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【高校国語・古文の勉強法】古典文法の暗記のポイント

 

はじめに!

ブログをご覧の皆さんこんにちは!都営三田線・浅草線 三田駅から徒歩4分,JR田町駅から徒歩5分、武田塾田町校です!

 

高校生の皆さん!古文の受験勉強は本格的に始めましたか??

共通試験でも非常に重要となってくる古文。

文系の皆さんはもちろんのこと、理系の皆さんにとっても古文を得点できるかどうかは合格の大きな分かれ目となっています。

古文の長文読解にあたり、重要なのが「文法」の理解です

英語で考えてみてください、仮定法や分詞構文の作り方や訳し方を知らないと読めませんよね?

これは古文でも同じです!助動詞などの文法を頭に入れておかないと長文を訳せず得点を大きく落としてしまいます。

にもかかわらず!受験生の皆さんの中には文法の理解が浅いまま本番を迎えてしまう人がいます・・・

 

・古文は単語をおぼえていればなんとかなる!と考えている

・なぜか古文の得点が伸びていかない

・古文の勉強なにをしたらいいかわからない

・最小限の努力で古文の力をつけていきたい

 

1つでも当てはまればぜひ今回の記事をご覧ください!

文法の勉強の仕方がわかり、必ず古文の得点アップにつながります。

 

また、今回の記事の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでも解説されていますので、そちらもぜひご覧ください!

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古典文法の中で最も重要なものとは!?

古文の長文読解で必須となる古典文法の知識。

その中で最も基本的であり最も重要なのが「助動詞」の理解です!!

助動詞は数が多い上に意味が多様なので、できる限り避けたい・・と考える受験生の方もいらっしゃるかと思います。

しかし、助動詞の理解こそが長文読解の鍵です。

助動詞を正確に識別することが文脈の正確な理解につながります。

古文において助動詞から逃れることはできません。必要なことを正しく覚えていきましょう!

 

助動詞の完全攻略の方法!

助動詞を完全攻略するには以下の4つをマスターする必要があります

助動詞の意味

助動詞の接続

助動詞の活用

助動詞の意味の使い分け

 

意味・接続・活用については助動詞の一覧表に掲載されているので何かは理解できると思います。ここで重要なのは「助動詞の意味の使い分け」です!これを暗記していないと意味・接続・活用を覚えたことが無駄になってしまうので注意してください。

助動詞の意味の使いわけとは?

一つの助動詞の中でも複数個の意味があるのがほとんどです。

複数個の意味の中でどれを用いるのか、それを把握するのが「助動詞の意味の使い分け」を学ぶということです

例えば助動詞の「る」「らる」。この意味は受け身・尊敬・自発・可能の4つです。

「る」「らる」には受け身と尊敬と自発と可能がある!とだけ覚えていてもどれで訳せば良いのかがわからない。それでは正確な読解は不可能ですよね。

実際に本文中で「る」「らる」をみたときに、これは受け身だな、これは可能だな、と意味を見分けることが必要です。

打ち消しの言葉と「る」「らる」がセットであるならば可能。

敬意の対象として上の人がいるならば尊敬。など、意味の使い分けのポイントは参考書に書いてあります!

これを受験生の皆さんは見逃しがちです。しかし意味の使い分けをないがしろにしてしまうと雑に使い分けをしてしまい、フィーリング任せになり本文の理解が中途半端になってしまします

古文は確かにフィーリングで読解できる部分も存在します。

しかし古典文法に関してはとてもロジカルな学問であり、数学に近い公式が存在します。

古典文法をマスターするには助動詞の意味の使い分けが重要です。しっかりと覚えましょう!

助動詞の識別も重要!!

意味の使い分けの次に重要なのが「識別」です!

文法の識別とは、同じ言葉でもどの文法が用いられているのかを的確に見分ける力です。

例えば「なむ」が本文中にでてきたときには文法的解釈として3つの選択肢があります

①終助詞「なむ」

②係助詞「なむ」

③完了・強意の助動詞「ぬ」の未然形+推量・意思の助動詞「む」

同じ「なむ」でも意味が全く異なってきます。

見極めと判断するポイントはもちろん参考書に書いてあります!

受験生の皆さんは今すぐにこの3つの識別方法を答えられるでしょうか?

ぜひチャレンジしてみてくださいね。

識別ができてはじめて古典文法に関して一人前です。

 

いきなり完璧にしなくても大丈夫!

識別はかなり量があり、一回見ただけで覚えるのは至難の業です。

一度目を通して識別方法を知った上で何度も練習を繰り返しましょう!

「なむ」を見かけるたびに識別する癖をつけることで使いこなせるようになります!

 

古典文法ができるおすすめ参考書

「古典文法 スピード・インプット」「富井の古典文法をはじめからていねいに」

助動詞の意味の使い分けや識別がマスターできる参考書をご紹介します!

実際に手に取って開いてみて、自分に合ったものを選択しましょう!

 

<古典文法が勉強できる参考書>

「古典文法 スピード・インプット」

「ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル」

 

<古典文法が勉強できる講義系参考書>

「富井の古典文法をはじめからていねいに」

「望月光 古典文法 講義の実況中継」

まとめ

今回は古典文法の勉強に関する重要ポイントをご紹介しました。

重要点

・助動詞の攻略には「意味・接続・活用・使い分け」の4つをマスターする必要がある

・4つをマスターした後は識別の練習をする

ことです!

 

古典に関しては特にフィーリングで解いて満足する受験生が多い科目です。この文章がどういう訳になるのか、それが気になることも確かに大切です。

しかしそれ以上になぜその訳になるのか、自分には訳すための知識が足りていないのではないか、と考えることが成長につながります。

①実際に初めて見る文章で古典文法をロジカルに意味を推測できるように助動詞のポイント4つを暗記する!

識別をマスターしてロジカルに攻略できるようになる!

特に古文が苦手な人は、すべてを最初から完璧にしようとせずに頻出度が高い部分を押さえる!

 

この2点を意識するだけで古文の見え方がかなり変わってきます。

古典文法以外にも敬語もなども最終的には押さえて、古文を得点源の科目にしましょう!

 

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