こんにちは!武田塾田無校講師の吉田です。
今回は
早稲田大学の転部・転科
についてご紹介いたします!
転部・転科制度
転部・転科とは?
転部とは、
文学部から法学部に学部を変えるといったように
入学時の学部とは違う学部に変えるという制度です。
転科とは、
教育学部教育学科教育学専攻教育学専修から教育学部社会科公共市民学専修に学科・専修を変えるといったように
入学時と同じ学部内で、学科や専修を変える制度です。
転部・転科のメリットは?
転部・転科のメリットとしては、
浪人や仮面浪人をして学部を入り直すためにもう一度大学受験をする必要がないという点にあります。
つまり、転部・転科試験はローリスク・ハイリターンと言えるでしょう。
👇1番転部する人が多い人間科学部について👇
早稲田大学で転部できる学部
早稲田大学政治経済学部
募集人数
政治学科・経済学科・国際政治経済学科 若干名
出願資格
①転部試験受験年度に入学した早稲田大学1年次に在学している者(休学・留学等による学年遅れは一切考慮しない)
②1年次に現所属学部において、卒業算入単位として合計30単位以上取得見込みの者
出願期間
例年1月頃
選考方法
試験 | 試験内容 | 備考 |
第1次試験 | 学科試験 |
・学科試験の内容は「政治分析入門」 「公共哲学(政治)」 「ミクロ経済学入門」 「マクロ経済学入門」 レベルより4題出題(政治経済学部で実施している講義の内容になります) ・第1次試験では、出願時に提出した、TOEFL-iBTのスコアと学科試験の合算で判定します。 |
第2次試験 | 面接試験 | 第1次合格者のみ |
参考資料
早稲田大学法学部
募集人数
若干名
出願資格
①早稲田大学1年次に在学している者
②現所属学部で合計24単位以上取得見込の者
③GPA値(成績)が2.60以上(見込)であること
出願期間
例年12月頃
選考方法
試験 | 試験内容 | 備考 |
第1次試験 | 書類審査 | 出願次提出した書類による審査 |
第2次試験 | 面接 | 第1次合格者のみ |
参考資料
早稲田大学国際教養学部
募集人数
若干名
出願資格
①転部試験受験年度に入学した早稲田大学1年次に在学している者(休学・留学等による学年遅れは一切考慮しない)
②卒業算入単位として合計30単位以上を修得、もしくは修得見込の者
③TOEFL-iBTのスコアが79以上またはIELTS(Academic)のスコア6.5以上を取得している者
出願期間
例年11月頃
選考方法
面接試験(英語で)
参考資料
早稲田大学文学部
募集論系/コース
2023年度文学部の募集は、
「東洋哲学」「中国語中国文学」「フランス語フランス文学」「ドイツ語ドイツ文学」「ロシア語ロシア文学「美術史」「アジア史」「西洋史」「考古学」の9コースで実施
※毎年度ごとに募集されるコースが変更される可能性あり
募集人数
若干名
出願資格
①早稲田大学1年次に在学している者
②28単位以上(グローバルエデュケーションセンター設置の全ての保健体育科目および所属学部において卒業所定単位として算入されない科目を除く)を修得する見込みのある、勉学意欲旺盛な者。
※ただし、原則として1年以上在学している方(前年度に休学をせず1年以上在学している方、前年度に休学をしていな いが未進級となった方)は、出願できません。
出願期間
例年12月頃
選考方法
試験 | 試験内容 | 備考 |
第1次試験 | 書類審査 | 出願時提出した書類による審査 |
筆記試験 | 外国語および小論文 | |
第2次試験 | 面接試験 | 第1次合格者のみ |
前の学部から引き継げる単位数上限
最大34単位まで引き継ぐことができます。
参考資料
👇文学部のキャンパスライフの紹介はこちら👇
早稲田大学文化構想学部
募集論系/コース
2021年度文化構想学部の募集は、「多元文化論系」「文芸・ジャーナリズム論系」の2論系です。
※毎年度ごとに募集される論系が変更される可能性あり
その他の項目
文学部と同様です。
参考資料
早稲田大学人間科学部
募集人数
人間環境科学科・健康福祉科学科・人間情報科学科 各学科若干名(各々2年次に編入)
