こんにちは!武田塾田無校講師の吉田です。
今回は、
「過去問って何年分やればいいの??」
について紹介します!
過去問って何年分やればいいのか、みなさん悩みますよね。
「具体的にどれだけやればいいかわからない...」
という方に向けて、
私の体験談も踏まえながら過去問を何年分やればいいのかについて紹介していきます!!
と、その前に!!
まずは
「なぜ過去問をやるのか?」
について考えていきましょう。
過去問をやる理由を分かった上で勉強したほうが効率がいいためです!
それではさっそく見ていきましょう!
なぜ過去問をやるの??
過去問をやる理由は主に3つあります。
①今の自分の学力レベルを測るため
②出題傾向を知るため
③問題に慣れるため
これらについて1つずつ説明していきますね。
①今の自分の学力レベルを測るため
受験勉強をしていく中で、
自分の今の学力レベルと志望校合格に求められる学力レベルの差
を知ることは非常に大切なことです。
その志望校との"差"を知るために、過去問はもってこいの問題なのです。
「明治大学に合格したい!!」
という人は、まずは明治大学の過去問を解き、得点まで出しましょう。
志望校との"差”がわかったら、その差を埋めるためにこれからの勉強計画を立てましょう。
「この分野は意外と今の時点でも過去問で取れていて、この分野はボロボロだったな。じゃあこのボロボロだった分野を対策していくために基礎を見直そう。そして、基礎が確認できたらこの参考書で対策していこう!」
といった感じです。
また、注意点としては、
得点が低かったとしても落ち込まないようにする
ことが挙げられます。
あくまで今の自分の学力レベルを知ることが目的であって、
今の時点で、過去問で得点することが目的ではないからです。
②出題傾向を知るため
大学によって、個別試験の出題傾向は違うため、まずは出題傾向を知ることは必須です。
例えば、
「入試本番直前になって、英語で英作文と和訳が出題されることを知った」
となったら、シャレにならないですよね。これだと、対策のための時間が足りないです。
逆に、
「入試本番直前になって、英語で英作文と和訳が出題されないことを知った」
となったら、これまで英作文と和訳の対策のために使ってきた時間がもったいないですよね。効率的とは言えません。
こういった事態を避けるために、過去問で志望校の出題傾向を知るということは大切なことなのです。
では、いつ頃に過去問で出題傾向を知ればよいのでしょうか?
個人的には、
入試本番の半年前
くらいに出題傾向を確認すればいいと思います。
一応、第一志望以外の大学の過去問まで見ておくと安心です。
③問題に慣れるため
問題に慣れるために過去問を解きまくるのは、
ある程度志望校の問題と戦えるレベルになった人がやるべきことです。
基礎が十分に身についていないのにもかかわらず、過去問を解きまくるのはほとんど意味がない行為です。
そのため、受験期の終盤の方ですることとなるでしょう。
問題に慣れるために過去問を解きまくるときに注意して欲しいことは、
過去問を解きっぱなしにしないこと
です。
間違えた問題に関しては、
・これまで使ってきた参考書などに立ち戻って復習する
・次同じ問題を解いた時には正解できるようにするために、問題について理解・暗記する
などのしっかりとした復習が求められます。
過去問って何年分やればいいの??
