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明治大学 から海外大学再受験!!海外大学の入試対策とカリキュラム 明かされるイギリスのエグいキャンパス事情!?|武田塾田無校

明治大学 から海外大学再受験!!海外大学の入試対策とカリキュラム 明かされるイギリスのエグいキャンパス事情!?

海外進学 を検討したいけど、情報が少なすぎる! どうやったら行けるのかわからないし、海外でのキャンパスライフなんて想像がつかない……

 

 

みなさんこんにちは! 武田塾田無校です!

前回の記事では井関先生の武田塾チャンネル出演動画「偏差値31から明治大学逆転合格 合格の鍵は「暗記」必ずその日に出題範囲を100%に」を紹介させていただきましたが、今回は第二弾です!

 

――前回のあらすじ――

模試で偏差値31を叩き出し、予備校に通ってもなかなか結果が出なかった井関少年は、武田塾に通うことで勉強に目覚める。偏差値の上昇はまさに鯉の滝登りのごとく、明治大学に現役逆転合格を果たす!――

――今回のあらすじ――

明治大学に入学した井関青年だったが、彼はさらなる向上を欲していた。向上心の鬼と化した井関青年は、国際開発学を学ぶべく、イギリスの名門校イーストアングリア大学の門を叩く。――

!注意! テキストは基本的に動画からの書き起こしですが、文章として読みやすくしたり簡潔にするために、趣旨を変えない範囲で改変しています。それに加えて、筆者がちょくちょくコメントをします。

 

井関先生と中森先生の感慨深い同席

中森「武田塾教務部長の中森です」

井関「武田塾田無校校舎長の井関です」

中森「いやあー、井関先生とこんなふうに同席することになるとはね」

井関「そうですねー」

中森「塾生当時からずっと一緒の校舎にいたので」

井関「感慨深いものがありますね」

 

※井関先生が武田塾生だったころから中森先生は武田塾の教務主任をしていて、教務チェックを受けたりしていたそう。井関先生が武田塾の講師として働くべく面接を受けた時の面接官も中森先生、大学生講師としての井関先生の上司も中森先生……と、なかなか縁が深い二人なのです。こういうのってステキですよね!!

 

中森「ええ、感慨深いものがありますけれども……前回、高田先生と大学に受かるまでの話はしたと思うんですけれども、そのとき「異色の経歴」ということを話したと思うんですよね」

井関「そうですね」

明治大学から海外大学再受験! その動機は?

中森「井関先生といえばもう、『海外の大学に入りなおした』というですね(笑)」

井関「はい(笑)」

中森「二年生の時でしたっけ?」

井関「そうですね、はい」

中森「二年の時に、海外の大学に受けなおして、どこの大学でしたか?」

井関「イーストアングリア大学という、イギリスにある大学に……」

イーストアングリア大学に進学

中森「イギリスの国立ですよね」

井関「はい」

中森「それで、色々学んで卒業して、日本に戻ってきて、武田塾の校舎長をやっているというなかなかすごい経歴ですけども、なんでまたその……海外の大学を受けようと思ったんですか?」

井関「高校生の時に武田塾で早稲田大学を目指していたので、早稲田に入った自分を超えたい!という欲が」

中森「なるほどなるほど」

井関「まず思いついた方法が、留学をするという方法でした」

中森「はいはいはい」

井関「英語の勉強は一年生の時からちょっとずつやっていました。それで二年生になった時に、自分が学びたい学問が出てきて、この学問をどこで深く学ぶことが出来るか、というのを調べていったら、イーストアングリア大学がその学問の発祥の地だったんですね」

 

※井関先生が大学二年のときに興味を持ったのは「国際開発学」という学問です。国際開発関連では、最近「持続可能な開発」などの用語を耳にしますよね。

 