出願資格
①早稲田大学の1年次生の者(正規生に限る)
②卒業算入単位として合計30単位以上を修得、もしくは修得見込の者
出願期間
例年1月頃
選考方法
面接試験
参考資料
👇人間科学部を受験する人は要チェック👇
早稲田大学スポーツ科学部
募集人数
若干名
出願資格
①転部試験受験年度に入学した早稲田大学1年次に在学している者(休学・留学等による学年遅れは一切考慮しない)
②1年次に現所属学部において、卒業算入単位として合計30単位以上取得見込みの者
出願期間
例年1月頃
選考方法
面接試験
参考資料
👇スポーツ科学部のキャンパスライフの紹介はこちら👇
早稲田大学 基幹理⼯学部・創造理⼯学部・先進理⼯学部(2年次)
募集学部・学科
・基幹理⼯学部(※表現工学科は募集しません) 応⽤数理学科、機械科学・航空宇宙学科、電⼦物理システム学科、情報理⼯学科、情報通信学科
・創造理⼯学部 建築学科、総合機械工学科、経営システム工学科、社会環境工学科、環境資源工学科
・先進理⼯学部 物理学科、応⽤物理学科、化学・生命化学科、応用化学科、生命医科学科、電気・情報生命工学科
募集人数
若干名
出願資格
【全募集学科共通】
① 基幹理⼯学部、創造理⼯学部、先進理⼯学部の日本語学位プログラムに在籍していること。
② A1群(複合領域科⽬)を4単位、1年配当のA2群(外国語科⽬)およびB群C群の各学科必修科 目の全単位を修得していること。
③ ⼊学後2学期⽬(1年⽬)であること。在籍年度を下げての出願は認めない(1年⽣のみ出願可)。ただし、1年次に休学・留学したことにより、実質1年次⽣であれば2年生でも出願を認める。その場合転科する4月1⽇時点の在学年数が1年以上2年未満であること。
※基幹理⼯学部への転部・転科(2年)は、創造/先進理⼯学部⽣のみ出願が可能。
※先進理⼯学部物理学科および応⽤物理学科から他学科に転科する場合、1年配当の専⾨選択必修科⽬は修得していなくても構わない。
出願期間
例年1月頃
選考方法
面接試験(口頭試問)
※創造理⼯学部建築学科のみ⾯接試験時に 個別の筆記試験 (空間表現鉛筆デッサン等)も実施する。
参考資料
2023年度早稲田大学基幹理⼯学部・創造理⼯学部・先進理⼯学部 理工学術院転部・転科(2年)/(3年)試験要項
早稲田大学 基幹理⼯学部・創造理⼯学部・先進理⼯学部(3年次)
募集学部・学科
・基幹理⼯学部 (※表現工学科は募集しません) 数学科、応⽤数理学科、機械科学・航空宇宙学科、電⼦物理システム学科、情報理⼯学科、情 報通信学科
・創造理⼯学部 総合機械工学科
募集人数
若干名
出願資格
【全学科共通(基幹理⼯学部内の転科以外)】
①基幹理⼯学部、創造理⼯学部、先進理⼯学部に在籍していること。
②A1群(複合領域科⽬)を8単位、1・2年配当のA2群(外国語科⽬)およびB群・C群の各学科必修科目の全単位を修得していること。
③入学後4学期目(2年⽬)であること。基幹理⼯学部から他理⼯学部に転科する場合は、学科進級後1年目であること。 ただし、1年次もしくは 2年次に休学・留学したことにより、実質2年次⽣であれば 3年⽣以上でも出願を認める。その場合、転科する4月1⽇時点の在学年数が2年以上3年未満であること。基幹理⼯学部から他理 工学部に転科する場合は、学科進級後1年⽬に休学・留学したことにより、学科進級後2年⽬でも、実質1年⽬であれば、出願を認める。その場合、学科進級後の在学年数が、転科する4月1日時点で1年以上2年未満であること。
【基幹理⼯学部内の転科】
① 基幹理⼯学部に在籍していること。
② 学科進級後1年⽬であること。
③ A1群(複合領域科⽬)を4単位、1年配当のA2群(外国語科⽬)およびB群・C群の基幹理⼯ 学部必修科目の全単位を修得していること。 ※ほとんどの場合、卒業には3年以上かかる。 ※転部・転科(3年)試験は学部2年⽣が3年次から学科を変更するための試験を指す。在籍年度を下げ ての受験は認めない(2年⽣のみ受験可)。ただし、学科進級後1年⽬に休学・留学したことにより、学科進級後2年⽬でも、実質1年⽬であれば、出願を認める。その場合、学科進級後の在学年数が、転科する4月1日時点で1年以上2年未満である必要がある。
