こんにちは!武田塾田無校です。
今回は立教大学の入試が2021年度からどう変わるのかについて解説していきます。
立教大学の一般入試で大学独自の英語試験がなくなる?
立教大学は「21世紀の社会をリードするグローバルリーダーの育成」を目標に掲げており、そのため英語の4技能を重視し始めました。そして入試改革として「個別試験」における「英語」の使用を廃止しました。
では、その英語の代わりに何が使われるかというと「英語外部試験」のスコアです。
「英語外部試験」とはいわば大学外で行われる、主に「4技能」の能力を計ることを目的とした試験です。例をあげるなら「実用英語技能検定」いわゆる「英検」が有名です。
世の中には様々な英語外部試験がありますが、立教大学で使えるのは
ケンブリッジ英語検定、実用英語技能検定(CBTも可)、GTEC、IELTS、TEAP、TEAP CBT、TOEFL iBT
です。
また実はこの英語外部試験ではなく「共通テスト」の英語の点数を使うこともできるようです。
立教大学ではどの試験を使うのが有利?
おそらく最も有利であり、多くの人が使用するであろう試験は「共通テスト」です。大学入試共通テストはそもそも「リーディング」と「リスニング」のみで、多くの受験生が対策できていない「スピーキング」がないからです。それに問題の内容もセンター試験と似ているので、特に浪人生などは対策しやすいと思います。
ただ、英語の外部試験を使いたい、もしくは英語がかなり得意で外部試験でも高スコアになりそうと考えている人もいるかと思います。では上記の7試験の内、どれが対策しやすいのでしょうか??
武田塾田無校としては「実用英語技能検定」「TEAP」の二つをおすすめします。
まず「実用英語技能検定」についてですが、最もメジャーな外部試験なので、対策方法もかなり世に出回っていて対策しやすいです。英語の内容もかなり大学入試英語とかぶっています。実際、2級や準2級くらいなら高校生で取得している人も多いです。
「TEAP」についてはそもそもが大学入試向けに作られた試験ですので、他の大学でも「TEAP利用入試」などで使えることが多いです。採用している大学は青山学院や明治、中央など立教大学と難易度が近いものや、早稲田や上智など立教大学を滑り止めにできるレベルの所などです。
逆に「IELTS」や「ケンブリッジ英検」などは大学に入った後にも留学などに使えますが、そもそも問題がイギリス英語で、大学受験レベルではなかなかでない学術的な文章も出題されます。他の試験に比べて難易度が高いので、あまりおすすめはできません。
立教大学全学部入試
2020年度までは、立教大学の一つの学部は一般入試は最大2回(学部個別入試と全学部入試)でした。
ところが、2021年度からは個別学部入試が廃止され、全5回の全学部入試で決まることになりました。これはつまり、今まで学部ごとに異なっていた問題が、一つの問題(国語と選択科目のみ、英語については上記の外部試験または共通テストの結果を使用)になったということです。しかもそれが5回あるので、チャンス自体は増えたといえます。
これにより、立教大学を第一志望とする人は対策しやすく合格しやすくなった反面、併願校として考えている人はやや不利になったといえます。おそらく今年度は立教大の志願者数は減るのではないでしょうか。
立教大学文学部
なんと唯一個別試験を行う学部があります。「文学部」です。
やはり歴史を重視しているのでしょうか、文学部のみは従来通りの方式で行うようです。よって英語の外部試験や共通テストを受ける義務はなく、前年どおりの三科目の学部別試験を受けられます。ちなみに、他の学部と同様の外部英語試験併用の全学部入試も実施されるようです。
ただ、通常通り受けられる唯一の学部なので、特に立教大学を第一志望としている浪人生が別の学部と併願して受験し、倍率が上がる可能性があります。学科や専攻によっては比較的倍率が低く、穴場も存在していた文学部ですが、今年は大きく合格難易度が変わるかもしれません。
立教大学はどの学部にするのが受かりやすい?
ここまで立教の変更点を見てきました。統一の試験となるということは、学部ごとの受かりやすさは、その「配点」に左右されるといっても過言ではないでしょう。
今回はその配点に着目して、教科別の得意不得意に合わせて、受かりやすい学部を紹介します。
注:ここで言っておきますが理想はもちろん自分のしたいことができる学部を目指すことです。なので、もし行きたい学部が決まっている人は、逆にその配点を意識して勉強(例:英語の配点が高いなら英語の勉強時間を多くする)していきましょう。
英語が得意な人
英語が得意、もしくは外部試験で高いスコアを獲得したり、共通テストでいい点数をたたき出せる人は、英語の配点の高い「経営学部」が受かりやすくなります。
経営学部の配点は英語150点、国語と選択科目(地歴公民、数学)が100点となっており、立教大の中で唯一英語の配点が他の科目を上回る学部です。
多くの学部は英語と国語と配点が同じなので、もちろんその学部を受けてても不利にならないのですが、その中でも英語がとりわけ得意なら、経営学部が最もおすすめです。
選択科目(地歴公民、数学)が得意な人 または英語、国語が苦手な人
残念ながら、選択科目の配点が最も大きい学部は立教大にはありません。それに、英語の配点が他の科目より低い学部も少ないです。なので、三科目の配点がすべて同じな「文学部 史学科」と「社会学部」をおすすめします。
文学部史学科は選択科目は日本史と世界史しか選べませんが、その二つが得意であればかなりのアドヴァンテージを得ることができます。配点は全科目200点の600点満点です。
英語または国語がやや苦手であるようなら社会学部の方がよいでしょう。すべての科目の満点が100点なので、史学科に比べて一問間違えた時のダメージは少なくなるからです。
選択科目が苦手な人
上記とは逆に、選択科目が国英に比べて高得点が狙えない…という人は「法学部」「コミュニティ福祉学部」がおすすめです。
この2つの学部は英語200点、国語200点、選択科目100点満点と、国英の配点が地歴公民数学の2倍です。これなら、選択科目で少しミスをしても大した損傷にはなりません。
理学部について
理学部のすべての学科が英語の配点がそこまで高くありません。異なっているのは、数学の配点です。
数学が不得手の人は化学科及び生命理学科が受かりやすいです。逆に他科目に比べて得意ならば、当然ですが、数学の配点が他科目の二倍である数学科が高得点を狙いやすいでしょう。
立教大学まとめ
個別試験における英語の使用が廃止され、英語外部試験・共通テストのスコアが使用される
個別学部入試が廃止され、全5回の全学部入試に変更
文学部だけは個別学部入試を行い、英語も含めた三教科の学部別試験を受けられる
2021年度の大学入試変更点の記事
・【2021年入試情報】共通テストでどう変わる??GMARCHの一般試験の変更点をまとめました!!
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