前期は成績が大幅アップするといわれている反面、受験本番が近づいているため焦り、不安を抱えてメンタルを崩しやすい時期でもあります。
直前期が大切な理由とどういう姿勢で、何をすればいいのか解説します。
現役生の直前期について
現役生にとって直前期はこれまでの勉強成果が出やすく重要だという話はよく耳にします。
最後の追い込みに向けてモチベーションを上げるために言っているんだろうと思う人もいるかもしれません。
しかし、きちんとした理由があります。
そもそも、直前期とはいつをさしているのでしょうか。
明確に定義されているわけではありませんが、10、11月の模試が終わった後、12~翌2月の2学期終盤から3学期を「直前期」というのが一般的です。
直前期に伸びる3つの理由
現役生がこの直前期に成績が伸びる理由は、3つ考えられます。
まずは積み重ねてきた基礎学力が身につき、理解度が増すことで成績向上に結びつきやすいという点です。
すべてのスポーツには基礎筋力が必須であり、素晴らしい絵を描くためには基礎となるデッサン力が不可欠なように、受験も例外ではありません。
次に、勉強が習慣になっていることです。
これまで定期試験以外の勉強、いわゆる自学自習をしていなかったとしても、受験に備えることで「日常的に勉強する」ことへの抵抗感や拒否反応はなくなっているはずです。
むしろ、当たり前になっているでしょう。
そして、受験に専念できることです。
現役生は受験生であると同時に高校生でもあります。
当然、部活や学校の行事など高校生活と受験を両立させなくてはなりません。
3年生は文化祭をはじめとする行事や定期試験が終わると授業数が少なくなり、受験勉強に使える時間がぐっと増えます。
基礎学力がつき成長しやすいタイミングであり、習慣化した勉強に対して自由に時間を使えるという3つのポイントが、直前期に伸びると言われる理由です。
どんなに時間があっても、勉強に対して拒否反応を持っていては集中するのは難しく、基礎がなければ成績向上は望めません。
現役生が直前期にすべきこと、避けること
直前期が重要なことがわかっても、何をしたほうがいいのか、逆にしてはいけないことはあるのか、具体的にピンとこない人も少なくないでしょう。
受験への取り組みは個々によって異なりますが、ここでは、一般的に直前期にすべき、したほうがいいこと、避けたほうがいいことなどを解説します。
計画を立てて、実践力を重視する
今までよりも受験に時間を費やせることもあり、目いっぱい詰め込みたくなりますが、闇雲に時間をかければいいというわけではありません。
特に2021年にこれまでのセンター試験から大学入学共通テストへと変わっており、知識、技能だけでなく判断力や思考力、表現力も問われることになります。
時間が自由になるからこそ、自分に合った学習計画を立てましょう。
苦手な問題を復習し、どこが引っかかるのか、なぜ解けないのかを考え、理解することで、暗記や知識ではない実践力を鍛えられます。
受験は全科目完璧にする必要はありません。
苦手な科目、得意な科目、それぞれに優先順位をつけて、満遍なく勉強することが大切です。
国公立か私立かというだけでなく、大学や志望する学科によって伸ばすべき方向は異なるため、合格ラインを見据えた学習計画は自分に合っていなければ無意味です。
自分だけで立てるのではなく、予備校で相談をして客観的に捉えるのも有効です。
いつもと違う勉強は取り入れない
自分に基礎学力がついているのと同様、まわりの学力もアップしています。
むしろ、他の人のほうがより向上しているように感じるかもしれません。
時間もあることから、新しい参考書や勉強法を取り入れてみたくなる時期でもあります。
しかし、直前期に新しい問題集や参考書を取り入れるのは避けたほうがいいでしょう。
新しく始めたことが身につくには一定の時間が必要です。
焦りや不安を感じやすい時期に不要な躓きをしたり、全てやり終えられないことで自信をなくし、さらに不安を増長しかねません。
直前期の生活リズム
いよいよ受験が目前に迫ってきた直前期では勉強面だけでなく、生活においても注意が必要です。
それは、心身の健康維持と朝型の生活に慣れさせることです。
どちらも受験本番に備えるために欠かせません。
せっかく勉強をして準備万端でも受験日に体調を崩したのでは実力を100%出すことはできないのと同じように、精神面を安定させることも重要です。
心と体はつながっているため、メンタルケアも不可欠なのです。
睡眠も重要ポイント
心身の健康と朝型生活には、本番の試験を想定した生活リズムやバランスのとれた食事とともに、睡眠も重要なポイントとなります。
睡眠は疲労回復、修復だけでなく、ストレス解消、情報の整理、記憶定着という役割も果たしているため、健康はもちろん、勉強の面においても看過できません。
しかし、夜型生活に慣れてしまっている場合、明日、早く起きるからといって、いきなり早く寝ようとしてもうまくいかないことがあります。
自分に適した睡眠を確保するために、まずは以下を意識します。
・朝日を浴びてから14~16時間後に眠気を感じる。
・夜間は明るい照明を避け、部屋は白熱灯にする。
・眠る2時間前からは飲食や光の刺激を避け、入浴、ストレッチなどを行う。
日本睡眠教育機構によると、朝日を浴びて約15時間後に睡眠作用を持つホルモンメラトニンが増えるといわれています。
例えば、7時に起床し朝日を浴びたのならば22時頃に眠るのが、体内時計に沿った本来の生活リズムです。
しかし、300ルクス以上の明るい照明を浴び続けたり、スマートフォンやタブレット、パソコンを20時を過ぎても触っていると、光の刺激を受けることでメラトニンの分泌が遅れたり、減少します。
本来は22時に眠くなるはずがズレるため、寝不足になるわけです。
睡眠は朝から始まっているので、逆算して起床時間や入浴などのタイミングを決めましょう。
まとめ
現役生にとって最も学力が伸びる、非常に大切な時期である直前期の過ごし方について解説しました。
勉強の優先順位や計画の立て方、心身のケアを踏まえた生活など、より「自分に合った」方法で過ごす必要があります。
ネットを介してあらゆる情報を入手できるからこそ、今の自分に必要なものを理解し、マネージメントした「自学自習」が求められます。
武田塾は画一化された授業ではなく、個に寄り添い、最も適した学習計画やサポートを行っています。
今、やらなければならないことを明確にしていくことで、マネージメント能力も鍛えられます。ぜひ、一度、ご相談ください。
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