出願期間
例年1月頃
選考方法
面接試験(口頭試問)
参考資料
2023年度早稲田大学基幹理⼯学部・創造理⼯学部・先進理⼯学部 理工学術院転部・転科(2年)/(3年)試験要項
早稲田大学で転科できる学部
早稲田大学政治経済学部
募集学科
政治学科・経済学科・国際政治経済学科
募集人数
若干名
出願資格
①〜④を全て満たす者
①政治経済学部に入学した1年次生
②1年次に政治経済学部が実施する TOEFL-ITP テストを受験した者
③現所属学科において、卒業算入単位として30単位以上取得見込みの者
④以下の対象科目の単位をすべて取得見込みであり、かつ志望する学科における以下の成績要件 を満たす見込みの者
【対象科目】
「政治分析入門」「公共哲学(政治)」「ミクロ経済学入門」「マクロ経済学入門」
【成績要件】
<政治学科を志望する者>
「政治分析入門」および「公共哲学(政治)」の2科目ともに「A」以上
<経済学科を志望する者>
「ミクロ経済学入門」および「マクロ経済学入門」の2科目ともに「A」以上
<国際政治経済学科を志望する者>
「政治分析入門」および「公共哲学(政治)」の2科目のうち1科目以上が「A」以上、かつ 「ミクロ経済学入門」および「マクロ経済学入門」の2科目のうち1科目以上が「A」以上
出願期間
例年1月頃
選考方法
面接試験とTOEFL-iBTのスコアで判断
参考資料
早稲田大学教育学部
募集学科
2024年度の募集は、教育学科教育学専攻教育学専修、教育学部教育心理学専修、教育学科教育学専攻教育心理学専修、社会科地理歴史専修、国語国文学科、理学科生物学専修 、理学科地球科学専修 、複合文化学科
※毎年度ごとに募集される学科が変更される可能性あり
募集人数
若干名
出願資格
①転部試験受験年度に入学した早稲田大学1年次に在学している者(休学・留学等による学年遅れは一切考慮しない)
②第1年次において、卒業に必要な単位のうち28単位以上修得していること。
③第1年次において、登録した全科目(随意科目を除く)中、不合格点(F・G)が2科目以下であること。
出願期間
例年10月
選考方法
小論文、面接試験、学科・専修によっては専門科目の試験
(学科によって試験科目が違いますので、各自で募集要項をご覧ください)
参考資料
早稲田大学人間科学部
募集学科
人間環境科学科・健康福祉科学科・人間情報科学科
募集人数
若干名
出願資格
①〜⑥を全て満たす者
①早稲田大学人間科学部入学者(通学課程に限る)
②転科を希望する学科を十分に調べたうえで、転科を希望する理由および転科後の自身の目標・計画が明確で、転科を強く希望する者
3)1 年次に卒業算入単位で合計33単位以上を修得見込みの者
4)1 年次の必修科目(対象となる科目は以下参照)の単位を全て修得見込みの者
【対象科目】
春学期:スタディスキル、学生生活とセルフマネジメント、学術的文章の作成、基礎ゼミⅠ、データリテラシーⅠ
秋学期:人間科学概論、学術的文章の作成、基礎ゼミⅡ 、データリテラシーⅡ
5)1年次に人間科学部設置の外国語(1ヶ国語)4単位を修得見込みの者 (「英語」の場合は General Tutorial English を含む)
6)転科希望者向け説明会に出席した者
出願期間
例年1月頃
選考方法
面接試験
参考資料
過去には早稲田大学の商学部や社会科学部でも転部試験が実施されていた!?
早稲田大学商学部と社会科学部では、
これまで転部試験が実施されていました。
早稲田大学商学部
商学部では、
2018年度まで3年次転部を実施。
早稲田大学社会科学部
社会科学部では、
2015年度まで3年次転部を実施。
このように、
学部によっては転部試験がなくなってしまうこともあるようです。
そのため、
現在、転部試験を実施している学部が今後も継続して転部試験を行うとは必ずしも言えません。
早稲田大学の転部・転科の難易度
転部・転科試験の難易度はどのようになっているのでしょうか?
