判定を見るだけじゃない模試の完全活用 武田塾式復習の方法教えます!!
みなさんこんにちは! 武田塾田無校です!
受験生の皆さんは、何かと「模試」を受ける機会が多いですよね。学校で受けさせられたり、塾で受けさせられたり……
模試の結果が返ってきたとき、皆さんは真っ先にどの情報を見ますか? やっぱり一番気になるのは判定でしょうか。第一志望がDで、滑り止めがB……そんな一喜一憂を繰り返している受験生も多いかもしれません。
でも、実は模試で一番大事なのは判定ではなく、「現時点での自分の成績を見る」ことなんです!!
今回は武田塾チャンネルの「第5章 模試の受け方・使い方(全部入りVer.)|武田塾 中森・山火の大学受験の歩き方」を参考に、武田塾式の模試の活用法・復習法を確認していきましょう!!
第5章 模試の受け方・使い方(全部入りVer.)|武田塾 中森・山火の大学受験の歩き方
今回参考にした動画はこちら。模試に対する心構えから、模試を受けた後の復習まで網羅的に説明しています!!
帰ってきた模試の結果を活用する勉強法をこちらの記事で紹介しています! こちらもCheck!
【大学入試】模試、受けっぱなしにしてない?!模試を最大限活用する勉強法をお伝えします!|武田塾田無校
模試の心構え編
模試の心構えその1 模試は「受かるかどうか試すため」のテストではない
模試について最もありがちな誤解が、「模試は『受かるかどうか試すため』に受けるもので、判定がAかBか、合格可能性が何パーセントかということが最も大事である」というもの。
なぜこのみかたが間違っているかというと、それは「判定が良いからといって実際に合格するとは限らない」からです。
センター模試などはセンター試験にかなり近い形式で出題されますが、多くの記述模試は各大学の実際の試験問題の出題傾向と完全には一致していない問題を解くことになります。
各予備校が持っている過去の受験生の模試の点数と受験結果のデータは確かに膨大で、統計手法も洗練されたものですが、それでも「判定が良いからといって合格するとは限らない」し、反対に「判定が良くないからといって合格しないとは限らない」のです。
そこで、判定への心構えを次のように変えていきましょう。
・判定は受かるか落ちるかを決めるものではない
・大学別模試の判定は気にするが、あくまで「立ち位置」の確認として。
・本番に近い形式での成績は参考にする
……ということで、模試の判定を見るごとに「よし、受かる!」とか、「ダメだ、もう受からない」……と一喜一憂するのはやめて、もっと重要なことに意識を向けていきましょう。それが次の心構えその2、その3です。
模試の心構えその2 模試は「現時点での実力試し」、今までやった勉強を試す場である!!
判定をみることが模試の本当の目的ではないとすれば、模試の本当の目的は何か? ひとつには「今までやった勉強がどれだけ身についているか」を確認するということにあります。
ですから、まだ勉強したことがない分野で大量に失点しても、全く問題ありません。まだ勉強していないからできなくて当然です。
また、その失点に足を引っ張られて判定が低いのも仕方がないこと。これもいちいち気にしてはいけません(判定で一喜一憂するのはもうやめにしましょう)
反対に、一度完璧にしたはずの分野で失点してしまっているとき、そこに復習の余地があります。
具体的な復習の方法はこの記事の「模試の復習」で説明するとして、次に進みましょう。
模試の心構えその3 模試は「志望者のなかでの自分の立ち位置を知る」場である!!
判定や「志望者内の順位」を見れば、自分がある大学の志望者のなかでどれくらいの立ち位置にいるか、ということが分かります。
「さっき判定は気にするなって言ったじゃん!!」というツッコミが入りそうですが、あくまでここで判定を見るのは立ち位置を確認するためであって、志望大学に受かるか受からないかということを判断して一喜一憂するためではありません。
自分は志望校の志望者たちの中で「戦える」レベルに達しているのか、それともまだ戦う準備をしている段階なのか……自分の立ち位置を正確に把握することで、有効な模試の復習が可能になります。
模試はあくまでチェックポイントであり、実力試しです。
模試の心構えまとめ
判定は受かるか落ちるかを決めるものではない!
模試は現時点での立ち位置の確認・現時点での力試しのために受けるもの
模試の復習編
その1 模試の復習に意味があるのは「その模試で戦えるレベル」に入ってから
模試の復習は「その模試で戦えるレベルに入ってから」……どういうこと?
こういうことです。模試で戦えるレベルに入っていない(判定がE、志望者中の順位で全く太刀打ちできていないなど)ということは、端的に「基礎がまだ身についていない」ということを意味しています。
そして、基礎が身についていない状態で応用である模試の問題を復習しても、「やっていないことを復習する」ことになるだけで、ほとんど実力に結びつきません。まだ勉強していない分野を「復習」しようとしても伸びないということはなんとなく理解していただけるかと思います。
まだ自分が模試で戦えるレベルに入っていない場合は、次の2点を意識した勉強をしていきましょう。
・参考書ですでに勉強している範囲は模試の問題の復習をする
・参考書でまだ勉強していない範囲は参考書を進めて次回までに追いついておく
その2 模試の復習は「次その問題が試験で出たら解けるようにする」という実践的な意識を持って行う
一通りの基礎を身に着け、その模試の中で戦えるレベルに入ってから、本格的に返却答案とにらめっこしながらの「模試の復習」が始まっていきます。
その際に常に意識するのは、「今その問題を解けるようになる」ことではありません。そうではなく、「次以降の実戦でその問題を解けるようになる」ことです。
ですから、「解答と解説をみて解きなおして、満点が取れたらOK」ではダメなのです。
学校の先生に単純な解き直しを指示されるかもしれませんが、それでは(無意味ではありませんが)不十分!
そこで次の「その3」で示すような視点が重要になります。
その3 「どのように間違ったか」「どうすれば解けたか」を洗い出す
間違った問題を復習するときに意識するのは「どのように間違ったか」「どうすれば解けたか」という視点です。
「時間配分をミスって時間が足りなかった」
「マークミスがここからここにかけて起こった」
「設問文を読み違えていた」
「ここで計算ミスがあって数字が狂ってしまった」
……など、その問題を解けなかった・誤答した理由を洗い出しましょう。
次に、それぞれのミスに対して
「時間配分をこうすればこの問題に時間をかけられた」
「マークミスを防ぐために確認するクセをつければ段ずれせずに済んだ」
「『適当なものを選ぶ』のか『不適当なものを選ぶ』なのか、『一つ選ぶ』のか『すべて選ぶのか』、そういった表現に気を遣う」
「計算ミスをしないように計算トレーニングを積み、検算する習慣をつけていれば正しく計算できた」
といった「どうすればよかったのか」という対策を洗い出します。
このように「間違った理由」と「対策」を洗い出し、
「理想的な解き方」を確認します。そのうえで、次回同じような問題が出てきたときにその理想的な解き方を実践できるように解きなおしをしていきます。
大事なことなのでもう一度。「解答を見て満点の解答を作る」「問題の解答を暗記する」ことは模試の復習ではありません。
「いままで勉強したのに出来ていないところを把握してできるようにする」「失敗したところを二度と失敗しないようにする」
のが模試の復習です。
理想の自分、理想の解き方に近づくために必要なことを模試の復習で身につけていきましょう。
模試の復習まとめ
解答を見て満点にする作業は模試の復習とは言えない!!
今まで勉強したのに理解できていないところを探して固める!
犯したミスを二度と繰り返さないように理想の解き方を身につける!!
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