中森「おおー、なるほど……留学ではなくて完全に『受けなおし』という形をとったんですよね?」

井関「そうですね」

中森「そうしようと思ったのはなんでなんですか?」

井関「最初は、自分のゼミの教授に『(イーストアングリアに行くのは)大学院でもいいんじゃない?』って言われたんです。確かに国際開発学って大学院から行く人が多いんです。大学院に行って学んで日本に帰ってきて、大学院で教えるっていうパターンが多くて……だから学部から行った人がほとんどいないんです」

中森「なるほどなるほど」

井関「でも、(国際開発学を)一年間で本当に学べるかっていうのは疑問に思っていたんですよ。だから三年間、基礎からしっかり学んでいった方が良いんじゃないかなって思って、学部から入学することを決めました」

中森「なるほど……じゃあ、それを志したのは二年生のころですか?」

井関「そうですね……二年生の春からだったと思います」

中森「実際に(イーストアングリアの)入試を受けたのは?」

井関「大学二年の8月から10月ですかね」

 

海外大学の入試ってどんな感じなの?

中森「なるほど、では、やっぱり皆さん気になるのは『海外の入試ってどうなの?』ってことですよね。とくにイギリスの入試はどういうものがあるんですか?」

井関「日本から受ける方法は一つしかなくて、まず、あっせん会社を通した方が受けやすいです。受験に必要なのは『英語』と『志望動機書』この二点だけです。英語に関しては資格が必要で、TOFELとかIELTSの基準スコアを満たせれば英語は合格になります」

中森「なるほど」

井関「そうすると残るのが志望動機書なので、これで良い志望動機書を書くことが出来れば、それで大学には合格できます」

中森「じゃあけっこうその、入試制度という意味では、大学に入るときはそれほど勉強が要求されるわけではないと」

井関「そうですね、英語さえクリアしてしまえば、志望動機書に関しては以前合格した方のテンプレートとかがありますので、そこまで志望動機書は難しくないです」

中森「ふんふん、ちなみに英語の試験は最終的に何で突破したんですか?」

井関「僕はTOFELで突破しました」

中森「スコアはちなみに」

井関「90点でした」

 

※TOFELスコアは120点満点です!TOEIC(990点満点)に感覚を引っ張られて「低っ!」と思ってしまわないように!!

 

中森「おお~~、これTOFELの満点とか難易度とか知らないと分からないと思いますけど、90点って結構すごいですよ。実際かなり難しいですね」

 

※そうなんです!

 

イーストアングリア大学のキャンパスライフその① 留年の危機と隣り合わせ!?

中森「で、あっちの大学に入ってみて、海外の大学といえば入るのは楽だけど卒業するのはエグいって言うイメージがすごい強いんですけど、実際入ってみてどうでした?」

井関「エグかったです(泣)」

中森「エグかったですか(苦笑)」

井関「単位数が日本と全然違うんですよね。日本の大学ってだいたい一科目2単位とか4単位とかだと思うんですけど」

中森「そうですね、何十個もとるようなイメージですよね」

井関「僕が行ったイギリスの大学は、まあ他のイギリスの大学もそうだったんですけど、単位が20とか40単位なんですね」

中森「一つで?」

井関「一つで。」

中森「ってことはこれは一科目がめちゃくちゃ重いってことですね」

井関「そうですね。だから一科目取ると講義とかが週3,4とか入って、ワークショップが1とか2とか入って、ディスカッションとかディベートとかが入ってくるという感じでしたね」

中森「なるほど、高校の授業の英語取るみたいな(週5,6コマ入るような)枠が出てくるわけですね、一個単位取っただけで」

井関「そうです、だから逆に言うと、一単位、一教科でも落としてしまったら留年が確定します

中森「一つ落とすと20単位まるまる落とすってことですよね? エグいなー」

井関「そうですね」

 

※日本の高校生が赤点をとるとたいていの高校の先生は追試や補習などを行ってなんとか進級させようとしますが、(日本でもイギリスでも)大学の先生はそのようなことを一切しません。イーストアングリアで単位を落として留年するのは恐ろしいほどに簡単でしょう。

 

