こんにちは!武田塾田無校です。
今回は青山学院大学の入試が2021年度からどう変わるのかについて解説していきます。
ズバリ、今回の変更のキーワードは「共通テスト併用」と「総合問題」です!
一般入試で多くの学部が共通テストを使用
青山学院大学は、大学入試共通テストの開始に伴い、一般入試選抜を共通テストを併用するものとしないものの二つにわけました。
共通テストを「併用する」方式は、経済学部以外のすべての学部で行われます。
共通テストを「併用しない」方式は経済学部と文学部、理工学部の一部がこの方式が使われます。
つまり、経済学部と文学部、理工学部以外を受ける受験者は共通テストを受けなければ一般入試を受けることができないということです。
また、ここでいう併用と利用型は異なるものなので注意してください。つまり、併用型の方は、共通テストに加えて、大学独自の試験を受けなければならないということです。
学部ごとの共通テストの科目
多くの学部が共通テストを使わなければならないとはいいますが、学部ごとに使う科目が異なります。
英語、国語、選択科目(地歴公民数学)の三科目を受ける必要がある学部学科または方式
・文学部 英米文学科A方式、フランス文学A方式、史学科、比較芸術学科
※選択科目は英米文学、フランス文学は地歴公民のみ、比較芸術は歴史のみです。また、史学科では理科を使うこともできます。
・法学部 法学科A,B方式
・経営学部 経営学科A方式 マーケティング学科
・国際政治経済学部 国際政治学科A方式、国際経済学科A方式、国際コミュニケーション学科A方式
※国語は近代以降の文章のみ
・地球社会共生学部 地球社会共生学科
※国語は近代以降の文章のみ
3科目も受けないといけないので、私立専願にとっては、基本的に他のすべり止めというよりは、本命になるでしょう。よって、ほかに比べれば倍率自体は例年より下がるかもしれません。
外国語、国語の二科目を受ける必要がある学部学科または方式
・文学部 日本文学科 B方式
・教育人間科学部 教育学科、心理学科
・国際政治経済学部 国際政治学科B方式、国際コミュニケーション学科B方式
※国語は近代以降の文章のみ、また共通テストと独自試験とは別に、英語資格、検定のスコアも使用する
・社会情報学部 社会情報学科 B方式またはD方式
※D方式は国語の代わりに地歴公民も使用可能
・コミュニティ人間科学部 コミュニティ人間科学科
二科目が必要な科目は基本的に三科目型よりすべり止めに使いやすいです。もし学部にこだわりがないのなら、共通テストのスコアに合わせて、どちらかの方式がある学部学科を出願しておくことをおススメします。
ただ、二科目型だからといって、この二科目だけを勉強するだけでよいというわけではありません。多くの場合、独自問題で共通テストにない科目の知識や思考力が問われています。もしこの方式のある学部しか受けないのなら、共通テストのスコアが必要ない科目の勉強も忘れずしっかりやっておきましょう。
外国語、地歴公民数学の二科目を受ける必要のある学部学科または方式
・文学部 日本文学科 A方式
※選択科目は日本史Bまたは世界史Bのみ
・総合文化政策学部 総合文化政策学科 B方式
・社会情報学部 社会情報学科 C方式、D方式
※C方式は数学のみ、D方式は地歴公民の代わりに国語も使用可能
国語、地歴公民数学の二科目を受ける必要がある学部学科、方式
・総合文化政策学部 総合文化政策学科 A方式
※共通テストと独自試験とは別に、英語資格、検定のスコアも使用する
・社会情報学部 社会情報学科 A方式、
外国語、数学、理科の三科目を受ける必要のある学部
・理工学部 B方式
※理科については、数理サイエンス学科、 電気電子工学科、機械創造工学科、経営システム工学科、情報テクノロジー学科は物理、化学のみ、 物理科学科は物理のみ
理系の受験生の多くはこちらを受けるかと思います。基本的にどの学部も変わりませんが、 物理科学科と化学・生命科学科は選べる理科の科目がほかの多くの学部と異なっていますので、そこには注意が必要です。
外国語一科目のみを受ける必要がある学部
・文学部 フランス文学科 B方式
この方式は共通テストの英語と総合問題しかうける必要がありませんが、募集人数が10人で、選抜方法が「総合問題で基準点に達した者のうち、大学入試共通テスト『外国語』の得点上位者を合格とする」ようなので、あまり楽とはいえません。もちろん、総合問題も受けなければならないので、英語だけが得意だからといって合格するとは限りません。
独自試験について
先程も述べましたが、「併用型」なので共通テストの他に大学が出す独自試験があります。
なお、経済学部、文学部 英米文学科のB,C方式、理工学部A方式については、独自試験のみの入学方式も存在しています(経済学部に関しては共通テスト併用入試は存在しません)。
独自試験については、外国語、国語、地理歴史、小論文、数学、理科、そして総合問題という新しい科目があります。もちろん、受ける科目は学部学科、方式によって変わります。
総合問題
この独自試験の科目の中で最も注目すべきは総合問題です。
総合問題とは、国語、日本史、世界史、政治経済、倫理、理科系諸科目のいずれかの知識が必要とされる問題です。基本的には、どの文章も読解という形なのですが、漢字の読みから上記の科目それぞれの知識、さらには要約などもでたりします。また、その学部に関する問題が出題されたりもします。例えば法学部なら、行政に関する問題が出ます(もちろん、これは政治経済の範囲です)。
対策としてはまず現代文的な読解力を身につけましょう。文章を適切に読めるようになったうえで、自分の受ける学部に関する分野の科目への知識を身に着けておきましょう。特に歴史科目は日世両方から出題される場合があるので、別の大学を受けるときに使う科目でない方の科目も、最低A科目くらいの知識は身に着けておきましょう。
総合問題の出題される学部は以下の通りです。
・文学部 英米文学科 B方式 (英語による出題)
・文学部 フランス文学科
・法学部 法学科
・国際政治経済学部 国際政治学科 A方式
・国際政治経済学部 国際経済学科
・国際政治経済学部 国際コミュニケーション学科
・総合文化政策学部 総合文化政策学科 A方式
・社会情報学部 社会情報学科 D方式
過去問がないから対策できない!と不安に思ったそこのあなた、大丈夫です、公式ホームページにサンプル問題が掲載されています。(こちら)。それを参考に、各々対策を立てていきましょう。また、少し科目範囲が広くなり難易度は上がってしまいますが、国際基督教大学はずっと総合問題という科目を課し続けています。時間があれば、そちらの過去問を参照してみるのも良いかもしれません。
2021年度の入試変更点についての記事
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