皆さんこんにちは!
都営三田線・浅草線の三田駅から徒歩4分、J R田町駅から徒歩5分、港区三田の予備校 武田塾田町校です!
最近暖かい日が増えてきましたね!定期テストも間近でワクワクも不安もあることでしょう…!皆さんにとって良いスタートを切れるよう願っています。
さて、今回は中学二年生向けの高校受験についてのお話です!といっても1・3年生にとっても過去問に向き合うのに良いヒントになるかもしれないのでぜひ中学生の皆さんは参考にしてみてください!
また、今回の内容は武田塾の公式のチャンネルでもお話ししているのでぜひこちらも合わせてご覧ください!
はじめに
過去問を見るには早すぎる?
皆さん過去問演習はいつやるべきものだと思いますか?きっと、最後に試験前の仕上げの時だけに使うものだと考えている方が大多数かと思います。ですから、「中学二年生が過去問を見ても解けないし、意味がないのではないか?」「まだ早すぎる」と思うかもしれませんね。
過去問を今から使う理由
ではなぜ今回中学二年生の時期に過去問をみよう!とお勧めしているのかというと、バリバリ今から解いてみようというのではなく、自分が1年後にどんな問題を入試で解かなくてはいけないのか?どれくらいのレベルが求められているのか?自分が入試までにどの科目をどこまで仕上げていく必要があるのか、というのを早めに計っておくことが過去問を今見る目的なのです。
自分が達成すべき目標、ゴールを意識し普段の勉強とつなげていけるように自身で設定を行えるように過去問を使用するのです。
普段自分たちが行っている定期テストや実力テストとは大幅に違うことも出てくるでしょう。それを体感し、目指すゴールをはっきりさせることで普段の勉強の質も変わっていくのです。百聞は一見に如かずです。一度自身の志望校の入試問題を解いてみましょう!!
入試は定期テストとは全然違う!
先程も述べたとおり、入試と学校で行われるテストは大きく違います。難易度も違えば出題範囲も大きく変わります。
でも、学校で習う内容しかでないなら学校のテストがきちんと出来ていれば入試も解けるんじゃないの?と思いませんか?どのように学校のテストと異なってくるのかは各学校によって異なりますが、ざっくりとこういう違いがあるよというのを少し説明しようと思います。
入試と定期テストの違い
そもそも定期テストは範囲が狭いことが多いと思います。普段の授業で扱った問題がほぼ同じような形で出たり、やらなくてはいけない箇所が明確になっているため点数が基本的には稼ぎやすくなっているのが定期テストです。
しかし、入試問題になると初めてみる問題が広範囲で出題されます。
例えば英語なら初めてみる長文が出る、見たことないアプローチの数学の問題がでる等の問題が山ほどあります。このような初見の問題を想定してどのように対策していけばいいのかというのが必要になってくるのが入試です。
必要な知識は丸暗記でいいのか、内容をきちんと理解していなくてはいけないのか、独自の問題を制作し出題する学校もあるので、そういった問題が出るのか、考え方は比較的決まったものが多いのか、毎回全然違うのか等そういった細かいことも入試問題ではチェックをしておく必要があります。学校によって傾向もすべき対策もバラバラです。
どうでしょうか?定期テストと入試問題で出題傾向がだいぶ違うことが問題を実際に見なくても少し体感したのではないでしょうか?
都立入試の特徴
自分で全部分析するのは難しい…?
これまでのお話で皆さん定期テストと入試が全然違うことは分かっていただけましたね?
でも、自分だけで全ての科目を解いて見て、かつ分析したり自分の勉強に何を取り入れていくのか一から考えなきゃいけないのは難しく感じてしまうかもしれません。そこで、都立入試の特徴を各科目ごとにご紹介します!これらを参考にして、自分の1年はどのような勉強を取り入れるかを考えてみてください!
各科目の特徴
英語
初見の長文が多く出題されます。記述問題も多く、学校によっては小論文が出題されるところもあります。
書く練習をしておくことが必要な問題どれくらいあるのか、どれくらいの量をどれくらいのレベルで書き上げる必要があるのか、和訳がメインなのか等記述の傾向があればそこを要チェックしておきましょう。(例:メールの返事を3文書く→日常の会話の英語を英作できるように、どういう表現を読み解けるようにしておく必要があるのか?等を考える)
また記述というのは一朝一夕にできるようになるものではありません。もし記述の練習が必要なら、3年生までに普段の英語の勉強の時にどういった勉強をプラスしたらいいのかを考え練習するようにしてみましょう。
数学
公式を覚えて計算や問題を解く小問が出題され、共通問題も独自に問題を制作する学校でもここの配点は大きいです。まずはここで点数を稼げるように基本的な数学の計算はスピーディーかつ正確にできるように練習しましょう。
また、それ以外ではどのように考えたらいいのかというのを自分で導いて行かなくてはならないような考え方を問う問題というのが出題されます。どのような分野の問題で思考力が問われるのか、どのような考え方をしたら解けるのか、どこまでその分野の内容を理解しておく必要があるのかといったことを意識して普段の勉強に取り入れてみましょう。
図形の証明問題はよく出ているので図形の基本的なことは確実に理解したり、暗記をし、その知識を様々なパターンの問題で扱う練習が必要になります。
国語
記述問題も多く、中には小論文が出題されるところもあります。
漢字の暗記がどれくらい必要なのか、どのような文章が使われる傾向にあるのか(小説は出てないけど、論説文は毎年でてる等)、何を記述させる問題が出てくるのかというのを注意して見てみましょう。
配点がどれくらいの割合なのかを過去問数年分を確認して確実に取りにいけるところを(暗記の分野)とれるようにしましょう。
理科
各分野の基本的な知識で解ける問題と考えさせる問題が出てきます。
公式を覚えているだけで解ける小問問題の配点が大きいので確実にとれるように基礎の知識は分野問わず必須といえるでしょう。
また考えさせられる問題は何をどのように考えるのか、考え方を問う問題も出題されます。電池やイオン、中和のしくみの出題が出やすい傾向があるので、そこに関する理解をしてどのように聞かれても大丈夫なようにしておくといいでしょう。
社会
暗記だけではなく、知識があってかつ読み解く問題が出題されます。
地図や表といった問題で提示される資料を読み取ったり特徴を理解しておく練習をしておくと良いでしょう。また、分野を超えて問われる問題も出題されています。基礎の知識を身につけるのと、どこの分野でどのような関係があるのか丸暗記だけではなく理解しておく必要があります。
終わりに
いかがでしたか?入試本番を意識して、普段の勉強や行われるテストにどのように還元していけば良いのか掴めたでしょうか?
これらのことを参考にしていただき、皆さんの入試本番が良いものになればと願っております!
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