30%からどういう風に上げていきました?」

根津「さっき言っていた参考書に戻ってやるっていうのを12月ずっと繰り返して、1月あたりからは、日本史はずっと9割をとるようになりました。学習院に関しては、基本的な問題とマニアックな問題にわかれていて、基本的な問題はもう解けるようになっていたんですけど、マニアックな問題は、過去問を解いて、出やすい分野をずっとマークしていたら、基本的に9割とれるようになりました。

英語は、1月の時点で70%を超えたくらいでした。

古文は結構とれていたんですけど、現代文にけっこう高い低いの波があったので、捨てる問題と取る問題に分けるっていうのをやっていました。

みんなはたぶん「とりあえず点数上げよう」と思っていると思うんですけど、実際は合格最低点だけを取ればよくて、

さっきも山火先生が話していたんですけど、

じゃあ合格最低点を取るにはどこが必要で、逆にここは今からやってもあまり点数上がらないなというところがあったら、そこは思い切って捨てるとか、これがすごい大事だと思っています。」

山火「そうですね、英作とか最後のほうはちょっと捨てなきゃいけないとか、そういう場合もありますよね。𠮷田先生も話していた合格最低点に関しては、あれは得点調整後の数字で、どういうことかというと、

たとえば日本史はすごく簡単なのに世界史は難しいみたいなことがあると全然点数が違って、それを単純に比較すると世界史を受けた人が不利になっちゃうということがあるので、得点調整をするんですね。それで、赤本に書いてある合格最低点は、偏差値換算後の点数なので、60%がボーダーって書いてあっても、その数字にプラス10%か15%、へたしたら20%加えた得点をとれないと受からないということがあります。

その乖離が特に大きいのがたぶん学習院ですよね。

学習院は赤本だと65%とか書いてあっても、実際に合格するにはおそらく80%くらいとらないといけない

いま学習院大学の話がでてきたけど、学習院って学部ごとで傾向はそんなに変わらないですよね?」

根津「文学部だけちょっと違いますね。」

山火「そうですね。なので、大学ごとに、例えば、対策しやすい大学と、学部ごとに問題が変わらない大学と、学部ごとで全然違う大学、たとえば早慶とかそうだし、学部で問題が全然違う大学があるので、

そういう意味では、学習院みたいに同じ問題を使っている大学のほうが対策はお得ではあるよね。

対策が全然違う大学ばかり出願しちゃうと、対策にすごく時間がかかっちゃうので、マーク式だけの問題の大学を志望校しようみたいに決めていかないといけないです。過去問は最低2年分は解いてみてから受ける大学を判断して欲しいなと思います。」

𠮷田「過去問の相性で受ける大学を選ぶのは大事だと思います。私自身も、マーク式の問題が多い早稲田は受かって、記述問題が多い同志社大学は落ちたので...。偏差値だけで受ける大学を判断しないのは大切だと思います。」

根津「将来やりたい職業とかがなくて、とりあえずMARCHレベルに行きたいっていう人は、過去問をみて、自分と相性のいい大学を受けた方がいいと思います。」

山火「早稲田では、自分が苦手だった英語の配点が大きい商学部と社会科学部は落ちて、3教科の配点が同じ教育学部と人間科学部は受かったので...。配点の相性も大事かなって思います!」

 

質問タイム

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一元化はどの参考書にすればいいの?

山火「質問がある人はいますか?」

生徒A「先ほど一元化するっているお話があったと思うんですけど、一元化はどの参考書にすればいいですか?

山火「ちなみに科目は?」

生徒A「日本史です。」

山火「なるほど。自分は世界史だったんだけど、年代暗記の参考書にやってました。確か𠮷田先生が資料集で、根津先生は一問一答だったよね。」

𠮷田「自分は受ける大学で変えた方がいいんじゃないかなって思います。

早慶を受けるなら細かい部分まで載っている資料集がいいと思います。

ただ、MARCHとかだと資料集はオーバーワークになるかもしれないので、その場合は教科書とかでもいいのかなって思います。」

根津「自分は一問一答でもいいのかなって思います。」

山火「網羅系のものに書き込んでいくのは大事だよね。

ただ、人によって一元化する参考書は変わってくるから、

『自分はこの参考書好きだな』っていう参考書に書き込んでいくのもアリだよね。資料集でも一問一答でも教科書でも。」

生徒A「ありがとうございます。」

 

過去問は量?それとも質?

