北九州予備校ってどんな塾？
こんにちは！武田塾田無校です！
今回は寮付き予備校の代名詞ともいえる「北九州予備校」について紹介していこうと思います。
Googleのサジェストにも「北九州予備校 厳しい」や「北九州予備校 刑務所」などなかなかやばそうな候補がでてきます。しかしその実態やいかに！？今回はそんな北九州予備校のアピールポイントや評判をまとめてみました！
北九州予備校のアピールポイントは？
タイムカード制
タイムカードを使う制度は最近では他の予備校でも施行されていますが、この「タイムカード制」を一番最初に始めたのは北九州予備校なんだそうです。
さらに、代行防止のために、北九州予備校では元来からの打刻式の年代ものを使用しています。
なんだか80，90年代の予備校のような雰囲気、ノスタルジーを感じますね。
北九州予備校では生徒の「出席」を重視していることがよくわかります。その成果なのか、平成30年度の年間出席率は97.5％を記録しています。
学習状況一覧表
上記のタイムカードなどを基にして、一ヶ月ごとに「毎日どんな授業を受け、何時間勉強をしたか」が記録される「学習状況一覧表」が作られます。
この表を生徒自身が見ることによって、自分がどれだけ勉強したのかを毎月確認することができます。個人的には、この表をモチベーションにしてさらに勉強時間を増やそう、と思えるようになることもメリットだと考えます。
ちなみにホームページでは一例として、この表を使った自宅生と寮生の学習時間の比較がされていました。２つの表を見ると差は明らかで、寮生のものの方が圧倒的に表が黒く染まっていました。わざわざ載せてまでこの差を示しているということは、北予備側も寮を推しているのでしょうか。
クラス・コース制度
北予備では午前と午後で受ける授業の種類が違います。
午前の方は、英・国・数の必修クラスであり、各クラスにチューター（＝クラス担任）が配置されるなど、まさに学校のクラスのようなイメージです。
午後には選択ゼミが設置されています。２学期からは「東大理系」「京大文系」「早慶理科大」「ハイレベル文系」「長大医学部」「熊大文系」などの志望校に合わせた「コース」を受講できます。余談ですがこれらのコースはそれぞれアルファベット２文字であらわされます（例：東大文系＝HT、ハイレベル私立理系＝HW）。この名称を使いこなせれば君も北予備マスター…！？
年間スケジュール
年間の流れとしては１学期→夏期講習→２学期→冬期講習→直前講習会といった具合です。
１学期には入学式や体育大会、２学期には座談会なんてのがあります。なんだか行事だけ見ると学校のような印象をうけます。心身ともに健康な人間をつくりあげようとしているのでしょうか。さすがに修学旅行や文化祭みたいなのはありません（当然ですね）。
寮
北九州予備校が寮制というくらいには有名ですが、実際どのような寮であるのかを知っている人はそこまで多くないでしょう。
まず北予備の寮内では起床・門限・消灯の時間が管理されています。また個別に部屋が用意されているものの、他の人の部屋に入ることは禁止されています。おそらくこれが刑務所などというサジェストがでてくる理由でしょう。
しかし、もちろん部屋のプライバシーは守られており、刑務所みたいに24時間監視されているなんてことはありません。設備も冷暖房、トイレ、バス、本棚、ミニキッチンなどが用意されており、独房のような部屋ではなくビジネスホテルの一室のような感じです。
起床時間は7：00、門限は18：30、消灯は23：30と常識の範囲内です。
携帯電話や漫画などは禁止で、部屋の中にテレビやPCすらないので、娯楽はないといっていいでしょう。そこは確かにつらいかもしれません。
夜の必修自習なんてものもあり、夜に自習室に集まって３時間ほど勉強させられるんだとか…。
一応８月下旬に寮生帰省期間という期間が設けられおり、１年間ずっと寮にいるというわけではないようです。
VOD
VOD（ビデオ・オン・デマンド）が北予備には存在し、見たい講義をオーダーメイドでタブレットを通じて受講できます。
受けることができる授業はHPから確認でき、分野別基礎講座から志望校別対策講座まで様々なレベルがありました。
また、さきほど紹介した「夜自習」の時間に見直しVODを受講することもできるようです。病気などで授業を欠席したときに、また先生の話聞き逃したとき、この「見直しVOD」が使えるということです。
北九州予備校の評判は？厳しい？？
寮などの環境管理体制についてはやはり「厳しい」という意見が多く目立ちました。「勉強したい人にとっては理想の環境ではあるが、多くの人にとってはつらい」といった感じでしょうか。
他方、講師の質やカリキュラムについての評判はかなりよく、アドバイスや質問対応なども適切に行ってくれていたなどの声もありました。
北予備のHPなどではあまり自習を売りにしている印象は受けなかったのですが、口コミでは「授業よりも自習の時間が多く感じた」「自習室は皆が勉強しているから刺激にもなる」など、自習環境の充実度の評価も高いようです。
料金体系について
浪人生が北九州予備校に一年間通うと、入学金・北予備メソッド費・授業料などを合わせておおむね年間約70万円～80万円強の費用がかかるようです。HPには料金体系が記載されていなかったので、複数のWEBサイトを参考にしました。「国公立理系」「国公立文系」などの志望別のコースによって授業料が変動するので、詳細な金額は北九州予備校にお問い合わせください。
また、上の料金に加えて夏期講習などの講習費、入寮する場合は寮費が別途発生します。
！他にも寮が設置されている予備校は複数あります！
寮が設置された予備校＆田無駅周辺の寮を紹介します！
結局、北九州予備校ってどんな人向け？
「教室に生徒を集めて講師が授業をする」という昔ながらのスタイルの予備校ですので、高校の授業に比較的ついていくことができていた人は成績を伸ばしやすいと思われますが、「これまで授業を受けても全く理解できなかった、伸びなかった」という人が巻き返しを狙うには相応の努力と工夫が要求されるかもしれません。また、「受験は団体戦」という姿勢を前面に押し出した指導に対しては「よし、頑張るぞ！」と感じる人もいれば、「そういうノリはちょっと苦手……」と感じる人もいるでしょう。
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