イーストアングリア大学での学びって?? 武田塾にも共通する「わかる」「やってみる」「できる」の3ステップ

中森「で、実際に学ぶ中ではどういう流れで学んでいったんですか?」

井関「進め方としては結構武田塾と似ていて、『わかる』『やってみる』『できる』っていう3ステップで組まれているように僕は感じていましたね」

「わかる」「やってみる」「できる」の3ステップ

中森「はいはい」

井関「というのは一年生のうちは結構講義系の授業が多いんですけど、講義を受けた後でもしっかりエッセイだったりレポートだったり、『やってみる』っていう時間があって、学んだことがしっかり実践できるようになってるかなっていうのを見てくれる大学だったんですよね」

中森「なるほど」

井関「それで二年生とか三年生になってくると、より実践的な科目が増えてきて、実際に業界で活躍されている方たちが大学に来てくれて、『実際の場ではこうやってるんだよ』というのを教わって、『じゃあプロジェクトを自分で立ててみよう』という感じで、模擬プロジェクトとかをやったりしていましたね」

中森「へえー」

井関「その中でも結構面白い科目があって、僕が学びに来た国際開発学っていうのは、海外のNGOで働いたり、国連とかで働いたりする人が学びに来る学問なんですけど、国連の現地のとある団体ですとか、NGO団体とかに自分でアポを取って「働かせてください」「インターンさせてください」「研究させてくださいって言ってその現地に赴いて、1,2年生で学んできたことを実際の場で試すっていうか、そういう科目もある大学でした」

 

ちょっと解説!!

 

イーストアングリア大学の

「わかる」→講義

「やってみる」→エッセイ・レポートへのアウトプット

「できる」→模擬プロジェクト・現地実習

武田塾の

「わかる」→学校の授業・武田塾での特訓

「やってみる」→徹底した自学自習・確認テスト

「できる」→実際に問題が解ける、入試で結果が出せる

 

これは一方が他方を真似した、ということではありません。本当に力が付くような方法論を考えていくと、自然とこの3ステップに集約されていくのです!スキルアップの王道なのです。

「分かる」だけではちょっと物知り顔ができるくらいで、ほとんど何の役にも立ちません。

「やってみる」ことが絶対に必要なのです。それに「できるようになるまで」という条件も必須です。

なぜならどんなスキルも、かけた時間に比例して上がっていくというものではなく、一定の水準を超えて始めて有効なものになるからです

RPGの魔法使いも「徐々に火の玉が撃てるようになっていく」のではなく、「経験値を貯めている間は何の変化もなく、ある時突然火の玉が撃てるようになる」じゃないですか!それと同じです! 

武田塾は手のひらから火の玉が出るようになるまで徹底的にやります!!

話が長くなってしまいました。対談に戻りましょう。

 

中森「井関先生はちなみにそれをやられたんですか?」

井関「はい、やりました」

中森「どこ行ったんですか?」

井関「フィリピンですね」

中森「おお~~、日本からイギリス行ってフィリピンまで行ったと」

井関「そうですね」

中森「そこで結構学んだことっていうのは……例えば結構役に立つなあとか、そういうのはありましたか」

井関「めっっちゃくちゃ役に立ちましたね、はい」

中森「特にどの辺が印象深いな、みたいのはありましたか」

フィリピンでの発見 諸君、学びは贅沢だ!

井関「僕は結構教育系に興味があったので、やっぱり『学校に行きたくても学校に行けない』子どもたちがたくさんいるっていうことがとても印象的でしたね」

中森「学びは贅沢だと!」

学びは贅沢だ

井関「そうですね、もう、授業で寝てる人とかいますけど、それを受けたくても受けられない人たちが世の中にはたくさんいるんだなっていうのが印象に残りました」

中森「なるほど、高校時代に内職ばっかりしてたのちょっと反省しました?(笑)」

井関「そうですね、反省しました(笑)」

中森「今はやっぱり世の中で、日本の大学だけじゃなくて海外の大学も考えなきゃみたいな流れがだんだん強くなってくると思うんですよね、そのとき本当に『どうやって学ぶのか』っていうことが大事になってくるのかなと思いますね。海外の大学だとモチベーションないとかなりきついですよね」

