【全統プレ共通テスト】完全活用マニュアル! 全統プレを受ける前/受けた後にやるべきこと全て教えます!!!
こんにちは! 武田塾田無校です!
2020年の全統プレ共通テストの実施が迫ってきました。河合共通テストプレの実施日は12月3日~12月8日となるため、共通テスト試験から約6週間前の実力を測ることになります。
・実施される時期が直前であること
・範囲が本番と同じ全範囲であること
・受験者が他の模試に比べて多いこと などから、この全統プレの結果はかなり重要です。
全統プレで志望校を狙える点数を出すことができれば共通テスト対策を順調かつ有利に進められる一方で、全統プレで目標点数を大きく下回ってしまうと、そこからかなりの追い上げが必要になります。
そこでこの記事では、全統プレの基本情報に加え、「河合共通テストプレを受ける前にやるべきこと」「河合共通テストプレを受けた後にやるべきこと」を一挙に紹介!!
この記事を読んで、全統プレ共通テスト対策&共通テスト対策を今、この瞬間から進めていきましょう!!
全統共通テストプレ基本情報
日程
東京都の実施日:12月3日~8日(オンライン受験)
※ お住まいの都道府県によって実施日が異なります。詳細は受験資料や河合塾HP等でご確認ください!!
範囲と配点
・範囲は全ての科目で全範囲からの出題
・理科の「基礎を付していない科目」(=理系物理、化学、生物)には一部選択問題が用意される予定
・地歴公民から二科目受験する際に不可能な組み合わせは以下の通り。
世界史A+B、日本史A+B、地理A+B、倫理+倫理政治経済、政治経済+倫理政治経済
教科大分類 | 教科小分類 | 時間 | 配点 |
外国語 | リーディング | 80分 | 100点 |
リスニング | 30分 | 100点 | |
数学① | 数学Ⅰ/数学Ⅰ・数学A | 各70分 | 各100点 |
数学② | 数学Ⅱ/数学Ⅱ・数学B | 各60分 | 各100点 |
国語 | 国語 | 80分 | 200点 |
理科① | 物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎 | 2科目60分 | 各50点 |
理科② | 物理/化学/生物/地学 | 各60分 | 各100点 |
地理歴史 | 世界史A/世界史B/日本史A/日本史B/地理A/地理B | 各60分 | 各100点 |
公民 | 現代社会/倫理/政治・経済/倫理、政治・経済 | 各60分 | 各100点 |
各科目の配点は上のようになっています。共通テスト試験本番で受験する科目と同じ科目を受験し、共通テスト試験本番への練習としましょう。
時間割(推奨時間割)
文系
科目 | 推奨時間 |
地歴・公民(2科目受験者開始) | 10:30~11:30 |
地歴・公民(1科目受験者開始) | 11:40~12:40 |
昼休み |
12 : 40~13 : 10 |
国語 | 13:10~14:30 |
英語(リーディング) | 14:40~16:00 |
英語(リスニング) | 16:10~16:40 |
数学① | 16 : 50~18 : 00 |
数学② | 18:10~19:10 |
理科①・理科② | 19:20~20:20 |
理系
科目 | 推奨時間 |
地歴・公民 | 10:30~11:30 |
国語 | 11:40~13:00 |
昼休み | 13:00~13:30 |
英語(リーディング) | 13:30~14:50 |
英語(リスニング) | 15:00~15:30 |
数学① | 15:40~16:50 |
数学② | 17:00~18:00 |
理科① | 18:10~19:10 |
理科② | 19:20~20:20 |
以上の時間割で模試が実施されます。ただし、試験会場によって時間割が異なる場合があるので必ず確認してください!!
以上の時間割で模試が実施されます。ただし、試験会場によって時間割が異なる場合があるので必ず確認してください!!