ここからはネットの声なども参考にしましたが、個人的な見解に頼っている部分もありますことをご了承ください。
難易度:難 政治経済学部・法学部・国際教養学部
政治経済学部と法学部の転部試験は難しいです。
政治経済学部と法学部は早稲田大学の中でも上位学部。
それもあってか、ネットの声を見てみても、
「政治経済学部と法学部の転部試験は難しい」との意見が多く見られました。
早稲田大学政治経済学部
第1次試験で、TOEFL-iBLのスコア+学科試験とボリューム満点。
TOEFL-iBLのスコアも高得点でないと戦えない(らしい)。
学科試験の内容も政治経済学部の講義の内容なので、政治経済学部の友達を作って、
授業のレジュメを見せてもらうなどしなければならない...。
結構大変です(汗)。
政治経済学部では毎年20〜30人が転部試験に出願し、合格者はそのうち10人以下な年が多いです。
非常に狭き門となっています。
早稲田大学法学部
政治経済学部のように学科試験などはないですが、面接試験が結構厳しいという声も。
ちなみに2021年度は、志願者が17名で、合格者が1名...。
狭き門すぎる()。
2018年度では、志願者が7名で、合格者が0名でした。
合格者を出さない年もあるようです。
ここからわかることとして、
転部試験に定員を設けておらず、優秀な人がいたら取るというスタンスかと思われます。
早稲田大学国際教養学部
面接試験は英語で話さないといけない...。
おそらく難易度が高いです。出願要項に英語のスコア基準もあります。
転部で国際教養学部に入れる実力があったら、大学入試でも合格できるのでは?と感じます。
自分の周りやネットを見ても、
国際教養学部に転部したという声は一切入ってこないので、相当レアなのでは。
難易度:普通 人間科学部・スポーツ科学部・文学部・文化構想学部
早稲田大学人間科学部
合格者数は毎年2〜5名ほどとなっています。
志願者数のデータがなかったのですが、単純に人間科学部に転部を志願する人が少ないと予想しています。
わざわざ本キャンパスや戸山キャンパスから所沢キャンパスに来る人はそうそういないです(泣)。
たまに、理工学部から人間科学部に転部してくる人がいるな〜という印象です。
また、スポーツ科学部から人間科学部へ転部する人もいるみたいです。
早稲田大学スポーツ科学部
合格者数は毎年1〜5名ほどと少なめです。
人間科学部と同様に、単純にスポーツ科学部に転部を志願する人が少ないと予想します。
人間科学部からスポーツ科学部に転部した人が同じ学年の人で1人いたと風の噂で聞きました。
人間科学部→スポーツ科学部のパターンが多い(と感じます)。
早稲田大学文学部
文学部の2019年度〜2021年度の転部試験の志願者と合格者の結果を見てみると、
志願者の多くが転部試験に合格していました。
比較的転部しやすいように感じます。
転部のパターンとしては、
人間科学部・スポーツ科学部→文学部
がほとんどでしょう。所沢脱出です。
早稲田大学文化構想学部
文化構想学部の2019年度〜2021年度の転部試験の志願者と合格者の結果を見てみると、
志願者が毎年10名〜20名程度いて、合格者は毎年7名〜9名程度となっていました。
ただ、2021年度文芸・ジャーナリズム論系に関しては、志願者が14名だったのに対し、合格者が0名となっていました。
たまに合格者が出ない年もあるようなので注意が必要です。
転部のパターンとしては、
こちらも文学部同様に
人間科学部・スポーツ科学部→文化構想学部
が多いと予想されます。
転部ありきでの入学
「早稲田大学の文学部が第一志望だったけど、早稲田大学の人間科学部しか合格しなかった...」
「文化構想学部行きたいけど、入試難易度高いんだよな...」
と悩んでいる人は、転部・転科試験を検討してみてもいいかもしれません。
とりあえず入りやすい学部に合格して、
2年次に行きたかった学部に転部するというのも1つの作戦です。
もし転部・転科試験に落ちてもそのまま同じ学部の2年生に繰り上がるだけなので、リスクはゼロに近いです。
ぜひ、受験生の方も早稲田大学の1年生の方も検討してみてはいかかでしょうか?!
👇早大受験生が苦労する得点調整の解説はこちら👇
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武田塾田無校 浪人生活を徹底レビュー
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