「過去問って何年分やればいいですか?」
実はこの質問、私が武田塾田無校で講師をしていてよくされる質問ランキング第4位くらいに入ってきます。
その時の生徒さんの勉強の進み具合にもよりますが、
滑り止め...2〜3年分
第一志望...入手できる分だけやる
と伝えることが多いです。
(学力レベルが非常に高く、過去問を解いても合格点が出ている人などは第一志望の場合でも、過去問は数年分やれば十分だと思います。)
これから以下では、私の体験談を交えながら、
第一志望の大学の過去問を"入手できる分だけやる"ということについて深掘りしていきたいと思います。
吉田先生の場合
私の場合、早稲田大学人間科学部が第一志望で、受験科目は英語・国語・世界史でした。
他にも、早稲田大学教育学部や同志社大学、南山大学を受験する予定でした(実際に受験しました)。
英語
早稲田大学人間科学部...13年分
早稲田大学教育学部...10年分
早稲田大学社会科学部...5年分
同志社大学...15年分
南山大学...1年分
センター試験(本試&追試)...25年分
MARCH(演習用)...10年分
英語に関しては、第一志望だった早稲田大学の人間科学部を中心に過去問を演習しました。
傾向が人間科学部と少し似ている社会科学部の過去問もやりました。
早稲田大学の人間科学部の英語はクセがとても強いため、問題の慣れがかなり重要となってきます。
そのため、過去問を解いた後には過去問を何度も復習しました(どの大学・科目よりも手厚く復習しました)。
この過去問の演習量とやり込みが人間科学部の入試の英語の得点につながったと思います。
ちなみに、英語の過去問の着工時期は、センター試験は高3の4月頃、同志社は高3の夏休み、早稲田は高3の9月頃でした。
国語
早稲田大学人間科学部...10年分
早稲田大学教育学部...5年分
同志社大学...5年分
センター試験(本試&追試)...15年分
国語に関しては、早稲田大学人間科学部を中心に演習しました。
時期的には10月頃から本格的に過去問に取り組み始めました。
英語や世界史と比べると演習量は少なめに抑えました。
演習量を抑えた理由としては、
国語は過去問を演習してもあまり本番の得点アップにつながらないと判断したためです。
世界史
早稲田大学人間科学部...13年分
早稲田大学教育学部...10年分
早稲田大学社会科学部...5年分
早稲田大学法学部...13年分
関西学院大学...40年分
同志社大学...15年分
センター試験(本試&追試)...25年分
MARCH(演習用)...5年分
世界史に関しては、手をつけ始めた時期が高3の9月とか10月とかだったので、
インプットとアウトプットをとにかく繰り返すことを意識しました。
9月頃:早稲田大学の世界史のレベルを知るために、早稲田大学法学部の問題を13年分解く(もちろん、ボロボロでした...。)
↓
10月頃:アウトプットの練習のために関西学院大学の問題を40年分解く(1日3年分くらい解いていました...。)
↓
12月頃〜入試本番:早稲田大学人間科学部・教育学部の問題をある分だけ解く
みたいな流れでした。
基本的な問題が7割くらいを占める関西学院大学の問題を演習問題の代わりに使うことで、まだ定着していなかった世界史の知識が固まりました。
また、過去問を解いた後は、
間違えた問題を資料集で確認する、資料集に書いてなかったら書き足す
をひたすら繰り返していました。とてもきつかったのを覚えています...。
ただ、この資料集に知らなかった知識などを書き足して情報を一元化するというのは、
早稲田大学の過去問を解く際に活きてきました。
実際に、関西学院大学の過去問で出た問題が早稲田大学でも出題されることも多々あったので...。
振り返り
第一志望だった、早稲田大学人間科学部の過去問に関しては、
"入手できる分だけ"入手して演習しました。
また早稲田大学では、
「他の学部で出た問題が自分が受験した学部でも出た!!」
ということが過去何度もあったので、第一志望の人間科学部以外の学部も過去問も基本解きました。
世界史に関しては、1年分を解くために使う時間が国語や英語よりも少ないため、できるだけ多く解くようにしました(量を重視)。
国語は解くのに時間がかかる&たくさん解いてもあまり得点は上がらない
と考えていたので、早稲田大学人間科学部の過去問を何度も復習するようにしました(質を重視)。
英語は読むスピードを落とさないために、毎日最低1年分の過去問は解くようにしていました(同志社大学の問題などを使って)。
自分は受験に関しては、天才型ではなく、努力型だとわかっていたので
とにかく過去問の傾向と対策・そして演習量で勝負することにしました。
何年分過去問をやるかは人によって変わってくると思うので、一つ参考になりましたら幸いです。
ただ、第一志望の大学の過去問については、入手できる分だけやるのをオススメします!!
番外編:過去問の入手方法
ここからは番外編として、
過去問の入手方法
について紹介していきたいと思います。
まず私のオススメは、
東進の過去問データベースを利用することです。
東進の過去問データベースに登録(無料)すれば、無料で大学の過去問が入手できちゃいます!!
自分はかなりお世話になりました笑
また、メルカリなどで比較的古めの過去問を中古で安く購入していました。
学校によっては、過去問(赤本)がたくさん置いてある部屋があるところがあるようです(私の高校にもありました)。
それらもうまく活用していきたいですね!
過去問(赤本)は一冊2000円ほどと、結構高いので、
なるべく安く過去問を入手できるよう工夫していきましょう!!
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