河合共通テストプレの「前」にやっておくべきこと
全ての基本。まず基礎を固める
ちょっと厳しい言葉になってしまいますが、各教科の基礎が完成していない状態で共通テスト形式の問題集や過去問形式の問題に取り組んでも、共通テストの得点を伸ばすことは難しいです。
「自分はまだこの科目の基礎が完成していない」という教科については、共通テスト形式の演習に走らず、基礎を固めることを最優先としてください。
具体的には武田塾の「日大ルート」を突破していればセンター演習へ、「日大ルート」で苦戦するようなら日大ルート突破を優先。という基準で自分の状況を分析してみましょう。
以下のリンクから各教科のルート表を確認してみましょう!
日大ルートの参考書(またはそれと同等のレベルの参考書)が一通り解ければ共通テスト演習へ、詰まってしまう参考書があるならそれらの参考書のレベルの基礎固めが優先です。
ここで注意したいのは、参考書を「解いたことがある」というのと、「完成している」という状態はまったくベツモノだということ。
先を急ぐあまり、一周しただけでどんどん次の参考書に飛びついてしまう受験生がかなりいますが、それでは一向に基礎力が完成せず、共通テスト試験の対策も思うように進みません。
ですから、日大レベルの参考書を「解いたことがあるか」ではなく、「解けるか」どうかで判断するようにしてください。
もし未完成の分野があっても慌てないでください。基礎を固めることが常に最短ルートです。
共通テストの実践模試で共通テスト対策
基礎を一通り固めたうえで(武田塾では日大レベル突破)ある程度共通テスト形式に慣れていれば、各教科でおおよそ7割の得点を取れるようになるはずです。
そうなったら次はいよいよ共通テスト形式の演習に入っていきます。共通テストの実践模試を入手し、河合共通テストプレに向けて解いていきましょう。
目安として、「5回分の共通テスト実践模試を解く」のがオススメ。今年はまだ共通テストの過去問がないため、試行調査2017年度、試行調査2018年度、今までに受けた共通テスト模試などの実施分を河合共通テストプレに向けて解いてみましょう。
「この時期に試行調査を解いてしまったら共通テスト直前に解く問題集がなくなってしまうのでは??」と思うかもしれませんが、直前はむしろ各社が販売している予想問題パックや実践模試を利用した方が実際の形式に近い問題を解くことができる可能性が高いです。
したがって、河合共通テスト「前」は「今までに解いた共通テスト模試」、もっと演習量を稼ぎたい場合はそれに加えて「企業が販売している共通テスト形式の問題集」で対策すると良いでしょう。
河合共通テストプレの「後」にやるべきこと
自己採点と復習
模試の受験と復習はセットです。必ず自己採点して間違えた部分を確認し、「なぜ間違えたのか」という点も可能な限りはっきりさせましょう。
模試を受けた後の復習は、以下の武田塾チャンネルの動画を参考にしてみてください!!
↓↓
共通テスト対策と、模試の復習の仕方について話されていますので、要チェックです!
模試の復習方法についてはこちらの記事もチェック!!
判定を見るだけじゃない模試の完全活用 武田塾式復習の方法教えます!
河合共通テストプレの偏差値を志望校選びに活用する
河合センタープレの成績資料発送可能日は12月22日ですから、河合共通テストプレの偏差値が明らかになるのはセンター試験の約3週間前。
「この時点での偏差値はどう見ればいいの???」という疑問の声を受験生からよくいただきます。「本番ではもっと取れる」とみていいのか、「そんなに変わらない」とみたほうがいいのか……
答えはずばり、「本番の点数が『今より下がってしまった場合』『変化なしか少しだけ上下した場合』『今より上がった場合』にあわせてそれぞれ出願校を設定する」です!
ここでは、田無校統括の井関が河合共通テストプレの偏差値を活用したオススメの受験校選びの方法を紹介します!!
