こんにちは！武田塾田無校講師の吉田です。
今回は、
過去問であと＋10点+5点を取るための勉強法！！(国公立文系編)
について紹介させていただきます！
過去問の活用法については、基本的には私立文系と大差はないのですが、
国公立文系は共通テストを使用するため、私立文系よりも科目数を多く受けなければならない大学が多いです。
(過去問の活用法につきましては、こちらでご紹介いたしました)
そのため、
今回は、科目数に着目しながら
過去問で得点をアップさせる勉強法をご紹介したします！！
国公立文系で大切なのは...
先ほども述べたとおり、
国公立文系は共通テストを使用するため、私立文系よりも科目数を多く受けなければならない大学が多いです。
そのため、
科目ごとに使う勉強時間の配分が非常に大切になってきます！！
以下では、
どのような基準で科目ごとに使う勉強時間を決めていくかを
具体例を挙げながら、紹介してきます！！
科目ごとに使う勉強時間の配分
科目ごとに使う勉強時間を決める時には、
次のように決めていくことをオススメします。
・共通テストと2次試験の両方で使用する科目を優先的に勉強する
・配点が高い科目から取り掛かる
・苦手な科目を対策する
これら3つについて、
より詳しく見ていきましょう。
共通テストと2次試験の両方で使用する科目を優先的に勉強する
ほとんどの国公立大学は、共通テスト＋2次試験の総得点で合否を判定します。
そのため、
共通テストと2次試験の両方ともに使う科目から優先的に勉強した方が効率がいいです。
これを行うことで、
2次試験の対策をすることによって共通テストの得点も上がっていくでしょう！
つまりは、
2次試験の勉強で共通テストの勉強も兼ねるということです。
配点が高い科目から取り掛かる
各大学によって、共通テストの配点が科目ごとに違うことがあります。
共通テストをそのままの配点で使う大学もあれば、
英語と国語の配点を高くして、他の科目の配点を圧縮する大学もあります。
名古屋大学と東京外国語大学を例に見てみましょう。
名古屋大学経済学部
英語200 国語200 数学200 理科100 地歴100 公民100
東京外国語大学言語文化学部
英語200 国語100 数学50 理科50 地歴50 公民50(理科、地歴、公民から2教科使用)
(パスナビ 参照)
このように、
名古屋大学経済学部では共通テストの配点がそのままなのに対し、
東京外国語大学言語文化学部では、英語と国語の配点が高くなっています。
そのため、
東京外国語大学言語文化学部を受験する際には英語と国語から取り掛かることで、
過去問の総得点は上がりやすくなるでしょう。
このように、
自分の受けたい大学の共通テストと2次試験の配点より、
どの科目から優先的に勉強していくかを決めましょう！
苦手な科目を対策する
入試本番が近い場合は特に、
現在点数があまり取れていない苦手な科目を対策すること
が総得点アップにつながります。
例えば、生徒Aくんがいるとします。
生徒Aくんは、共通テストの過去問で、
国語160/200 世界史50/100 を取ったとします。
この場合、
生徒Aくんは国語と世界史のどちらに勉強時間を使えばいいでしょうか？？
答えは、"世界史"です。
国語の点数をこれから20点上げるのと、世界史の点数をこれから20点上げるのでは、
後者の方が圧倒的に楽です。
得意科目の得点がある程度取れてきたら、
苦手な科目にも勉強時間を使うようにしましょう！
まとめ
ここまでで、
科目ごとに使う勉強時間の配分
について紹介してきました。
もう一度今回の内容を振り返ると、
・共通テストと2次試験の両方で使用する科目を優先的に勉強する
・配点が高い科目から取り掛かる
・苦手な科目を対策する
がありました。
「科目数が多くて、勉強時間の配分を決めるのが難しい...」
「配点や苦手科目などをあまり気にせずにとりあえず勉強していた」
という方は特に
自分の受験したい大学や自分の今の得点状況などを考慮して、
どの科目から優先的に勉強していくかを決めましょう！
優先的に効率よく勉強することで、
過去問の総得点をアップさせることができますよ！！
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