井関「そうですね、きついですね」

イーストアングリア大学のキャンパスライフその② 英国就活事情

中森「いわゆるその、キャンパスライフなんていうものはどうなんですか? なんだかんだ余裕あったよって感じなのか、それともまさに勉強漬けって感じだったのか」

井関「僕は割と勉強漬けでした。キャンパスライフを謳歌している人は一年生から二年生に上がる段階でいなくなってたりとか(笑)」

中森「じゃあ、本当にストイックに勉強したい人が行くような大学だったという感じですかね」

井関「それと、イギリスの学生が頑張るもう一つの理由が、『就活』でして、イギリスの大学って成績によって学生がクラス分けされるんですよ。イギリスってけっこう階級社会だったりするじゃないですか」

中森「そうですね、はい」

井関「ファーストクラスとか、セカンドクラスとかになるんですよね。それで、セカンドクラスの中の下の階級に入ってしまうと、その時点で受けられない会社とかがたくさんあるんですよ」

中森「いわゆる企業のほうからの『お断り案件』みたいなのが」

井関「そうです、もうこの会社受けられません、ってなっちゃうんですよね」

中森「へえー」

井関「だから就活をするという意味でもいい成績を取らないといけないので、頑張る学生は多いですね」

 

※ 日本の大学ではどうなっているのでしょう? 日本の大学では、GPAといって、取った講義全体の平均評定を算出します。企業によってはこのGPAを参照することもあるようですが、イギリスのように「成績が悪くてそもそも受けられない」という事態が発生するような話はまず聞きません。

中森「いわゆる学歴フィルターが本当に如実にあるということなんですね」

井関「あります」

 

※日本の企業は大学や学部での線引き・足切りを明示的には行っていませんが、誰もが「そういうのあるんじゃね?」とうすうす勘づいています。だから「学歴フィルター」という言葉がそこそこの知名度をもって浸透しているのです。イギリスの足切りを聞くと「ええーっ!」と思ってしまうかもしれませんが、むしろハッキリサッパリしてくれるほうがお互い後腐れがないかもしれませんね……

海外大学を検討している生徒たちに一言! 真剣に勉強する環境を手にするということ

中森「いやあ恐ろしいですね……そういったことも海外の大学の特徴としてあるってことですね。もしかすると見ている方の中に海外の大学に行きたいっていうひとがいらっしゃるかもしれないので、井関先生からひとことメッセージとか応援の一言があれば」

井関「海外の大学って難しいっていうイメージがあると思うんですけど、意外と入試自体は簡単に突破できます。実際実は自分の教え子で、武田塾で教えた子も、 海外進学 した人もいますので、高校生からでも 海外進学 を視野に入れて勉強してもいいかなという風に僕は思ってます。真剣に勉強してみたいという方はオススメです」

中森「ぜひ 海外進学 を検討している方は参考にしていただければいかなと思います! はい、今回は以上です!」

井関「ありがとうございました!」

 

インタビューのまとめ!

海外大学への進学はそこまで難しくない!!!

でもキャンパスライフはかなりシビアでストイックで勉強漬け!!

「とことん学びたい」熱意がある高校生は 海外進学 を視野に入れてみよう!!

 

書き起こして記事にしながら、思わず頷いてしまうような濃い対談でした!

大学に行くのは確かな目標ですが、大学に行って何をするかという目標も同じかそれ以上に重要です!

海外進学 に興味がある方もない方も、いま一度「自分は何をしたいんだっけ?」と自分の心に問いかけてみましょう!!

目標があれば道筋が見え、道筋が見えればそれに向けた努力にも熱が入るというもの。

「そもそも目標ってなに?」

「目標はあるけど、全く道筋が見えてきません……」

という声も聞こえてきそうですね。

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