滑り止め校:「河合共通テストプレの偏差値-5」で1~2校
滑り止め校は、あなたが受験本番で思うように実力を発揮できなかった場合でも合格できる可能性が高い大学を選びます。
そこで、河合共通テストプレの偏差値から「5」引いた偏差値に相当する大学を1~2校選ぶとちょうどいいでしょう。
実力相応校:「河合共通テストプレの偏差値±2.5」で3~4校
実力相応校は、あなたが受験本番で順当に実力を発揮できた場合に合格できる可能性が高い大学を選びます。
そこで、河合共通テストプレの偏差値から「±2.5」の範囲の偏差値に相当する大学を3~4校選ぶと良いでしょう。私立大学の入試は倍率が上がり厳しい戦いとなる傾向があるので、多めの3~4校としています。
チャレンジ校:「河合共通テストプレの偏差値+5」で1~2校
チャレンジ校は、あなたが受験本番まで死に物狂いで勉強して急激に実力を押し上げたり、本番で覚醒して予想以上の力を発揮した時に合格できる可能性がある大学を選びます。そこで、河合共通テストプレの偏差値に「5」足した偏差値に相当する大学を1~2校選ぶと良いでしょう。(河合共テストプレで体調不良等により大失敗してしまった場合などを除き、河合共通テストプレ実施日からセンター試験までの2カ月弱で伸ばせる偏差値は高くて5か6くらいではないか……という校舎長の経験に基づいています)
場合によっては5以上足した偏差値の「超チャレンジ校」を受験することも考えられますが、その際は「実力相応校」「滑り止め校」もあわせてよく検討し、超チャレンジ校に合格できなかった場合の備えを万全にしましょう。
例えばあなたの河合共通テストプレでの偏差値が「62」なら、偏差値57程度の大学を1~2校、偏差値59.5~64.5程度の大学を3~4校、偏差値67程度の大学を1~2校……といった具合で出願すると、バランスのいい出願とすることができるでしょう。
反対に、「偏差値の足し算引き算で志望校を決めたくない!! 俺はA大学のB学部じゃないと絶対に嫌だ!!!」という受験生のキミは、河合センタープレの偏差値をできれば「実力相応校」以上、最低でも「チャレンジ校」の範囲に収められるように死に物狂いで勉強しよう!!
大丈夫だキミならできる!!
予想問題パックで共通テスト対策をさらに進める
河合共通テストプレの成績が届いて自分の立ち位置が分かったら、いよいよ共通テスト対策を仕上げていくことになります。その前に駿台予備校が実施している「大学入試共通テストプレ」を受ける場合もあると思いますが、その場合でも対策はそう大きく変わりません。
全統プレで解かずにとっておいた「各予備校の出している実践模試」と、毎年予備校などが販売している「予想問題パック」を入手し、実戦形式での演習を進めていきましょう。
ただし、河合塾と駿台の出している実践問題集に関しては「センター形式のもの」の流用も見受けられます。なので、共通テスト試験の演習としてはあまり頼りにならないことがあります。解く場合は「こんな問題が出題されることもあるかもな」程度の姿勢で取り組み、出題傾向の対策には共通テスト形式の問題集や予想問題パックを活用しましょう。
おわりに 共通テスト対策は早さが命
共通テストは記述試験とは出題形式や問題の傾向が異なるため、各教科の基礎がしっかり固まった直後は思うように点数を取れないことがあります。つまり、基礎を固めたうえである程度形式に慣れて初めて、あなたの実力をしっかり発揮することができるのです。特に今年は共通テスト形式初年度であるため、問題のレベルも読めません。
したがって、本番直前になって共通テスト試験の形式に慣れていない状態からスタートすると、まず共通テスト形式に慣れるところから始めなくてはならず、かなりのタイムロスを生んでしまいます。
ですから、河合共通テストプレに向けて共通テスト形式の演習を本格的にスタートし、共通テスト直前期の勉強時間を「共通テストの形式に慣れる」ことではなく、「共通テストの実践模試をガリガリ解いてひたすら点数を伸ばす」ことに費やせるようにすることで、共通テスト本番でいい結果を出すことができるのです!!
この記事を読んで「自分は共通テスト対策がまだだな……」と思った人は、「各教科の基礎が固まっているか」というところの確認から早速始めてみましょう!!
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武田塾田無校 浪人生活を徹底レビュー
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