「暗記がどうしても苦手なんだよなあ…」「頑張っているけど、あまりたくさん覚えられない…」
こんな悩みを抱えている受験生はいませんか?
そんな皆さんの悩みに武田塾玉名校がお答えします!
今回の記事では、英単語を1週間で1,000個覚える方法を大公開します。どんな偏差値に関わらず効率よく英単語を覚えられるようになる上、他の科目にも応用できる方法です。
きっと暗記に悩んでいる皆さんの役に立つと思いますので、ぜひ参考にしてくださいね。また、内容は武田塾YouTubeチャンネルでも確認できます。勉強の合間や移動時間に、ぜひご覧ください!
英単語を1,000語覚える方法とは?
それではここから、1週間で1,000個英単語を覚える方法を紹介していきます。この方法には、以下のようなステップで進めていきます。
- わかる単語とわからない単語を分ける
- 10個ずつに分けて100個覚える
- 毎日2時間の勉強で1,000語の暗記!
これから、それぞれのステップについて詳しく説明していきます。ぜひ実践してみてください!
わかる単語とわからない単語を分ける
まずは使用している英単語帳の中から、わかる単語とわからない単語に分けていきましょう。
赤シートなどを使って、英単語に対してその訳をパッと答えられなければ「できない単語」です。ここは自分に厳しく、テキパキとやりましょう。
次に、できない単語として分けたものから、100個集めてノートに書き出していきます。
1行に、まずチェックボックスを2つ書き、その横に英単語、日本語訳の順で書き込んでいきます。日本語訳の横はテスト用空欄として2回分単語が書き込めるように空けておきましょう。
(例)
ここまで10分くらいで、とにかくテキパキと行いましょう。
10個ずつに分けて100個覚える
英単語100個をノートに書き出したら、これらを10単語ずつ、10個のグループに分けましょう。
(例)1〜10単語目はグループ1、11〜20単語目はグループ2…
そして、グループ1から順に覚えてテストをしていきます。間違えた単語は単語横のチェックボックスにチェックを入れ、何回間違えたのか確認できるようにしましょう。
(例)
グループ1を覚えたらグループ2、それを覚えたらグループ3…といった具合でグループ5まで覚えていきましょう。グループ5まで覚えたら、1〜50単語目までを一度にテストしてみて、きちんと暗記できているか確認・覚え直しをします。
グループ6〜10についても同様にテストを行い、それが出来れば100単語を全て一度にテスト・覚え直しを行います。この方法を取ることで、100個全てが完璧に覚えられます。
1,000分で1,000単語暗記!1日150分の勉強でOK
1グループの暗記は、5分ほどで行いましょう。全体10グループ覚えるのに必要な時間としては、前半の5グループで計25分、5グループまとめてのテストで10分、それが後半分もあるため35分×2で計70分です。
最初の単語を書き出す作業と最後の100単語テストにそれぞれ10分ずつかかるため、100単語覚えるのに必要な時間は合計して約95分となります。つまり、1単語1分弱、1,000個の単語なら1,000分で覚えられることになります!
1週間に1,000語覚えようと思うと、1日あたりに覚えるべき単語数は143語。
つまり、多く見積もっても1日150分ほど勉強すれば、1週間で1,000語の暗記をすることができるというわけですね!
また、ここまでをまとめたものを武田塾YouTubeチャンネルで紹介しています。
文章でイメージしにくかった人は、こちらもチェックしてみてください。
「動画を見ても覚え方がよくわからない…」という方はぜひ武田塾へご相談ください!
英単語1,000語覚えるメリットは?
ここまで英単語の暗記方法について説明してきましたが、英単語を1,000語覚えるメリットはどのようなことが挙げられるのでしょうか?
英単語を覚えることの利点としては、以下のようなことが挙げられます。
- 長文読解で有利になる
- わからない問題が減る
ここからは、これらの利点について詳しく説明していきます。
長文読解で有利に
英単語を覚える最大のメリットは、長文読解で有利になるということです。
長文問題は、単語・文法・語法をきちんと総合的に理解しなければ解けません。このうち1つでも足りないことがあると、満足な点数を得ることは難しくなります。
しかし、単語さえ分かっていれば、他の2つが分からなくても文の意味をある程度推測することができます。難しい文章であってもある程度戦うことができるため、長文読解に対して有利になります。
リスニング・文法問題でも有利に!
単語を覚えることで有利になるのは、長文読解だけではありません。長文読解ほどではありませんがリスニングや文法問題でも、単語を覚えることで有利に点数を取ることができます。
リスニングや文法問題に出てくる単語は、易しい単語が多いです。そのため、たくさん単語を覚えていることで有利に働く場面は多くはありませんが、単語を知らないことによるミスを減らすことが可能です。
単語を覚えることは、英語で点数を取る上で良いことずくめですね!
他の暗記科目にも応用可能!
ここまで英単語の暗記方法を紹介してきましたが、この方法は他の暗記科目に応用することも可能です。
その一例を、ここから紹介していきます。
年号や化学記号などでもOK
この暗記方法は、年号や化学記号に対しても応用することができます。先述したやり方と同じ要領で、グループ分けとテスト、覚え直しを行いましょう。
英単語だった部分が年号や化学記号に変わるだけなので、一度やり方をマスターしてしまえば様々なことに応用することができます。
やり方を知れば1週間で変わる!
今回の記事では、英単語を1週間で1,000個覚える方法を紹介しました。
覚えるだけで強力な武器になる英単語、たくさん覚えておくに越したことはありません。
また、この方法は他の教科にも応用することができます。加えて、武田塾玉名校では暗記もの以外にも様々な分野の効率的な勉強法を教えています。英単語や他の暗記科目を勉強するにあたって行き詰まったら、いつでも頼ってくださいね!