山火「他に質問ある人いますか?」

生徒B「2つあるんですけど、

1つ目は過去問は何年やったかよりも何周やったかが大事っていう人もいて、

どっちがいいのかなっていうのと、

2つ目は、模試や赤本やって点数が悪かった時に、メンタル的にどう耐えたのかについて聞きたいです。」

山火「過去問に関しては、自分は何周も復習した方がいいと思います。

質をまずは重視して、質が高められたら新しい過去問をやって、またその過去問の質を高めていくのを繰り返すのが大事かなと。

ただ、量をこなせば質がついてくる人もいるので一概には言えないですが、𠮷田先生はどうでしたか?」

𠮷田「自分は世界史はとにかく量重視でやっていましたが、英語や国語は質重視でやっていました。

世界史は同じ問題が出てくることが多いので、とにかく新しい問題に当たるのが大事で、英語や国語みたいに同じ文章が出ることがほとんどない科目は復習重視の方がいいのかなって思います。」

 

模試や赤本で点数が悪かったときメンタル的にどう耐えた?

山火「ありがとうございます。

次はメンタルの話ですが、メンタルに関しては、まだ11月とかだったら、過去問で対策する時間はまだあるので、

模試とかができなくてメンタルブレイクする必要はないのかなって思います。」

生徒B「ありがとうございます。」

山火「他に質問したい人はいますか?」

根津「質問していいですか(笑)?山火先生は模試とかの判定とかってどんな感じでしたか?」

山火「自分は一番良かった模試でC判定でした!根津先生と𠮷田先生はどうでしたか?」

根津「自分はよくてD判定くらいでした。

模試の判定を気にしている人が多いと思うんですけど、私大受験の人は判定を気にしなくていいと思っていて、私大受験の人は過去問が取れればいいと思います。大学に特化した問題が解ければ受かるので。」

𠮷田「自分はE判定ばっかでした。

自分が戦わないといけない相手っていうのは、C判定やD判定を取っている人たちだと思うので、判定が悪くても気にしなくていいと思います。」

山火「ありがとうございます。

1つ話し忘れてたんですが、過去問を解いて、自分がやったことある問題かやったことない問題かを分けて欲しくて、自分がやったことない問題だったら解けなくて当然で、そういう問題は捨てようみたいに、どこの問題を捨てるのかを見極めるのも大事だと思います。

70%得点できれば合格だったら、30%は解けなくてもいい訳なので。」

 

模試の判定の信憑性はある?

山火「他に質問ありますか?」

生徒C「模試の判定はどこまで信憑性があるのでしょうか?

山火「国公立の判定だったら、いい判定が取れていたら喜んでいいと思いますが、先ほども話があった通り、

私大は入試問題が大学ごとによって違ってくるので私大の判定は参考程度にしておいた方がいいと思います。」

生徒C「ありがとうございます。」

 

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最後に記念撮影もしました。山火先生、𠮷田先生、根津先生、ありがとうございました!

受験まで残り3ヶ月❕❕
基礎を大切に&過去問解く&研究にいそしんで合格しましょう🌟

 

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私大前期の受験を終え、もう1年頑張りたい気持ち🤔
来年度に向けて動き出そう!

そんなアナタに!
「武田塾での浪人ってどうなの?」の疑問にお答えします。


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武田塾田無校 逆転合格続出中!

武田塾田無校
毎日10-22時
で開館中✨✨

2022年度入試・2023年度入試では3名に1名が
MARCH/国公立/早慶に合格😲
全国合格実績賞を2年連続受賞しました☀

 

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